玉木宏、柳楽優弥との共演で刺激「すごく内に秘めた強い闘志を感じながら演じていました」
玉木宏が5月26日、東京・浅草で開催された映画「HOKUSAI」公開直前ヒット祈願報告会イベントに、柳楽優弥、田中泯、永山瑛太、瀧本美織、橋本一監督と共に登壇した。
同作は、その人生に関する資料がほとんど残されていない葛飾北斎の生涯を、史実や作品が生まれた年代などをつなぎ合わせて生まれたオリジナルストーリー。今までほとんど語られることのなかった青年時代や、何があっても絶対に諦めず、90歳の生涯で3万点以上もの作品を描き切った絵師・北斎の生き様を、170年の時を経てスクリーンで描く。
W主演の柳楽と田中が葛飾北斎の青年期と老年期をそれぞれ演じ、老年期の北斎の盟友・柳亭種彦を永山、ライバルとして北斎に立ちはだかる喜多川歌麿を玉木、北斎の妻・コトを瀧本が演じている。
映画は2020年に公開予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で1年延期に。玉木は「僕も映画を見せていただいて、すごく静かなんだけど、強くてパワーのある映画だと思っております」と言い、「ようやく公開できることをうれしい」とニッコリ。
玉木は、美人画の大家である天才浮世絵師・歌麿を演じたが、劇中のことを「今の芸能に通じることがあるような気がして。若き才能がある人たちが集まって、それを取り仕切る芸能事務所のような感じで、アーティストたちが切磋琢磨(せっさたくま)してのし上がっていくのが、すごく重なりました」と言い、「僕が演じた歌麿は、若き北斎に刺激を与えるような人物。撮影時は柳楽君の目がすごく印象的で。すごく内に秘めた強い闘志を感じながら、演じていました」と撮影を回顧した。
さらに劇中では、北斎がどんな困難な状況の中でも「こんな日だからこそ描く」と言い放ち、ただ真っすぐに描き続けていることにちなみ、「こんな日だからこそ、やり遂げたいことを教えてください」という質問も。
玉木は2つあると言い、「本来であれば昨年の今頃公開の映画。ちょうど1年半前に僕の知人が洋服を作っていて、たまたま歌麿の作品がバックプリントされたものを手に入れていて、公開時のイベントで着て行こうと思っていて。結果、1年半後、今日ようやくそれを着てここに来ました」と笑顔で報告。
また、「なかなか地方に行き来ができないですが、つい先日、祖父が100歳を迎えまして。自分の子どもが生まれたこともあり、早く会いに行ける日が来るといいなと。それはやり遂げたいですね」と誓っていた。
◆取材・文・撮影=TAKAMI
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