高杉真宙、葵わかな(C)タナカカツキ/講談社・2017 東映ビデオ/マイケルギオン

葵わかな、高杉真宙主演作のヒロイン抜擢 「原作から飛び出したような存在感」と絶賛

2017.03.30 09:00

女優の葵わかなが、高杉真宙が主演を務める映画「逆光の頃」(2017年初夏公開)でヒロインを務めることがわかった。


映画「逆光の頃とは

OL風の女性「フチ子」が腰をかけるフィギュア「コップのフチ子」の原案者であり、ギャグイラストの「バカドリル」 でなどで知られる異漫画家・タナカカツキの名作「逆光の頃」を小林啓一氏の監督・脚本のもと映画化した同作。

日常と非日常、夢と現実、双方の世界を行き来する少年のゆらめきときらめきが、京都の街を背景に鮮やかに紡ぎだされており、同映画では全12編の原作から「僕の歪んだ瓦の上で」「銀河系星電気」「金の糸」の3編とオリジナル部分を映像化した。

葵わかな(C)タナカカツキ/講談社・2017 東映ビデオ/マイケルギオン
葵わかな(C)タナカカツキ/講談社・2017 東映ビデオ/マイケルギオン

葵わかなが初ヒロイン

高杉演じる主人公は、京都生まれ、京都育ちのの高校2年生・赤田孝豊。思春期ならではの同級生たちとの喧嘩などを経験していく。

そんな、孝豊が恋心を抱く幼なじみ・みこと役を演じるのが葵。10月からスタートするNHKの連続テレビ小説 『わろてんか』でヒロインに抜擢された葵だが、今作が初のヒロイン役挑戦となる。

「初めて伺った時はヒロインという役に驚きました」と振り返る葵は、「台本と原作を読むと世界観がしっかりしている作品だったので、撮影前はその作品の雰囲気をうまく出せるか、役に馴染めるか、とばかり考えていました」とコメント。現場では、小林監督や高杉らとリハーサルやディスカッションを重ねて撮影に挑んだといい、「一緒に作品を作らせてもらえてるように日々感じられて、とても楽しかったです」振り返った。

高杉真宙「たくさんを刺激を頂きました

一方、葵と初共演となった高杉は「一緒に演技をしていて落ち着く方でした。孝豊と葵さん演じるみことは幼なじみという設定ですが、その役の通り、葵さんも隣にいることが違和感なく不思議に感じる事なく、セリフの掛け合いを楽しみながら演じることが出来ました」と充実していた様子。特に好きな場面には「夜の学校のシーン。あとは、僕は出演していないシーンなのですが、みことが『家に帰るよ』とお父さんを連れ帰るところ」を挙げ、「あんなにナチュラルに演技が出来るんだなぁ…とたくさんを刺激を頂きました」と語った。

また、小林監督は「主演の高杉真宙くんやヒロインの葵わかなさんは、原作から飛び出してきたような存在感でした。よく『孝豊』や『みこと』として生まれてきてくれたなと大げさでなくそう思います」と2人を絶賛。「この作品は2人が生まれる少し前に世に発表されました。当時高校生だった僕から今の今まで、2人をずっと待っていたように思えます」と心境を明かした。(modelpress編集部)

葵わかなコメント

葵わかな(提供写真)
葵わかな(提供写真)
初めて伺った時はヒロインという役に驚きましたが、台本と原作を読むと世界観がしっかりしている作品だったので、撮影前はその作品の雰囲気をうまく出せるか、役に馴染めるか、とばかり考えていました。

現場に入ってからは監督や孝豊役の高杉さん、方言指導の方とリハーサルやディスカッションを重ねて撮影に挑んだので、一緒に作品を作らせてもらえてるように日々感じられて、とても楽しかったです。

高杉真宙コメント

高杉真宙(提供写真)
高杉真宙(提供写真)
京都で生きる孝豊達の日常は何気ないものですが、とても輝いて見えます。この作品を観ると、京都に生まれて生活している皆が羨ましくて、自分も京都で生まれて育ちたかったな…と感じます。また撮影中に会話の間がすごく難しくて苦労したなぁ…と改めて思い出しました。でも、その「間」だけでクスッと笑えたり、心情の変化がわかったりするんだなと改めてよくわかりました。

葵わかなさんとは、共演するのは初めてですが、一緒に演技をしていて落ち着く方でした。孝豊と葵さん演じるみことは幼なじみという設定ですが、その役の通り、葵さんも隣にいることが違和感なく不思議に感じる事なく、セリフの掛け合いを楽しみながら演じることが出来ました。

特に好きなのは、夜の学校のシーン。あとは、僕は出演していないシーンなのですが、みことが「家に帰るよ」とお父さんを連れ帰るところです。あんなにナチュラルに演技が出来るんだなぁ…とたくさんの刺激を頂きました。
【Not Sponsored 記事】

