松本穂香「不安もあり、ドキドキ」 主演作で自身初の快挙<わたしは光をにぎっている>

【松本穂香/モデルプレス=4月3日】女優の松本穂香が、映画「わたしは光をにぎっている」(2019年公開)に主演することが決定した。本作は、「第41回モスクワ国際映画祭」特別招待作品に正式出品される。
松本穂香(C)WIT STUDIO/Tokyo New Cinema
松本穂香(C)WIT STUDIO/Tokyo New Cinema

松本穂香、映画「わたしは光をにぎっている」に主演

NHK連続テレビ小説「ひよっこ」(17)で、主人公の同僚・澄子役を演じ一躍脚光を浴び、TBSドラマ日曜劇場「この世界の片隅に」(18)では主人公すず役を務め、『チワワちゃん』(19)、『君と月夜に光輝く』(19)、『きみと、波にのれたら』(19/※声優として出演)、『おいしい家族』(19)、『酔うと化け物になる父がつらい』(19)など出演作が続く松本。

演じるのは、宮川澪、20歳。両親を早くに亡くした澪は、長野・野尻湖のほとりのこじんまりした民宿を祖母と2人で切り盛りし、淡々とした日常を送っていたが、祖母の入院を機に民宿を閉めざるを得なくなり、父の親友であった京介を頼って上京。東京での日々が少しずつ楽しくなっていく中、区画整理のため銭湯が近いうちに閉店する運命にあることを知った澪は、ある決断をする…というストーリーが描かれる。

松本は、「私たちの暮らす世界はとても儚くて、だからこそ美しいのだと、映画を通して改めて感じました。中川監督が紡ぐセリフは優しくて、映画の中に溢れる光はとても美しいです。色んな視点から楽しんでもらえる映画になっていると思います」とコメントを寄せた。

松本穂香、主演作が海外映画祭で初上映

本作のメガホンをとった中川龍太郎監督は、1990年生まれの若干29歳の新進気鋭監督。東京国際映画祭の公式部門のひとつである日本のインディペンデント映画を積極的に紹介する「日本映画スプラッシュ」で、『愛の小さな歴史』(14)、『走れ、絶望に追いつかれない速さで』(15)と2年連続の出品を最年少にて果たし、注目を浴びた。今回は、第39回モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した前作『四月の永い夢』(17)に続いて、2作品連続で同映画祭への出品。

さらに、松本主演映画での海外映画祭での上映は初。中川監督は「前作『四月の永い夢』を温かく受け入れてくださったモスクワの皆さんと再会できることが楽しみです。今の日本以上に先の見えない世情にあって、ロシアは街の様相も刻々と変わっていると聞きます。この映画が、まさに激動の隣国・ロシアの人々にどう受け止められるのか、ドキドキしています」と期待し、松本も「海外での上映はひとつの目標でもあったので、とても嬉しくもあり、海外の人に受け入れてもらえるのかという不安もあり、ドキドキでいっぱいです。堂々と自信を持って参加したいと思います」と意気込んだ。(modelpress編集部)

松本穂香コメント

<映画化にあたり>
私たちの暮らす世界はとても儚くて、だからこそ美しいのだと、映画を通して改めて感じました。中川監督が紡ぐセリフは優しくて、映画の中に溢れる光はとても美しいです。色んな視点から楽しんでもらえる映画になっていると思います。

<モスクワ国際映画祭出品について>
海外での上映はひとつの目標でもあったので、とても嬉しくもあり、海外の人に受け入れてもらえるのかという不安もあり、ドキドキでいっぱいです。堂々と自信を持って参加したいと思います。

中川龍太郎監督コメント

<映画化にあたり>
祖母の代からずっと通っていた近所のお豆腐屋さんが潰れた。学生時代にいつも通っていた銭湯も潰れた。伝統的なものが高級な文化としてしか残らないのだとしたら、日本に暮らしている多くの高級なものとは無縁の僕たちは、この国で生まれ、生きていることの思い入れをどうやって守ったらいいのでしょうか。そんな想いをきっかけに、「子供のまんまでいたい」女の子が、自分の力でど
うやって新しい居場所をつかみとるのかを描きました。この小さな物語が現代日本を舞台にした、ささやかな『魔女の宅急便』になっていますように。

<モスクワ国際映画祭出品について>
前作『四月の永い夢』を温かく受け入れてくださったモスクワの皆さんと再会できることが楽しみです。今の日本以上に先の見えない世情にあって、ロシアは街の様相も刻々と変わっていると聞きます。この映画が、まさに激動の隣国・ロシアの人々にどう受け止められるのか、ドキドキしています。モスクワに限らず、この映画が、これまでの映画のように一つでも多くの文化で生きる人々に届きますように。そして、その声を養分にして、日本の観客の皆様と豊かなコミュニケーションがとれたら嬉しいです。

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