篠原涼子、広瀬すず (C)モデルプレス

篠原涼子の天然発言に広瀬すずツッコミ カラオケシーン“全カット”には恨み節?<SUNNY 強い気持ち・強い愛>

2018.08.22 01:20

映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」(8月31日公開)の女子限定制服試写会が21日、都内で行われ、女優の篠原涼子広瀬すず、メガホンをとった大根仁監督が登壇した。


広瀬すず、篠原涼子の天然発言にツッコミ

篠原涼子&広瀬すず“コギャル制服女子”と記念撮影 (C)モデルプレス
篠原涼子&広瀬すず“コギャル制服女子”と記念撮影 (C)モデルプレス
日本中の女子高生がルーズソックスを履き、空前のコギャルブームに沸いた90年代に青春を謳歌した女子高校生の仲良しグループ“サニー”の22年後を描く同作。“サニー”再集結のために奮闘する平凡な専業主婦の主人公・奈美を篠原が演じ、奈美のコギャル時代を広瀬が演じる。

青春を謳歌している学生から、コギャルOG、元コギャル&現役JKの母娘たちなど総勢300人が全員制服姿で大集合した会場を見渡し「すごい。女の子が多い」と囁いた篠原は、広瀬から「女子限定です…(笑)」と突っ込まれ、イベント開始早々に天然発言で会場を温めた。

篠原涼子(C)モデルプレス
篠原涼子(C)モデルプレス
また、劇中で制服姿を披露している篠原は「私は学生時代が3ヶ月しかなくて、特に短いもの(スカート)とかルーズソックスを履いてみたかったので、まさかアラフォーの年でこういう作品でできるなんて思っていなかったので夢のようです」と笑顔を見せ、「トイレに行く度に(自分の制服姿を)鏡で見ていました。かなりのノリノリで、『もっとスカートを短くしちゃおう』とか。折りすぎって言われてしまうくらいやっていました」と告白。しかし現場では「外だったから寒かったね」など話していたそうで、「ルーズソックスをここ(膝)まで上げたりして。現実はそんな感じでキャピキャピしていませんでした」と回顧して笑いを誘った。

広瀬すず、コギャル講座に参加

広瀬すず (C)モデルプレス
広瀬すず (C)モデルプレス
一方、コギャル初体験の広瀬は「コギャル監修の方がいらっしゃって、(ルーズソックスを)この位置でとめてダボっとさせるのがルーズソックスだからって言われて、みんなでやっていました」といい、コギャル講座にも参加したそうで「分厚い資料をいただいて、それを見たりしながら、クランクイン前に私は参加できなかったんですけど、リハーサルをやったりして、テンションがすごいので、そのまま現場で見て“コギャルハンパない”って思いました(笑)」とコメント。

コギャルを演じる上で難しかった点については「何をしていてもずっと笑っているので、1日中撮影をしていると、若干空気が緩んだりして、でも本番でカメラの前に行く前にテンションをわーっと上げてっていうので、ずっとあのテンションを保っているのは大変だなと思いました」と吐露し、「エネルギッシュな現場だったと思います」と語った。

“青春時代に最強だったと思った瞬間”は?

篠原涼子(C)モデルプレス
篠原涼子(C)モデルプレス
自身の青春時代に最強だったと思った瞬間を尋ねられた場面では、東京パフォーマンスドール時代を挙げた篠原が「16歳だったんですけど、上京して、学校を辞めて、お寿司屋さんでアルバイトをしながらレッスンをして、ライブハウスで本番をやっていました。そこでも女性同士で絡みが多かったんですが、あのときは夢中で駆け抜けましたね」と語り、「今でも当時のリーダーがセッティングしてくれて、その当時のレコード会社のスタッフやメンバーで会って、同窓会のようなことをやってくれて、結構楽しくやっています」と今でも交流していることを明かした。

広瀬すず (C)モデルプレス
広瀬すず (C)モデルプレス
同じ質問に広瀬は「中学生(の頃)なんですけど、8年バスケをやっていたので、今もその仲間とは必ずみんなで集まるし、1番心を許せる人たちなので、まさにバスケが繋がっていなくても今、一緒に繋がれている空間があって、何も面白くないのに笑っちゃうみたいなものがあるので、(最強時代は)今だと思います」と目を輝かせた。

篠原涼子“全カット”で恨み節?

篠原涼子&広瀬すず“コギャル制服女子”と記念撮影 (C)モデルプレス
篠原涼子&広瀬すず“コギャル制服女子”と記念撮影 (C)モデルプレス
同作では、90年代の音楽シーンを席巻した小室哲哉が音楽を担当し、24曲のオリジナル楽曲で同映画の世界を彩っているが、90年代に「HEY!HEY!HEY!」や「THE夜もヒッパレ」など音楽番組でも活躍した篠原は、「(当時は)音楽活動がメインで、お芝居はまったくやっていない状況だったので、今回SUNNYという作品を通して、小室哲哉さんと再会できたというのは、ものすごく縁を感じるというか、ずっと小室さんに感謝をしたくて、それを大根さんと16年ぶりにお仕事もできましたし、自分にとって大きい作品だなって思っています」としみじみ。

大根監督が、コギャルチームも大人チームもカラオケシーンの撮影があったことを明かすと、篠原は「カラオケのシーンのことを言いますか?このくだり、いらないと思うんですよ。なぜなら全部カットなので」とチクリ。タジタジになる大根監督を横目に、篠原は「撮影はすごく大変だったんですよ!その話をずっとしていたいくらいです。せめてメイキングでお願いします」と続け、「ケーキも『お腹いっぱい』って言っているのに食べさせられたりして。時間がすごくかかって、スタッフさんも大変で、汗を流しながら暑い中やっていたんですよ。監督もちょっとピリッとしていて、じゃあいい作品になるんだなと思って、試写会で渡辺直美ちゃんと2人で見ていたんですけど、エンドロールが流れても出てこなくて…」と怒涛の勢いで恨み節をぶつけた。(modelpress編集部)

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