『ママレード・ボーイ』実写映画化!W主演をつとめる(左から)桜井日奈子、吉沢亮(提供写真)

「ママレード・ボーイ」ついに実写映画化 桜井日奈子&吉沢亮W主演×廣木隆一監督<コメント到着>

2017.08.22 05:00

集英社「りぼん」で1992年5月号から1995年10月号まで連載され、シリーズ累計発行部数は1000万部を記録する吉住渉氏の人気コミック『ママレード・ボーイ』の実写映画化が決定。桜井日奈子(20)と吉沢亮(23)のダブル主演で、2018年に公開される。


ヒットメーカー集結で実写映画化

両親のダブル離婚・ダブル再婚によって、同い年の遊と同居生活することになる女子高生・小石川光希(みき)役に桜井、頭脳明晰・スポーツ万能と王子様を絵に描いたような松浦遊(ゆう)役に吉沢。映画『ストロボ・エッジ』(2015)、『オオカミ少女と黒王子』(2016)、『PとJK』(2017)の廣木隆一監督がメガホンをとり、脚本はドラマ「ラブジェネレーション」(1997)、「神様、もう少しだけ」(1998)、映画『今日、恋をはじめます』(2012)の浅野妙子氏が担当する。

「ママレード・ボーイ」コミックス1巻
「ママレード・ボーイ」コミックス1巻
1994年にテレビアニメ化(全76話)、1995年にアニメ『劇場版ママレード・ボーイ』が公開されたほか、2001年には台湾でテレビドラマ化もされるなど、長年にわたり国内外の多くのファンに愛される原作。2013年よりりぼん版の13年後を描いた「ママレード・ボーイ little」が「ココハナ」で連載されている。

桜井日奈子「思ってもみなかったチャンス」

元気で少し子供っぽい一面があるが、同居する遊に次第に惹かれていく主人公・光希を演じる桜井は“岡山の奇跡”で一躍注目を集め、ドラマ、CM、舞台と幅広く活躍。「私が映画のヒロイン役?本当の事なんだろうか?とまだ実感できていないのが正直な気持ちです」と心境を明かし、「デビューしたばかりで経歴の浅い私にとっては、思ってもみなかったチャンスです。家族に翻弄され、恋に悩み苦しむピュアで一途な光希を全力で演じたいと思います」と意気込む。

吉沢亮「ついにこの顔面をフル活用する時が来た」

今年『銀魂』をはじめ5本の映画に出演する吉沢が演じる遊は、人あたりが良いため多くの女性に好意を持たれがちだが、冷めたところがあり、人と距離を置くようなそぶりを見せるクールなイケメン。

吉沢は「今までにも少女漫画原作の作品には出させて頂いたことがありますが、お調子者の三枚目キャラや、根暗な役など、あまりカッコ良くない役が多かったので、今回のようなドストレートな二枚目は初めてです。ついにこの顔面をフル活用する時が来たなと」と“歩くイケメン彫刻”とも称される美貌を武器に「90年代の恋愛の金字塔とも呼べる大人気コミックを今の若い世代で頑張って作り上げます。どうぞ温かい目で見守ってください」と呼びかけている。

吉住渉氏「実写化は憧れだった」

廣木監督は「思春期の男女がピュアに誰かを好きになるということがどんなことなのか?そうして悩んだ時もある大人達のドラマもあり広い層に愛される作品にしたいと思います」とし、原作の吉住氏も「実写化は憧れだったので、お話を頂いてとても嬉しかったです。フレッシュで可愛い桜井さん、誰もが認める超美形の吉沢さんが、廣木監督の美しい映像の中で、光希と遊としてスクリーンで輝く姿を見るのが本当に楽しみです!」と期待のコメントを寄せている。

22日午後10時より、桜井と吉沢が2人揃ってLINE LIVEを実施することが決定。“情報解禁当日に主演2人から実写映画化を生報告”という映画業界では異例の試みを行い、情報解禁直後の心境を語る。(modelpress編集部)

