草なぎ剛「こんなにグッと来る日は初めて」監督は声詰まらせ感謝 一時延期の「台風家族」公開
2019.09.06 21:43
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草なぎ剛が6日、都内で行われた主演映画「台風家族」の公開初日舞台あいさつに、共演のMEGUMI、中村倫也、尾野真千子、甲田まひる、若葉竜也、長内映里香、榊原るみ、藤竜也、そして市井昌秀監督とともに登壇した。
草なぎ剛、公開に感無量
今年2月に本作に出演する新井浩文が逮捕・起訴されたことを受け一時公開延期となったが、上映を希望する多くのファンの声を受け、3週間限定での公開が決定。念願の公開初日を迎え、温かな拍手で迎えられた草なぎは、喜びを噛みしめるような表情。「いろんなことがありまして、公開にたどりつけたのはみなさんの応援の声が大きく届いたおかげです。『初日、公開おめでとう』という言葉がこんなにグッと来る日は初めてです。この作品がみなさんのところに届けられることが嬉しい」としみじみと語り、「本日はご来場いただき本当にありがとうございます」と深く一礼して感謝を伝えた。
市井監督、声詰まらせながら感謝
同作は市井昌秀監督が12年間の構想を経て、自身のオリジナル脚本によって映像化が実現したブラックユーモアあふれる、ある一家の真夏の1日の物語。市井監督は「応援してくださる皆さんの声が後押しになって、公開という決断をしてもらった。本当にありがとうございます」と言葉を詰まらせながら熱い思いを語ると、草なぎは「監督は本当にこみ上げるものがあると思う。監督が嬉しい顔をしているのが僕らも嬉しい。現場では監督が台風の目となって引っ張ってくれた。最後は監督のためにこの役を演じようと思った」と市井監督への信頼をにじませていた。
温かな空気でスタートした舞台挨拶を笑いに包んだのは草なぎ。「みんな、よかったよね!」とキャストたちに呼びかけ、「倫也くんもね!」とトークを回し始めると、中村も「今日は進行してくださる感じですか?」とツッコミ。若葉へは劇中シーンの再現を無茶振りするなど、会場を盛り上げていた。(modelpress編集部)
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