高杉真宙「鳥肌がすごかった」思い出のシーン明かす<君の膵臓をたべたい>
2018.09.08 16:27
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俳優の高杉真宙、声優のLynn、藤井ゆきよ、牛嶋新一郎監督、sumika(主題歌)が、8日に神奈川県内で開催されたアニメ映画『君の膵臓をたべたい』の大ヒット御礼舞台挨拶に出席した。
高杉真宙「鳥肌がすごかった」思い出のシーン明かす
住野よるの同名小説を基にする本作は、他人に興味を持たない孤独な高校生・僕(高杉)が、余命わずかなクラスの人気者・山内桜良(Lynn)と織りなす切ない青春を描く。主演の高杉は「何度か舞台挨拶をやらせていただいているんですけど、この人数でっていうのは初めて」とコメント。「sumikaの皆さんがいらして。ずっと舞台挨拶中、(オープニングテーマの)『ファンファーレ』とか『秘密』が流れていて、皆さんとこうやって舞台挨拶ができて嬉しいです」と笑顔を見せた。
僕と桜良が心の距離を縮めるシーンでは、どんな点を意識していたか問われると「僕という子と桜良の、ハッピーエンドだと思ってやっていましたね。二人の距離が近づいて、映像もそうですし、音楽もそうですし、絵コンテとか台本を読んだ時点で、一番盛り上がる、すごく素敵なシーンになるんだろうなあって思っていた」と回想。
続けて「僕という子も、ここで素直になったら、すごくいいんじゃないかなと思って。この距離感を近づけていくうえで、一番、最大のところなのかなと思ってやらせていただきましたね。だから、映像を見たときは、やっぱり鳥肌がすごかったです。色々な素敵なものが詰まって、一つの絵になったんだろうなあと思って」と振り返った。
Lynn「すごくその瞬間が尊い」
一方のLynnは同じシーンについて「全編通して、一番穏やかな心というか…声の出し方としても、とても柔らかいお芝居になっていたかなあと思うんです」と述懐。「『嫌なの?』って言って、『嫌ではないよ』って返す、その言葉がすごく僕らしいなと思いながらも、そこにある温かみとか優しさ、包み込む感じが、掛け合いで演じていても心地よくて」とも。続けて「映像と歌詞も、ちょうどリンクしていて。本当に、それこそハッピーエンドって仰っていましたけど、ここで、この幸せな状態で終わってほしいみたいな。その先が分かっているからこそ、すごくその瞬間が尊いなと思って」と振り返った。これを聞いた高杉は「本当にそう」と強く頷いていた。(modelpress編集部)
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