映画『孤狼の血 LEVEL2』より松坂桃李、鈴木亮平らのメイキング写真解禁「スタッフ、キャストみんなで前作を超えていくんだな」
8月20日(金)に公開される映画「孤狼の血 LEVEL2」より、松坂桃李、鈴木亮平らのメイキング写真が解禁された。
今回、解禁されたのは、広島での撮影現場の様子をとらえた4枚のメイキング写真で、スーツ姿の男たちに向けて拳銃をかまえる松坂や、早乙女太一演じる尾谷組の花田優の口のなかに拳銃を突き刺すアクションシーンに演技をつける白石和彌監督など、真剣な表情の役者陣、緊迫感ただよう現場の様子が収められている。
松坂演じる日岡は、前作の「孤狼の血」で見せた優等生な刑事の顔ではなく、髪をバッサリと切り、裏社会相手でも一歩も引かない、前作での役所広司が演じた大上の跡を継ぐようなワイルドな刑事へとレベルアップしている。演じた松坂自身も、「ついに前作『孤狼の血』のクランクアップ時にガミさん(大上)からいただいて、3年間、御守りのように肌身離さずもっていたライターの出番だ!と思いました」と意気込んでクランクインしたと語り、白石組での撮影については、「白石監督の現場って、ワンシーン、ワンカット、本当にこだわっているので大変なんです(笑)。全スタッフ、全キャストが心血注いでいるからこそ、『スタート!』『カット!』『もう一回!』となると『もう一回かーー』みたいな(笑)。でも『OK!』となったあと、『白石監督、モニター前で、めちゃめちゃ笑ってたらしいよ』という声や、白石監督の笑い声が聞こえると『やってよかった』と心の底から思えるんです。その魅力が、みんなを次のカットもがんばろうと思わせてくれる白石マジック。そこが僕は、白石さんにハマってしまう理由かもしれません」と絶賛のコメントを残している。呉での撮影は、35日間におよんだが、そのどこを切り取っても、熱いドラマがほとばしっていることを感じさせてくれる。
前作の冒頭では、人を殴ることもしなかった日岡が、裏社会の組織の人間に対して拳銃を口に突っ込むまでになり、その風貌やアクションも大幅にパワーアップし、大人しい優等生な刑事から裏社会を治めるべく、強く成長した日岡を見ることができる。
さらに日岡と、その日岡をしたうチンタ(村上虹郎)が一緒に倒れこんでいるシーンや、“悪魔の男”五十子会上林組の組長の上林(鈴木)と対峙する重要なシーンのスチールも公開され、激しいアクションや演技のぶつかりあいを感じさせる。
白石監督から「上林を、日本映画史に残る悪役にしてほしい」との命を受けた鈴木は、現場でも上林組の若手キャストたちを取りまとめるリーダーシップを発揮し、日岡との対面に不敵な笑みで臨む姿は圧巻だ。
前作キャストに加え、新キャストも存在感を見せ、松坂が「撮影しながら、『孤狼の血』のエンタメ性を上書きするような熱量で、スタッフ、キャストみんなで前作を超えていくんだな、と強く思いました」と言うように、一丸となって前作「孤狼の血」を超えようとする思いが感じられる。
大上の遺志を継ぐ日岡、“悪魔の男”上林、そしてその上林組にスパイとして潜り込むチンタ、それぞれの目的のために動く男たちが交錯する時、いったい何が起こるのか、まだ解禁されていないキャストもいるとの情報もあり、続報に期待することができる。
「孤狼の血 LEVEL2」STORY
舞台は前作から3年後。広島の裏社会を収めていた伝説の刑事・大上亡き後、その遺志を受け継いだ若き刑事・日岡秀一。
権力を用い、暴力組織を取り仕切っていた日岡だったが、出所してきたたったひとりの“悪魔”によって、事態は急転していく……。
原作シリーズでは描かれていない、完全オリジナルストーリー。
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