関連記事

  1. 高杉真宙サイン入りカタログプレゼント<モデルプレス読者限定>
    高杉真宙サイン入りカタログプレゼント<モデルプレス読者限定>
    モデルプレス
  2. 高杉真宙&堀田茜、カップルランウェイで投げキス!キュートな演出に観客歓喜<TGC2017 S/S>
    高杉真宙&堀田茜、カップルランウェイで投げキス!キュートな演出に観客歓喜<TGC2017 S/S>
    モデルプレス
  3. 葵わかな、朝ドラヒロインに抜てきで「オモコー」が話題に「次世代スターの宝庫だった」「次はだれ?」
    葵わかな、朝ドラヒロインに抜てきで「オモコー」が話題に「次世代スターの宝庫だった」「次はだれ?」
    モデルプレス
  4. 今秋朝ドラヒロインに抜擢!慶應義塾大学進学のショートヘア美女・葵わかな<略歴・プロフィール>
    今秋朝ドラヒロインに抜擢!慶應義塾大学進学のショートヘア美女・葵わかな<略歴・プロフィール>
    モデルプレス
  5. 高杉真宙、黒島結菜×小瀧望W主演「プリンシパル」に参戦 いくえみ綾「再現度は120点!」
    高杉真宙、黒島結菜×小瀧望W主演「プリンシパル」に参戦 いくえみ綾「再現度は120点!」
    モデルプレス
  6. 高杉真宙、菅田将暉・野村周平らと共演「35歳の高校生」が転機に「このままでここにいちゃダメだと思った」
    高杉真宙、菅田将暉・野村周平らと共演「35歳の高校生」が転機に「このままでここにいちゃダメだと思った」
    モデルプレス

「映画」カテゴリーの最新記事

  1. 小芝風花主演映画「レディ加賀」がBlu-ray&DVDリリース決定 ダンスシーンのメイキングほか特典映像も
    小芝風花主演映画「レディ加賀」がBlu-ray&DVDリリース決定 ダンスシーンのメイキングほか特典映像も
    WEBザテレビジョン
  2. 「水深ゼロメートルから」完成披露上映会に山下敦弘監督や濱尾咲綺らメインキャスト登壇 撮影の裏話を披露
    「水深ゼロメートルから」完成披露上映会に山下敦弘監督や濱尾咲綺らメインキャスト登壇 撮影の裏話を披露
    WEBザテレビジョン
  3. あなたの知らない『悪魔のいけにえ』がここに、“副音声”で映画のウラ話を“聴きながら観る”新たな映画体験
    あなたの知らない『悪魔のいけにえ』がここに、“副音声”で映画のウラ話を“聴きながら観る”新たな映画体験
    WEBザテレビジョン
  4. ペネロペ・クルス、50歳の誕生日を4/28に迎える 美しさに磨きかかる名女優「パイレーツ・オブ・カリビアン」女海賊役など約30年の軌跡
    ペネロペ・クルス、50歳の誕生日を4/28に迎える 美しさに磨きかかる名女優「パイレーツ・オブ・カリビアン」女海賊役など約30年の軌跡
    WEBザテレビジョン
  5. King & Prince永瀬廉&出口夏希、背中合わせで切なさ予感「余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。」配信日決定 初公開ティーザー予告・劇中曲も解禁
    King & Prince永瀬廉&出口夏希、背中合わせで切なさ予感「余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。」配信日決定 初公開ティーザー予告・劇中曲も解禁
    モデルプレス
  6. 大泉洋、福山雅治のアドバイス通りできず紅白でド緊張、菅野美穂の印象は「柳沢慎吾さん以来」…主演作会見で爆笑かっさらう
    大泉洋、福山雅治のアドバイス通りできず紅白でド緊張、菅野美穂の印象は「柳沢慎吾さん以来」…主演作会見で爆笑かっさらう
    WEBザテレビジョン
  7. 大泉洋「つらい撮影になる」と臨んだ主演作への思い明かす
    大泉洋「つらい撮影になる」と臨んだ主演作への思い明かす
    WEBザテレビジョン
  8. 石原さとみ、吉田恵輔監督からの連絡に「漫画みたいに飛び跳ねるくらいに喜びました」
    石原さとみ、吉田恵輔監督からの連絡に「漫画みたいに飛び跳ねるくらいに喜びました」
    WEBザテレビジョン
  9. 福本莉子、重要シーン撮影に「ドキドキして寝れなかった」 大泉洋も手応え「涙が出ちゃう」<ディア・ファミリー>
    福本莉子、重要シーン撮影に「ドキドキして寝れなかった」 大泉洋も手応え「涙が出ちゃう」<ディア・ファミリー>
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事