映画『ママレード・ボーイ』あらすじ

女子高生の小石川光希は、ある日突然、両親から離婚することを告げられる。ハワイ旅行で出会った松浦夫妻と気が合い、母親がその夫と、父親がその妻と恋に落ちたためお互いパートナーを交換して再婚するのだと言う。しかも、松浦夫妻の1人息子で光希と同い年の遊も含めてみんなで一緒に暮らそうとまで言い出す始末…。

そんな常識はずれな両親たちのもと、一つ屋根の下で暮らし始める光希と遊。異常すぎる両親たちと一定の距離を保ちたい光希に対して、そんなことはまったく気にする様子のない遊。クールな中にも時折見せる遊の優しさに次第に惹かれていく光希。そんな中、中学の時、自分を振ったはずの銀太が光希に「ずっと好きだった」と告白!昔、遊の彼女だったと主張する亜梨実も現れて――。

小石川光希役:桜井日奈子コメント

私が映画のヒロイン役?本当の事なんだろうか?とまだ実感できていないのが正直な気持ちです。「ママレード・ボーイ」のヒロイン、小石川光希はとにかくピュアで、すぐに頬を赤く染めてしまうような子なんです。20年以上も前の作品を現代でどう表現するのか、光希の髪型や衣装がどうなるのか、今からワクワクしています。そして、廣木監督とお仕事できることを幸せに思います。デビューしたばかりで経歴の浅い私にとっては、思ってもみなかったチャンスです。家族に翻弄され、恋に悩み苦しむピュアで一途な光希を全力で演じたいと思います。

松浦遊役:吉沢亮コメント

今までにも少女漫画原作の作品には出させて頂いたことがありますが、お調子者の三枚目キャラや、根暗な役など、あまりカッコ良くない役が多かったので、今回のようなドストレートな二枚目は初めてです。ついにこの顔面をフル活用する時が来たなと。廣木監督とは以前にも少女漫画原作でご一緒させてもらっていて、是非またお仕事させて頂きたいとずっと思っていたので、とても嬉しいです。90年代の恋愛の金字塔とも呼べる大人気コミックを今の若い世代で頑張って作り上げます。どうぞ温かい目で見守ってください。

監督:廣木隆一コメント

少女漫画ってなんだろうと思わせてくれる、僕の中での原点でもあり今なお愛されてる原作を映画化できることはとても嬉しいです。思春期の男女がピュアに誰かを好きになるということがどんなことなのか?そうして悩んだ時もある大人達のドラマもあり広い層に愛される作品にしたいと思います。未知数の桜井と演技派でもある吉沢でどんなラブストーリーを見せてくれるのか楽しみです。

原作者:吉住渉コメント

実写化は憧れだったので、お話を頂いてとても嬉しかったです。フレッシュで可愛い桜井さん、誰もが認める超美形の吉沢さんが、廣木監督の美しい映像の中で、光希と遊としてスクリーンで輝く姿を見るのが本当に楽しみです!

プロデューサー:小岩井宏悦コメント

女子高生の等身大の恋愛を描く少女コミックの原型を作ったのがこの「ママレード・ボーイ」です。異性との同居、ツンデレの彼、三角関係、引き裂かれる二人、友情、家族愛。これ以上の青春ラブストーリーはないと断言できる究極の胸キュンと感動のラブストーリーをいよいよ実写化できることになり興奮しています!

監督はこれまであまたの人気少女コミックを血が通う男女の物語に昇華してきた廣木隆一監督、プロデューサー陣も『パラダイス・キス』『オオカミ少女と黒王子』『銀魂』の松橋真三プロデューサーと『ちはやふる』シリーズ、『オオカミ少女と黒王子』の北島直明プロデューサーと青春ラブストーリーの名手たち、と究極の少女コミックにふさわしい完璧なスタッフ陣です。

光希役の桜井日奈子さんは、1年半前にCMで見て「この女の子は誰だ?」と調べてから、いつか仕事がしたかった女優さんでようやっとチャンスが来ました。遊役の吉沢亮君は『オオカミ少女と黒王子』『銀魂』などに出てもらって人気だけでなく華があって芝居に安定感がある今一番手ごたえがある若手の俳優さんです。このフレッシュな二人にもご期待ください!
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