岡田准一を西島秀俊ら共演者絶賛 殺陣のクレジットに名前<散り椿>
2018.08.27 21:16
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映画「散り椿」(9月28日公開)の完成披露試写会舞台あいさつが27日、都内で行われ、主演の岡田准一、出演の西島秀俊、黒木華、池松壮亮、メガホンをとった木村大作監督が登壇した。
過去日本アカデミー賞最優秀撮影賞を5回受賞、キャメラマンとしてだけでなく映画監督としても『劔岳 点の記』(2009)で第33回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞している日本映画界の巨匠・木村大作が、三度目の監督作として挑んだ本作。『蜩ノ記』で直木賞を受賞した葉室燐氏の名作と言われる「散り椿」(角川文庫)を朴訥で、不器用だが、清廉に生きようとする侍たちの“凛とした生き様”、そして愛する女性の為に命を懸けて闘う、切なくも美しい愛の物語をテーマに、日本人の誰もが心揺さぶられる作品に仕上げた。
かつては藩に追放されるも妻の最期の願いを胸に藩の不正や権力に立ち向かっていく男・瓜生新兵衛を演じた岡田は「大作さんと一緒にやらせていただくのは2作目になるんですけど、『美しい時代劇を撮りたい』とオファーをいただいて、光栄とともにたくさんのプレッシャーを感じながら、大作さんと戦いながら現場で過ごしてきて、いい戦いをできたと思っております」とあいさつし、「このキャストで乗り越えてきた、大作さんの美しさが詰まった作品になっていると思います」とアピールした。
岡田演じる新兵衛と同じく道場の四天王の1人で、持ち前の頭脳明晰さで藩主の側用人として頭角を現す榊原采女を演じた西島は「僕も木村大作監督に呼んでいただいて、しかも時代劇ということで、これはすごい作品になると思って、ぜひ参加させてくださいってことで出演したんですけど、自分の想像をはるかに超える素晴らしさで、こんな時代劇が21世紀に撮れるのかって衝撃を受ける美しい時代劇ができました」と目を輝かせ、「今日、みなさんに見ていただけるということで興奮しております」と胸を膨らませた。
続けて木村監督から「次に何か機会があって、時代劇をやるときで、岡田さんじゃない俳優さんのときに、殺陣師として岡田准一さんにきてもらいたいと思っています」とオファーされた岡田は、「ちょっとあの…、仕事が増えましたね(笑)」と笑顔を見せた。
そんな岡田と剣を交わした西島は「今まで殺陣で斬り合ったりしても、殺陣の方と斬り合っているわけで、岡田君は本当に斬れる人だから、重さも全然違うし、本当に斬り合える間合いで斬り合わないといけないので、今までやった殺陣とはまったく違うものでしたね」と感想を語り、「(岡田との殺陣は)怖いですよ。稽古をやっていて何回か“あっ、今、斬られたな”ってなりましたもん」と打ち明けた。
続けて黒木は「(自分が演じる)里美さんとのやりとりの中で、『女性的にこれを言われるとどうですか?』とか聞いてくださったり、愛のパートなので、そういうところはやっていて面白かったですね」と岡田と共演した感想を語り、西島に対して「とにかくカッコよくて、背も高いし、スタイルもいいし、素敵だなあって」と絶賛すると会場から笑いが起き、すかさず岡田は「なんか、裏を返された感じが…」とボヤいて会場を沸かせた。そして黒木は「全体的にまとめるとよくできた方たちだと思います」と語った。
同じ質問に池松は「待ち時間に僕が殺陣のことで岡田さんに1つ質問をして、一言で返してほしかったんですけど、そこから1時間くらい『人間存在とは』みたいなところまで話してくださって、30分くらいでいい切りどきを見つけたんですけど、そこに西島さんが入ってきて、西島さんもそういう話が大好きだから、そこでもう1つ質問したら、結局2時間くらい話をしていて、2人とも素晴らしい方だなと思いました」とエピソードを紹介した。
イベントでは、木村監督がInstagramに初挑戦することが発表され、今後宣伝プロモーションを通じて美しい写真を投稿していくその第1弾として、木村監督自ら慣れない手つきでキャストをスマートフォンで撮影し、「たくさんフォローしてくれないと恥をかくのでお願いしますよ!」と観客に念を押した。(modelpress編集部)
