松坂桃李「こんなに幸せなことはない」 “節目”に主演男優賞<第31回日刊スポーツ映画大賞>
2018.12.28 14:35
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28日、都内で「第31回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」表彰式が開催され、主演男優賞を受賞した俳優の松坂桃李が登壇した。
松坂桃李「こんなに幸せなことはない」
松坂は「娼年」「不能犯」の2作品で主演男優賞を受賞。「まさか自分がという思いがありまして、マネージャーさんからこの受賞のお知らせを聞いたときは本当にびっくりしました。何のドッキリかと思いました。選んでくださった審査員の皆さまありがとうございます」と受賞の喜びを語り、「今年で30、この仕事をさせていただいて10年。自分にとっての節目に主演の賞をいただけるというのは嬉しい限り。こんなに幸せなことはないなと思っております」と感慨深い様子を見せた。また、松坂は2012年に「石原裕次郎新人賞」を受賞しており、同年、助演女優賞を受賞しともに授賞式に出席した樹木希林さんについて触れ「『若いうちに賞なんかとるもんじゃない』と言われた(笑)」とエピソードも披露。「石原裕次郎新人賞」の賞金100万円を手にした松坂を見る希林さんの「嬉しそうなあの表情が忘れられない」といい、「そのときに言ったことを改めて言おうかなと」と前置きし「この賞は僕の力では全くないです。僕は大したものでもないです」とスピーチ。さらに「僕自身の賞というよりも、松坂もっと頑張れよという審査員の方たちの激励の意味を込めて、受け取りたいと思います。これからももっともっと色んな作品に携われるように頑張りたいと思います」とさらなる飛躍を誓った。
なお、プレゼンターは、同賞の前年受賞者である菅田将暉がつとめた。
今年を彩った映画人が集結
今年は、安藤サクラが「万引き家族」で主演女優賞を受賞。授賞式には、松坂のほか、高橋一生(助演男優賞)、平手友梨奈(新人賞)、岩田剛典(石原裕次郎新人賞)らに加え、助演女優賞に輝いた樹木希林さんの代理で孫のUTAが参加。また、プレゼンターとして蒼井優、役所広司、尾野真千子、浜辺美波、竹内涼真、北野武監督も出席した。(modelpress編集部)
「第31回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」受賞者・作品
作品賞:万引き家族 監督:是枝裕和監督賞:白石和彌「孤狼の血」「サニー/32」「止められるか、俺たちを」
主演男優賞:松坂桃李「娼年」「不能犯」
主演女優賞:安藤サクラ「万引き家族」
助演男優賞:高橋一生「空飛ぶタイヤ」「億男」「嘘を愛する女」
助演女優賞:樹木希林「万引き家族」「モリのいる場所」「日日是好日」
新人賞:平手友梨奈「響 -HIBIKI-」
石原裕次郎新人賞:岩田剛典「パーフェクトワールド 君といる奇跡」「去年の冬、きみと別れ」「Vision」
石原裕次郎賞:「カメラを止めるな!」
外国作品賞:「スリー・ビルボード」
【Not Sponsored 記事】
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