有村架純(C)2019 映画「駅までの道をおしえて」production committee

有村架純、自身初の挑戦で存在感<駅までの道をおしえて>

2019.06.25 05:00

女優の有村架純が映画『駅までの道をおしえて』(10月18日公開)でモノローグに初挑戦する。

同作は『大人の流儀』シリーズで知られる、直木賞作家・伊集院静氏原作の同名小説『駅までの道をおしえて』(講談社文庫)が原作。愛犬がもたらす、女の子とおじいさんの絆の物語で、命の喪失感が温かい思い出に変わる、ささやかな奇跡のストーリーとなっている。

主人公サヤカ役には、NHK 2020応援ソング「パプリカ」を歌う音楽ユニット「Foorin」のメンバーとしても活躍し、仏アニメ『ディリリとパリの時間旅行』(8月24日公開)で声優として主演もつとめる新津ちせを抜擢。サヤカと出会い、心を通わせることになる孤独な老人・フセ役を演じるのはパリを拠点に俳優・演出家として活躍し、マーティン・スコセッシ監督の『沈黙 -サイレンス-』でも印象を残した笈田ヨシ。サヤカを温かく見守る両親役には坂井真紀と滝藤賢一、サヤカの親戚役にマキタスポーツと羽田美智子、祖父母役には市毛良枝と塩見三省が扮し、さらにサヤカを取り囲む重要人物として柄本明が動物病院の院長役、余貴美子が病院の看護師長役を務め、日本を代表する豪華俳優陣の共演が実現した。

有村架純も出演 存在感示す

さらに、大人になったサヤカの声を有村が担当。大人になったサヤカのモノローグから物語が進んでいく本作だが、その声を務める有村。映画やドラマに引っ張りだこの人気女優が今回は声のみで出演を果たすという、とても贅沢なキャスティングが実現した。

このほど収録中の様子を切り取った写真とコメントが到着。愛犬ルーがいなくなった世界で喪失感を抱える現在のサヤカに代わり、心情を伝える役目を担う10年後のサヤカを演じる有村。あくまでモノローグとなるため姿の出演はないが、子どもの頃のサヤカにそっと優しく寄り添う重要な役どころとして存在感を示している。(modelpress編集部)

有村架純(提供写真)
有村架純(提供写真)

有村架純 コメント

モノローグでの出演は本作が初めてですが、いつもより客観的に役を見て演じることができたと思っています。この作品は、夢なのか現実なのか境目が分からないところが少しフランス映画のようだなと感じました。私も小学生の時にチワワを飼っていたのでサヤカとルーのような、犬と人の心が通じ合う特別な関係に共感することができました。『駅までの道をおしえて』の大きな魅力はサヤカとフセさんとの関係だと思いました。大切に思っていた存在を亡くした2人が必然的に出会って分かり合う、見えない何かで繋がっている。見た目は孫とおじいちゃんみたいですが、年齢は関係なく同じ人間としてそこにいる感じがとても素敵でした。誰もがいずれ大切な人を亡くす、今を後悔しないように生きてほしいなと思いました。ぜひご家族で見ていただきたい映画です。
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