稲垣吾郎「大問題になった」初主演ドラマでの失敗告白<半世界>
2019.02.24 20:55
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俳優の稲垣吾郎が14日、都内で行われた主演映画「半世界」(公開中)の舞台挨拶に共演の渋川清彦と登壇した。<※記事後半映画内容のネタバレあり>
稲垣吾郎、女性から物を投げられた経験は?
トークでは劇中で、池脇千鶴演じる妻の初乃との喧嘩シーンでサンマを投げられるシーンが監督の知り合いの夫婦の実話だということにちなみ、MCから「女性から何かを投げつけられたエピソードはあるか?」という質問が。「この年になると、多くはないけど何回か。(食べ物を投げられたら)違う方向で怒るかもしれない」と答える渋川に稲垣も「投げるのも投げられるのも好きじゃない」と同調。
続けて、「女性に殴られたことはありますけどね」といきなり告白。「マスコミの皆さんには明日の見出しにしてもらおうと。物(を投げられたこと)はないけど殴られたことはあるな(笑)」と呼びかけ、笑いを誘った。
<※以下ネタバレ注意>稲垣吾郎「二十歳の約束」の今だから言える話
また、紘が亡くなったシーンの話題では、MCは「棺の中に入られるときは何を考えていたか」と稲垣に質問。稲垣は初主演ドラマである1992年のフジテレビ系月9「二十歳の約束」の主人公が死ぬラストシーンを思い出したといい、「そのときに目が動いているんです。月9でやっちゃったんです」と死んでいる演技のはずが目が少し動いてしまったことを告白。当時は今と比べ、モニターも小さかったため、撮影時現場スタッフも見過ごしてしまったといい、「それが編集室で大問題になったらしくて。でもオンエアするしか無くて、(視聴者に)あんまり気づかれなかったんです」と今だから言える話をぶっちゃけた。
会場の稲垣ファンも「知らなかったでしょう、その話」という稲垣の問いかけに頷き、驚きの声。渋川が「結構俺死体役多いんですよ。いかにお腹を動かさないように息をするか」と死体役は演技云々の問題とは別に、動かないようにする苦労があることを補足し、稲垣も「10秒以上はきつい。それでも今回も5回位NG出しちゃったんですよ。意識すると『二十歳の約束』のこと思い出しちゃったりして(笑)」と明かしていた。
稲垣吾郎、観客と至近距離で交流
阪本順治監督の完全オリジナル脚本の同作は、美しい地方都市を舞台に39歳の男3人の視点から「人生半ばに差し掛かった時、残りの人生をどう生きるか」という葛藤、家族や友人との絆、新たな希望を描くヒューマンドラマ。稲垣は炭焼き職人の紘(こう)役を演じ、故郷に帰還する紘のかつての同級生の瑛介役を長谷川博己、紘と瑛介の同級生の光彦役を渋川が演じる。稲垣は渋川、長谷川、池脇との共演を「貴重な体験でした」としみじみと振り返り、「これまで意外とお会いする機会がなかったので、今後に繋げていければいいな」「長谷川くんはちょっと下ですけど同年代で40過ぎてからお会いさせて頂くってのは嬉しい」と喜びを噛み締めた。
また、老舗の劇場での舞台挨拶となり、観客は至近距離の稲垣に興奮。稲垣もマイクを握ると「すごい距離感で圧倒されてます」「タイムスリップした感じ」と観客との近さとレトロ感溢れる会場の雰囲気に目を丸くしコメント。カメラマンも近く、「煽られて撮っているので緊張しますね、なるべく良い写真で」と茶目っ気たっぷりに顔をマッサージ。ラストには観客の写真撮影タイムも設けられ、稲垣は笑顔で歓声に応じた。(modelpress編集部)
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