GENERATIONS片寄涼太、ライブ終わりに駆けつける　橋本環奈と“よせかん”結成？＜午前0時、キスしに来てよ＞

「午前0時、キスしに来てよ」

みきもと凜氏の同名少女まんがを実写映画化し、芸能人と一般JKの誰にも言えない秘密の恋を描く同作。国民的スター・綾瀬楓（あやせ・かえで）を片寄、普通の女子高生・日奈々（ひなな）を橋本が演じる。

片寄涼太＆橋本環奈、息ぴったり兄妹漫才風に登場？

舞台挨拶では、舞台上にはスタンドマイクが中央に置かれており「片寄でーす！」「環奈でーす！」「ふたり合わせて」「“よせかん”です！！」と漫才風に元気よく片寄と橋本が登場。すると会場は冒頭から笑いに包まれ、盛り上がりを見せた。

また撮影現場でも「掛け合いが兄妹漫才のよう」「（ふたりとも）笑いに貪欲」と言われていた片寄と橋本。先行上映舞台挨拶後の打ち上げでスタッフたちから提案され、この兄妹漫才風の登場？が実現したと語った。

そして片寄は「無事にライブが終わりまして。（会場から）飛んできましたよ！」と切り出すと、橋本も「これこそスーパースターなんだな！って思いました！」と息ぴったり。さらに片寄が「みなさんに会いに来たよ」と呼びかけると、会場からは黄色い悲鳴が上がった。

片寄涼太、ライブ会場から駆けつける

6日に公開した本作を観ての率直な気持ちを、大阪出身ということで関西弁で求められた片寄。「めちゃくちゃ嬉しいです。ライブがあったことで、地元である大阪で舞台挨拶ができて、特別な気持ちを感じています」と関西弁のイントネーションで語った。

続いて、橋本も今の気持ちを問われると「めちゃくちゃ嬉しいです！」と同じく関西弁でコメント。さらに「（片寄が）京セラドームからまさか間に合うと思っていなかったんです」と明かし「道が渋滞していて、車の中で着替えられたそうなんです。それでもこんなに爽やかな笑顔で王子が舞い降りてきたのですごいなと思います」と片寄を称えた。

実は、当日はGENERATIONS from EXILE TRIBEのライブツアー大阪公演の最終日でライブ会場から駆け付けた片寄。直前までインスタライブで配信していた通り、ギリギリ間に合い、登壇直前に走って駆け付けた。

まさに役柄と同じスーパースターぶりを見せた片寄に、スーパースターを演じる上で、どんなことを意識していたかという質問が飛ぶと「ありのままでいこうかなと思いました」と答え、会場から歓声が上がった。

すると橋本が「いやいやいやツッこんで！ツッこんで！」とここでも兄妹漫才のような掛け合いを披露。さらに片寄は「監督とも色々話し合いながらやらせてもらって、お芝居自体もやりすぎずにとにかく自然に自然にやってくれと言われていたので、それを意識しました」と告白。そして「それと、いままでGENERATIONSとして活動してきた時間、個人としてお芝居に挑戦させていただく時間などすべての時間が、楓という役の役作りになって感慨深い役になりました」と熱く語った。

橋本環奈、役作り語る

また、橋本は「普通の女子高生」役を演じてみてどうだったかという質問に「日奈々と似ている部分があまり無くて、お芝居していて新鮮だなと思う気持ちが大きかったです」と語り「日奈々のとにかくピュアで、綾瀬さんの言動にあたふたしながらもついていこうとする健気さが好きですが、スーパースターとの恋だからこそ、観ている人が日奈々のキャラクターを嫌いにならないようにお芝居したいなと思っていました」と胸の内を明かした。

片寄涼太＆橋本環奈、プライベート明かす

そして、劇中で片寄演じる綾瀬楓が「見ただけでヒップサイズを当てることができるほど、おしりが大好きなおしり星人」という役どころから、2人は何星人か？という問いには、片寄は「僕は“からあげ星”から来てます！からあげ大好きですね。僕のなかではド直球な食べ物です」と話すと会場も納得の様子。