かつては藩に追放されるも妻の最期の願いを胸に藩の不正や権力に立ち向かっていく男・瓜生新兵衛を演じた岡田は「大作さんと一緒にやらせていただくのは2作目になるんですけど、『美しい時代劇を撮りたい』とオファーをいただいて、光栄とともにたくさんのプレッシャーを感じながら、大作さんと戦いながら現場で過ごしてきて、いい戦いをできたと思っております」とあいさつし、「このキャストで乗り越えてきた、大作さんの美しさが詰まった作品になっていると思います」とアピールした。
岡田演じる新兵衛と同じく道場の四天王の1人で、持ち前の頭脳明晰さで藩主の側用人として頭角を現す榊原采女を演じた西島は「僕も木村大作監督に呼んでいただいて、しかも時代劇ということで、これはすごい作品になると思って、ぜひ参加させてくださいってことで出演したんですけど、自分の想像をはるかに超える素晴らしさで、こんな時代劇が21世紀に撮れるのかって衝撃を受ける美しい時代劇ができました」と目を輝かせ、「今日、みなさんに見ていただけるということで興奮しております」と胸を膨らませた。
殺陣のクレジットに岡田准一の名前
また、今作の殺陣のクレジットに岡田の名前が入っているそうで、どこまで殺陣に関わったのか聞かれた岡田は「いやいやいや、秘密です(笑)」と照れ笑いを浮かべて会場の笑いを誘い、西島からも「答えろよ!」と突っ込まれる一幕も。そして岡田が、木村監督の依頼で殺陣を作ったことを明かすと、木村監督は「今日見る映画の中の殺陣はすべて100%岡田准一さんがつけた殺陣でございます」と紹介し、拍手を浴びた岡田は「まあそうなんですけどね…。(殺陣師の)久世さんがいらっしゃるので」とポツリ。続けて木村監督から「次に何か機会があって、時代劇をやるときで、岡田さんじゃない俳優さんのときに、殺陣師として岡田准一さんにきてもらいたいと思っています」とオファーされた岡田は、「ちょっとあの…、仕事が増えましたね(笑)」と笑顔を見せた。
そんな岡田と剣を交わした西島は「今まで殺陣で斬り合ったりしても、殺陣の方と斬り合っているわけで、岡田君は本当に斬れる人だから、重さも全然違うし、本当に斬り合える間合いで斬り合わないといけないので、今までやった殺陣とはまったく違うものでしたね」と感想を語り、「(岡田との殺陣は)怖いですよ。稽古をやっていて何回か“あっ、今、斬られたな”ってなりましたもん」と打ち明けた。
黒木華、岡田准一&西島秀俊との共演を振り返る
また、岡田と西島と共演した感想を聞かれた黒木は「2人とも人としてよくできた方です」とコメントして笑わせ、エピソードを聞かれると「『私、ちょっと反抗期なんです』って話をしたら、岡田さんが親身になって話を聞いてくださいました」と告白。これに岡田が「撮影中に反抗期だったみたいで、急に撮影が空いている日に、渓谷を見に行ったり、ボルダリングに行ったりとかされてます」と明かすと、黒木は「それはここであまり言わなくても…」と吐露し、岡田は「あっ、すみません」と苦笑い。続けて黒木は「(自分が演じる)里美さんとのやりとりの中で、『女性的にこれを言われるとどうですか?』とか聞いてくださったり、愛のパートなので、そういうところはやっていて面白かったですね」と岡田と共演した感想を語り、西島に対して「とにかくカッコよくて、背も高いし、スタイルもいいし、素敵だなあって」と絶賛すると会場から笑いが起き、すかさず岡田は「なんか、裏を返された感じが…」とボヤいて会場を沸かせた。そして黒木は「全体的にまとめるとよくできた方たちだと思います」と語った。
同じ質問に池松は「待ち時間に僕が殺陣のことで岡田さんに1つ質問をして、一言で返してほしかったんですけど、そこから1時間くらい『人間存在とは』みたいなところまで話してくださって、30分くらいでいい切りどきを見つけたんですけど、そこに西島さんが入ってきて、西島さんもそういう話が大好きだから、そこでもう1つ質問したら、結局2時間くらい話をしていて、2人とも素晴らしい方だなと思いました」とエピソードを紹介した。
イベントでは、木村監督がInstagramに初挑戦することが発表され、今後宣伝プロモーションを通じて美しい写真を投稿していくその第1弾として、木村監督自ら慣れない手つきでキャストをスマートフォンで撮影し、「たくさんフォローしてくれないと恥をかくのでお願いしますよ!」と観客に念を押した。(modelpress編集部)
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