木村拓哉「無限の住人」5本のキャラクターPV解禁　アクションシーンも満載

同作は、1993年から2012年に｢月刊アフタヌーン｣（講談社刊）で連載された沙村広明氏の同名コミックを実写映画化。木村が演じる主人公・万次は、不死身の用心棒。歳をとらず孤独な日々を過ごしていた万次は、突然現れた少女・浅野凜（杉咲花）に頼まれて、しかたなく用心棒を引き受けることに。それは不死身の万次をも追い込む予想外の戦いの始まりだった。

キャストには木村、杉咲のほか、福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、北村一輝、栗山千明、満島真之介、金子賢、山本陽子、市川海老蔵、田中泯、山崎努らが集結。今回は5つのキャラクターPVが解禁となった。

5つのキャラクターPVが解禁

5本のキャラクターPVは、万次と凜の関係を描いた「絶対、守る編」（※公式サイト内のみで視聴可能）、万次と凜を狙う天津影久（福士）率いる最強剣客集団・逸刀流の謎の刺客たちが収められた「冷徹美剣士編」、逸刀流を狙う集団・無骸流に属する皆殺しのサディスト・尸良（市原）と金髪美女剣士・百淋（栗山）らの「ぶっとび悪人編」、逸刀流の美脚剣士で天津に密かな想いを寄せる乙橘槇絵（戸田）に焦点を当てた「それでも好き編」、万次を不死身の身体へと変えた謎の老婆・八百比丘尼と幕府の策士演じる田中泯らの企みを予感させる「たくらみ編」となっている。（modelpress編集部）

「絶対、守る編」

両親を殺され復讐を誓う少女・凜はある日、謎の老婆から“不死身の侍”の存在を耳にする。江戸中を探し周り、ようやく見つけたその男の名は万次。顔に大きな傷を持ち、異形の武器を携えた独眼のその男は、妹を失って半世紀、生きる糧を失いただただ生きていたが、どこか妹の面影を残す凜の願いを受け、敵討ちを手伝うことに。映像では、復讐を誓う凜の強い眼差し、それを不器用ながらに見守る万次の姿が収められている。

「冷徹美剣士編」

流儀や格式にとらわれず、あらゆる武器・剣技を用いて勝つことのみを目指す剣客集団、逸刀流の当主・天津影久。すべての流派の垣根を取り払って統一することを目的に、江戸中の道場に戦いを挑んで潰し続けている。面差しは静かだが、冷酷であり、凜の両親を己の野望のために惨殺。映像では、「名実ともに逸刀流を江戸の頂点を極める」と野望を明かし、気合は十分。殺陣をこなす福士の華麗なアクションシーンも収められている。

「ぶっとび悪人編」

逸刀流を狙う集団・無骸流に属し、自分たちと組んで天津影久を倒そうと万次に持ち掛ける尸良は、自分の汚れた欲望をかなえることしか頭になく、常識が一切通用しない危険極まりない存在。女相手でも、容赦なく暴力をふるう残虐非道な男だ。一方、尸良とともに無骸流に属する金髪の謎の美女・百淋（栗山）は気風の良い姉御肌の剣士で、逸刀流を狙うのには、ある事情を抱えている。映像では、敵も味方もカネ次第という残虐非道な皆殺しのサディスト・尸良がなんのためらいもなく快楽として人を殺める姿が収められている。

「それでも、好き編」

乙橘槇絵は、天津影久が「奥の手」と呼ぶ、逸刀流の刺客。普段は遊女に身を投じているが、想いを寄せる天津からの命令で万次を排除しに現れる。元々は武家の娘に生まれた彼女は、兄より剣の才能があったために、誇りを傷つけられた兄が自殺してしまうという過去を持っている。そのことから本当は人を斬ることに恐れを抱いているが、天津への想いがあるため“屈折した愛のカタチ”として、人を斬り続ける。今作で初めて挑戦した戸田のアクションシーンにも注目だ。

「たくらみ編」

800年生きているという謎の老婆・八百比丘尼。瀕死の万次にとどめを刺してくれと頼まれるが、代わりに不死身の身体にしてしまう。映像では万次を「哀れな男よのう」と呼び、不気味な笑い声を見せ、何かをたくらんでいることを予感させる。また、幕府の策士を演じた不気味な田中の姿や、名門道場の師範・伊羽研水の怪しげな姿も収められており、様々な人々の思惑が万次と凜を取り巻くことが予想される。