蒼井優「ペース配分間違えた」大変な撮影を振り返る<宮本から君へ>
2019.09.28 14:49
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女優の蒼井優が28日、都内で行われた映画『宮本から君へ』(9月27日公開)の公開記念舞台挨拶に、主演の池松壮亮をはじめ、共演の一ノ瀬ワタル、真利子哲也監督、原作の新井英樹、主題歌を書き下ろした宮本浩次とともに登壇した。
同作は、バブル崩壊直前の日本で最も嫌われた伝説の漫画を実写化。金なしコネなし勝ち目なし…でも情熱だけは半端ない熱血営業マン・宮本浩が、愛する人のため“絶対勝たなきゃいけないケンカ”に挑む。
宮本を演じた主演の池松は、「今日来ていない、この映画にかかわった人たちの思いを持って、ここに大好きな人たちと立てることを誇りに思っています」とあいさつ。ヒロイン・中野靖子役の蒼井は、「こんなに、ご覧になった方の前に立つことがちょっと照れ臭いと思う舞台あいさつは初めてです。映画化しようと動き始めてから7年くらい経っています。やっと公開になってとても感慨深いです」とうれしさをにじませた。口々に公開を喜ぶ一同だが、本作には3月に麻薬及び向精神薬取締法違反の容疑で逮捕されたピエール瀧が出演していることから、MCから「公開できないと思ったか?」と質問が飛ぶ場面も。しかし、登壇者一同は一様に「×」の札をあげて、公開されると信じていたことを明らかにした。
そして、「ドラマいけるぞ!というところから今日まで2年半くらい宮本と対峙していたんですけど、すごく手ごわい人で、今日まで宮本に試されているような気分がありました。混沌の中の光を掴もうとしていたんだろうな」と振り返ると、「(映画は)煮るなり焼くなり好きにしてほしいですけど、新しい時代を強く生きていかなければということを宮本に言ってもらえると信じています」と観客に呼び掛ける池松。
蒼井は「手塩にかけて、いろんな人が集まって作った映画で、苦しみの方が数的には多いかもしれないけど、質量では喜びの方が大きいのかなという気がしています。その何万分の一でも、みなさんの心に届いたらいいなと思います」とコメント。「宮本と対峙するに恥じない映画作りをしようとした結果、すごく遠回りして(TV)ドラマとか作っちゃったんですけど」と裏話も明かすと、「泥臭く映画を作らせてもらったと思います。この映画作りの芯にあるものをこれからも信じていきたいと思います」と力を込めた。(modelpress編集部)
宮本を演じた主演の池松は、「今日来ていない、この映画にかかわった人たちの思いを持って、ここに大好きな人たちと立てることを誇りに思っています」とあいさつ。ヒロイン・中野靖子役の蒼井は、「こんなに、ご覧になった方の前に立つことがちょっと照れ臭いと思う舞台あいさつは初めてです。映画化しようと動き始めてから7年くらい経っています。やっと公開になってとても感慨深いです」とうれしさをにじませた。口々に公開を喜ぶ一同だが、本作には3月に麻薬及び向精神薬取締法違反の容疑で逮捕されたピエール瀧が出演していることから、MCから「公開できないと思ったか?」と質問が飛ぶ場面も。しかし、登壇者一同は一様に「×」の札をあげて、公開されると信じていたことを明らかにした。
蒼井優、撮影を振り返る
本作を通じての初体験を尋ねられると、蒼井は「初めて週休6日で撮影したいと思いました。基本的に馬車馬のように働いた方がノリやすいというか、パンチドランカー的に撮影が進む方が好きなタイプですけど、今回は3日目で普段の映画1本で使う体力や気力を使ってしまった感覚があって、ペース配分間違えた!とすごく思いました。でも、スタッフ・キャストの皆さんに助けられながら、どうにか鼓舞して最後までやりました」と笑顔で回顧。池松は「こんなに一作品で“俺”っていう主語をたくさん使った作品はないかなぁ。このご時世、宮本かローランドさんくらい。『俺か、俺以外か』とか言いそうだし…」と打ち明けて笑いを誘った。MCから、プライベートで役を引きずり、つい「俺」と言ってしまうことがなかったかを聞かれると、「ないです。僕はわりと引っ込み思案なので…」とはにかんでいた。そして、「ドラマいけるぞ!というところから今日まで2年半くらい宮本と対峙していたんですけど、すごく手ごわい人で、今日まで宮本に試されているような気分がありました。混沌の中の光を掴もうとしていたんだろうな」と振り返ると、「(映画は)煮るなり焼くなり好きにしてほしいですけど、新しい時代を強く生きていかなければということを宮本に言ってもらえると信じています」と観客に呼び掛ける池松。
蒼井は「手塩にかけて、いろんな人が集まって作った映画で、苦しみの方が数的には多いかもしれないけど、質量では喜びの方が大きいのかなという気がしています。その何万分の一でも、みなさんの心に届いたらいいなと思います」とコメント。「宮本と対峙するに恥じない映画作りをしようとした結果、すごく遠回りして(TV)ドラマとか作っちゃったんですけど」と裏話も明かすと、「泥臭く映画を作らせてもらったと思います。この映画作りの芯にあるものをこれからも信じていきたいと思います」と力を込めた。(modelpress編集部)
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