小松菜奈、過酷撮影で「涙が止まらなくなった」<閉鎖病棟>
2019.09.26 21:01
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映画「閉鎖病棟-それぞれの朝-」(11月1日公開)の完成披露イベントが26日、都内にて開催され、主演の笑福亭鶴瓶、出演の綾野剛、小松菜奈、主題歌を担当した歌手のK、平山秀幸監督が出席した。
小松菜奈、過酷な撮影に涙
同作は、帚木蓬生氏の山本周五郎賞受賞作「閉鎖病棟」の映画化作品で、生きづらさを抱える人々に贈る“優しさ”が現代人に一石を投じるヒューマンドラマ。鶴瓶は死刑囚でありながら刑の執行が失敗し今は精神科病棟にいる男・秀丸を、綾野は秀丸と心を通わせる患者・チュウを、小松は父親からDVを受け精神科病院に入院する女子高生・由紀を演じる。小松は「この作品を撮っていて、役も苦しくて、自分なのか役なのかが分からなくなるような葛藤する日々ではありましたが、みなさんと愛おしい時間を過ごせたこともあって、濃い1ヶ月を過ごしました」と辛い撮影になったことを告白。
平山監督のもとで仕事をしたのは今回が初めてだったそうで、「辛い役でもあったのですが、(平山監督が)ずっと寄り添ってくださって、親身に話を聞いてくださったり、その場に一緒にいてくださったり」と述懐し、「撮影で涙が止まらなくなったとき、監督が手拭いをポケットから出してくれたときのことをすごく覚えているのですが、嬉しくて、『ちゃんと見てくれているのだな』という温かさがすごく伝わってきました。本当に信頼している監督だったので、すごく助けられた部分がたくさんありました」とエピソードを語った。
笑福亭鶴瓶に綾野剛がツッコミ「それはデフォルメ」
小松の話を受け、鶴瓶は「(小松は)号泣していましたもんね」と言葉を掛けた。ただ、その後、小松が号泣する姿を鶴瓶が真似てみせた姿があまりにも大げさだったのか、綾野から「そういうふうではないです。だいぶ違います。それはデフォルメといいます」と突っ込まれた。鶴瓶は「菜奈も(鶴瓶が真似てみせたような大げさな泣き方に)なっていたよ。お前もなってたよ」と抗議。最終的に綾野が、「菜奈はなっていないし、僕もなっていないです。もっと美しい、純粋な涙ですから」と補足。そんな綾野について、鶴瓶は、「性格が細かいのですよね。おばちゃんみたいな性格なんです。(料理を取り分けて)『これ食べて』とかね。ホントにお母ちゃんと一緒にいるみたいで」と暴露。綾野は「鶴瓶さんといるとみんな、まあまあ気を遣うので、(料理に)手を付けられないみたいになったりするから、『僕がさっさとやりますよ』とやると、みんな一斉にババっと食べられるじゃないですか。そういうアフターフォローですよ」と応えていた。
また、綾野は、同作のオファーを受けた理由を尋ねられると、平山監督が脚本を書いたことに加え、「鶴瓶さんとは過去、10年か11年前に共演させて頂いたのですが、今回はガッツリできそうだったので、鶴瓶さんとその時間を過ごしたいということと、小松さんとも共演してみたいという思いがあったので」と明かした。(modelpress編集部)
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