続く橋本は「“そうじ星人”ですかね」と答えると「噂で聞いたところによると、すっごいですよ。使っていないお皿を洗いたくなるそうですよ」と片寄がカットイン。橋本は「そうですね、洗いたくなります。ほこりがかぶってなくても、洗ってピカッとする感じが好きです。あとおうちや楽屋も物がぴしーっと並んでいないと嫌なんです」とそうじと整頓に対して熱弁した。

片寄涼太＆橋本環奈、運命の出会いを振り返る

また、国民的スーパースターと普通の女子高生の、奇跡のような運命の恋を描いた本作から、今までの人生のなかで「これは運命だ！」と感じた出会いについて問われた橋本。「インスタグラムをやってくれているマネージャーが人生の中で運命の出会いでした」と振り返り「本当に家族みたいな感じで、実際一緒に3年間くらい暮らしていましたし、海外や地方の現場にも来てくれて、仕事もプライベートも基本24時間一緒でなんでもわかる仲みたいになっています」と熱く答えた。

そして片寄は「楓という役にこのタイミングで出会えたことも運命だなと思っています。すごく今の自分のタイミングで出会えてよかったなと思います」と楓という役に出会えた喜びを語った。

原作者・みきもと凜氏、片寄涼太＆橋本環奈にサプライズ

最後にサプライズで本作の原作・みきもと凜氏から片寄・橋本宛にメッセージと描き下ろしのイラストが届き、舞台上で初披露。片寄と橋本は「うわー！すごい！！」「めちゃめちゃ嬉しい！！」と大興奮。繊細なイラストに会場からもどよめきが起こった。

そして橋本宛のメッセージには「とびっきりキュートな日奈々をありがとうございました」、片寄宛のメッセージには「寄さんのおかげで、もっと楓が好きになりました、ありがとうございます」と描かれていた。

このサプライズに橋本は「本当に嬉しいです。まさかこんなふうにサプライズを用意していただけると思っていなくて」と驚き「元々みきもと先生の作品も絵も大好きで、まさか自分を描いていただけるなんて…。みきもと先生ありがとうございます！」と興奮しながらコメント。片寄も「めちゃくちゃ嬉しいです！こんな絵を描いていただいたことが今まで無いので、すごく嬉しいです。宝物にしたいなと思います」と熱をもって話した。

片寄涼太＆橋本環奈、会場に喜び伝える

改めて最後に橋本は「会場にお越しのみなさん、ライブビューイングを観ているみなさん、来ていただいてありがとうございます。本当にこの劇場に来ていただいている方だけでなく、全国の劇場に足を運んでいただけていることが嬉しいですし、作品がこれだけ愛されていて有難いなと思うと同時に、映画を撮っていた時の自分にも（この状況を）教えてあげたいなと思いました」と挨拶。そして「映画を撮ってるときは、どういう反応をしてもらえるんだろうと思うことがあるので、こうして公開して生の声を聞くことができてすごく嬉しいです。観てよかったら、ぜひ広めてほしいですし、2度3度と劇場に足を運んでもらえると嬉しいです」と呼びかけた。

また片寄は「今日はありがとうございました。ライブビューイングでも全国で同じ時間を共有することができて、とてもとても嬉しかったです」と歓喜。そして「この映画はスーパースターと女子高生の恋で、いままでこんな映画観たことが無い題材だろうなと思いますし、芸能界の裏側を覗ける作品だとも思います。心あたたまるラブストーリーだと思うので、いろんな世代の方にも観てもらいたいです」とコメントした。

最後まで息ぴったりの片寄涼太＆橋本環奈

ここで終了になるかと思いきや、MCから「実は環奈さんは、片寄さんの地元・大阪をお1人で舞台挨拶回っていたんですよね」と振ると「あっ！ありがとうございました！」と片寄は恐縮しきり。続けてMCが「次は環奈さんの地元・福岡に行ってみるとかどうですか？」と話すと橋本が「福岡もライブありますよね…？」と問いかけ、片寄と橋本ふたりで「福岡で…舞台挨拶が…ある…かも…？」と最後まで息ぴったりの様子を見せ、舞台挨拶は幕を閉じた。（modelpress編集部）