中村倫也“15年以上嘘をついていたこと”明かす<騙し絵の牙>
2021.03.25 21:47
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映画「騙し絵の牙」(3月26日公開)の公開前夜祭が25日、都内で行われ、主演の大泉洋、共演の松岡茉優、宮沢氷魚、池田エライザ、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、佐藤浩市、メガホンをとった吉田大八監督が登壇。中村が15年以上嘘をついていたことを告白した。
中村倫也“嘘をついていたこと”明かす
本作は、作家・塩田武士氏の話題作で、大泉を主人公にあてがきして表紙モデルにも起用し、2018年本屋大賞にランクインされ注目を集めたベストセラー同名小説を実写映画化したもので、斜陽の出版社を舞台に、仁義なき騙し合いバトルが繰り広げられる。本作のテーマ“登場人物全員嘘をついている”というコピーにちなみ、今までついた嘘のエピソードを尋ねられると、中村は「そんなに嘘を付く側の人間ではないんですけど、身長が168cmだったんですね。でもプロフィールには170cmになっていますね。17、18歳でデビューしているので、15年以上、そのノリで」とぶっちゃけ。
大泉から「けっこうな嘘を付いたね」と突っ込まれると、「先日、生まれて初めて人間ドッグに行ってきたんですけど、170cmありました。これは言霊です」と打ち明けて、会場から拍手をもらった中村だったが「それでもまだチビだぞと思っていらっしゃるんでしょう。今日も前から2番目くらいですもんね」とボヤいた。
これに大泉は「次は172cmくらい言っても大丈夫ですね。そうやって頑張っていけば、最終的に180cmくらいになるかもしれない」とアドバイスされると、中村は「なるほど!それは証明したいですね。言葉の持つ力」と目を輝かせ、「(これからは)172cmと言っていきたいと思います」と笑顔を見せた。
大泉洋、感謝の気持ち語る
本作としては観客を入れてのイベントは今回が初となったが、大泉をはじめ登壇者の面々は「感慨深い」と口々に吐露し、闇を持つ人気ファッションモデルの城島咲役を演じた池田も「久しぶりに私もこの景色を見て圧巻というか、きっと皆さんのいろんな配慮があって今、我々がここに立てていると思うので、感謝の気持ちでいっぱいです」としみじみ。出版社の社長の息子で正体不明な伊庭惟高役を演じる中村は「『ネタバレに気をつけてください』って出る前にすごく言われるんですけど、見てくださった皆さんならわかる通り、ほとんど内容を喋れないので、合間合間に嘘を挟んで、いろんな意味で皆さんを騙しながら舞台挨拶をやろうと思います」と笑顔で挨拶した。
池田エライザ“クセモノ”エピソード明かす
また、クセモノを演じた大泉、松岡、宮沢、池田は、自身のクセがあると思う部分を尋ねられると、大泉は「髪はものすごいクセです。癖っ毛ですからね。臭え毛じゃないですよ」と親父ギャグを飛ばして「びっくりした!」と松岡を驚かせつつ、「性格的には実はあまりクセがないんですけど。意外とさっぱりしてません?私」とポツリ。これに池田は「“クセモノ転がし”みたいなところがあります。クセモノを転がすのが上手だなというイメージがあります」と反応すると、大泉は「妖怪みたいな言い方しますね」と突っ込みつつ、「確かにクセモノは嫌いじゃないですね。うちの劇団のメンバーもクセだらけですから。私自身はもうちょっとクセがほしいくらいで、そう考えると髪くらいですね」とコメント。
“クセモノ転がし”という自覚はあるか追求された大泉は「どうなんでしょうかねえ。ベテランの方とかでも怖がらないかもしれないですね。今回も浩市さんや佐野史郎さんもクセのある方でしたけど」とさりげなく先輩をいじって笑いを誘った。
同じ質問に、池田は「『クセが強いよね』って言われることはないんですけど、最近、自分で気づいて危ないなと思ったのは、仕事が終わって帰るまでが早いんですけど、行きの車で帰りの算段を立てているときがあるんですよ」と打ち明け、「いかにカバンから物を出さずに過ごすかで、帰るスピードって5秒、10秒変わってくるじゃないですか。だから“カバンをここら辺に置いて、ここら辺で車をお願いする?”って考えているんですよ。現場でお会いする皆さんのことは大好きなんですけど、病的に帰りたくて、最後のワンシーンとかはものすごく帰りたいんです。それが矛盾しているところなんですけど、クセがあるところなのかな」と告白して大泉を爆笑させた。
これに松岡が「お家にいるのが好きなの?」と投げかけると、池田は「帰ったらその日はもう出たくないんですよ。直帰が大好きなんです。直帰して、それが昼だろうが、朝だろうが、その日は出ない」と説明。大泉から「『雨が降ってきたので予定していたシーンが撮れません。今日はこれで終わりになります』ってウェルカムな人?」と聞かれると、「イェーイ!ってなるタイプです」とニッコリ。
後日、追撮が控えることになるが「1個喜びをもらえた。プラス1って感覚ですね」といい、大泉も「わかるな。俺もそうだわ」と賛同していた。
しかし、大泉は「ラストシーンで早く帰りたいと思っていたとしたらですよ。吉田監督の組みなんてものすごく最悪だったじゃないですか。ラストシーンなんてそう簡単にOK出ませんからね」と指摘すると、池田は「それ関しては本当にそうですね…」と認めて苦笑。「“終わるかな。終わるかな”って。すごい長かったじゃないですか。(大泉の)クランクアップコメントとかも、またいいことをおっしゃるので…」と大泉にも苦言を呈すると、大泉は「俺のクランクアップコメント、“早く終われや”って思って聞いてたの?」と声を荒らげ、池田が「仕方のない部分だと思って…」と嘆くと、大泉は「俺のクランクアップコメントなんてえらい長いからね。永遠に喋ってるから。今も長いと思っているんだ!」と再び声を荒らげて笑わせた。(modelpress編集部)
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