ディーン・フジオカ、第2の故郷で“奇跡を起こす”<海を駆ける>

俳優のディーン・フジオカが、深田晃司監督の最新作映画「海を駆ける」(2018年5月公開)で主演を務めることがわかった。ディーンの第二の故郷であるインドネシアを舞台に、完全オリジナル脚本でファンタジー作品を描く。
ディーン・フジオカ(C)2018「海を駆ける」製作委員会
ディーン・フジオカ(C)2018「海を駆ける」製作委員会
同作でディーンが演じるのは、海岸で倒れているところを発見された謎の男。片言の日本語やインドネシア語を話す男はラウ(インドネシア語で「海」)と名付けられ、様々な不思議な奇跡と事件を巻き起こしていく。

いつか縁のあるインドネシアで映画撮影をしたいと思っていたというディーンは「今回日本とインドネシアやフランスなどの共同製作ということでぜひ参加したいと思い、今ここにいます」とコメント。ロケを行っているスマトラ島には、今回初めて訪れたそうで「貴重な体験をさせていただいて、本当にありがたいなと思っています」と感謝した。

また、作品については「ストーリー的にもチャレンジングでおもしろいものだと思うんですけど、作品の存在自体が2つの国だったりカルチャーというものをさらに近づけていったり、新しい化学反応を起こしたりするようなきっかけになる可能性を持った、ひとつのプロジェクト」と自身の考えを告白。「1人でも多くの人に、国籍や喋る言語を問わず、年代を問わず、観てもらえたら嬉しいですね」と心境を明かした。

共演者も発表

(左から)阿部純子、太賀、ディーン・フジオカ、鶴田真由(C)2018「海を駆ける」製作委員会
(左から)阿部純子、太賀、ディーン・フジオカ、鶴田真由(C)2018「海を駆ける」製作委員会
そして、成り行きでラウと一緒に暮らすことになる日本人の貴子役に鶴田真由、その息子・タカシ役に太賀、タカシの従妹を阿部純子と、豪華な顔ぶれが集結。

撮影の様子について、ディーンは「リハーサルの回数を重ねたことで、実際現場に入るまでに、皆お互いを知る機会がたくさんありました。だから現場でももちろん作業は円滑にスムーズに進んでいます」といい、「合間合間で楽しい和やかな空気がずっと流れていて、みなそれぞれプロフェッショナルな仕事をしながら、すごく楽しい思い出を一緒に日々作っているという感じですね」と紹介した。

なお、同作は海外映画祭や劇場公開を視野に入れつつ、日本では2018年5月に公開。以後、インドネシアでも公開されることが決まっている。(modelpress編集部)

ディーン・フジオカ コメント

個人的にインドネシアという国は、家族が住んでいたり自分の過去に縁のある国の一つです。音楽的にもジャカルタでアルバムを作ったりしていますので、いつかインドネシアに映画の撮影に来られたらいいなぁと思っていました。しかも今回日本とインドネシアやフランスなどの共同製作ということでぜひ参加したいと思い、今ここにいます。

スマトラ島が初めてで、アチェというと同じインドネシア国内でも外国みたいなイメージがあったので、すごくワクワクドキドキですね。来る前はどんな日々になるかまったく想像もつかなかったです。自分のジャカルタの友達や家族にアチェのこと聞いても誰も行ったことなかったし、詳しく知っている人もいなかったので、そういう意味では今回貴重な体験をさせていただいて、本当にありがたいなと思っています。

ラウは海から来た男ということで、すごく不思議な存在ですね。人間のようでいて、でも人間ではないというか。様々な奇跡的な現象を起こしていく、とにかく謎に包まれたキャラクターですね。

監督の演出はとても丁寧だなと思いました。リハーサルを何度も重ね、現場に入ってからも、タイミングやディテールに真摯に向き合ってる姿を見て、本当に映画が好きな人なんだなぁっていうのが伝わってきます。一緒に現場に入らせていただいてすごく勉強にもなりますし、楽しい時間を送っております。

また、共演者の皆さんとは、リハーサルの回数を重ねたことで、実際現場に入るまでに、皆お互いを知る機会がたくさんありました。だから現場でももちろん作業は円滑にスムーズに進んでいますし、かつ合間合間で楽しい和やかな空気がずっと流れていて、みなそれぞれプロフェッショナルな仕事をしながら、すごく楽しい思い出を一緒に日々作っているという感じですね。

はじめてインドネシアで撮った作品で、しかもアチェだったりサバンだったり、インド洋の文化圏のドアが日々開いてる感じがします。もちろん映画を作ってるスタッフや関係者がインドネシアの人だったり日本の人だったり、いろんな人がいます。作品はストーリー的にもチャレンジングでおもしろいものだと思うんですけど、作品の存在自体が2つの国だったりカルチャーというものをさらに近づけていったり、新しい化学反応を起こしたりするようなきっかけになる可能性を持った、ひとつのプロジェクトなんじゃないかなぁと思っているので、1人でも多くの人に、国籍や喋る言語を問わず、年代を問わず、観てもらえたら嬉しいですね。

深田晃司監督コメント

ディーン・フジオカさんは、その多国籍で無国籍な生き方にまず惹かれ、お顔を拝見し打ち抜かれました。一目惚れです。ラウがいた、と確信しました。ラウ=ディーンさんの発見によって、この映画は動き始めたのだと思います。超然としたキャラクターをディーンさんがどう演じどう膨らませてくれるか、とても楽しみにしています。

また、鶴田さん、太賀さんはすでに何度かお仕事がしたこともあり、脚本段階から2人のイメージで書いていました。ご出演頂けることになりほっとしています。阿部さんは、大人びた雰囲気にわずかに幼さを残したその佇まいに惹かれました。国境を越えるその情熱がどうスクリーンに息づくか、期待しています。

そして、アディパティ・ドルケンさんとセカール・サリさんは、インドネシアのプロデューサーが探してくれた多くの候補の中から選びました。もちろん、役に合うと確信したのは当然ですが、おそらく自分は直感的に日本の若い俳優たちとすぐに友達になれそうな二人を選んだのだと思います。それは大成功だったようです。

私は2011年に津波に関するシンポジウムの記録撮影のためにインドネシアのバンダ・アチェを初めて訪れました。アチェは2004年にスマトラ沖地震による大津波で被害を受けた地です。東北の津波の記憶の生々しかった時期だけに、そこで見聞きするすべてに刺激を受け、アチェを舞台にした映画を作りたいと願うようになりました。

俳優たちの魅力によって期待以上の作品に育ちつつあることを実感しています。目の前に見えることを大切に掬い取っていきたいです。

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