江野沢愛美「Seventeen」モデルとしての葛藤「プチッと切れました」
2017.01.25 11:00
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モデルで女優の江野沢愛美が24日、都内で行われた映画「傷だらけの悪魔」(2月4日公開)の完成披露試写イベントに、足立梨花、岡田結実、藤田富らと出席した。
江野沢愛美の「ゲス顔がほんとにすごかった」
転校してきた葛西舞(足立)に復讐を行う元イジメられっ子・小田切詩乃役の江野沢は、「陰湿で怖い役」と説明した上で、「ぜんぜんできなくてリハーサルのときに本当に迷惑を掛けたのです」、「めちゃくちゃ怒られました」、「すごく悩んで、『もう止めたい』というところまで来てしまったくらい」などと追い詰められたことを回顧。しかし、本番では「何かがプチッと切れました」といい、「そこから、本当に私の中に小田切詩乃が入って来ました。小田切詩乃として(撮影期間の)2週間を過ごしたので、役作りという感覚はなかったのですが、難しいことはたくさんありました」と述懐した。さらに、久々の映画出演となった今作では、「“『Seventeen』モデルが、これをやっていいの?”みたいなシーンがありました」と明かし、「葛藤はありました」と専属モデルとして雑誌のイメージなどを守る責任があるのではないかなどと悩んだことを告白。だが、演技ぶりには主演の足立から「ゲス顔、ほんとにすごかったよ!」と賛辞が送られていた。
過酷な撮影を振り返る
また、江野沢は過酷で挑戦も数々こなしており、頭を水の中に突っ込まれて溺れかけるシーンでは「(頭を)上げるタイミングを監督が出してくれるのですが、上げてくれないのです!命に係わるじゃないですか!なのに(上げてくれない)」、過呼吸のシーンでは「過呼吸のシーンが大変で、これも何回もやっていると命に係わるじゃないですか。なのに何十回もやりました」と体を張った演技を紹介。ところが、イベントに出席していた山岸監督は、江野沢の糾弾を受けるもどこ吹く風で、「迫真の演技を」とこだわりを語った。
岡田結実が映画初出演
一方、今回が映画初出演の岡田結実は、撮影については、「初歩的なことから分からず」と苦笑い。「台本を現場に持って行ってよいのかというところからまず悩みました。みなさん台本がなかったので、『どうしよう?』と思ってリュックに隠したのですが、台本を現場に忘れるなど色々とやらかしてしまいました」と初めての体験を振り返った。しかし、現場では共演者に優しく迎えられ、「(撮影現場の)教室が夢の国のように見えました」と笑顔を弾けさせた岡田。足立も「結実ちゃんが来てくれると、パッと明るくなって。いないシーン、めっちゃ寂しかった」と目を輝かせた。
藤田富「恐かったですよ」
そして、女子高生たちの壮絶な戦いを静観するイケメン男子生徒・黒木唯役の藤田は、撮影現場の感想を「まあ、怖かったですよ」と吐露。「散々イジメをやったあとに、カットが掛かったら、笑いとかが起こるわけですよ。そのギャップがリアルな感じといいますか、女性の戦いといいますか、裏表感といいますか、恐かったですよ」と実感を込めて語った。また、足立は役作りのため、現場では共演者と話をしないようにして、あえて“孤立”していたそう。現場で足立とほとんど言葉を交わすことがなかったという藤田が、「現場で本当にしゃべってくれなかったので、『俺、嫌われているのかな』と思ったのですが、今日は饒舌にしゃべって下さっているので」と安心していると、「申し訳なかったです」と言葉を掛けていた。
イベントには、出演の加弥乃、NANA(Lily’s Blow)、山岸聖太監督も出席。同作の主題歌も担当したNANA(Lily’s Blow)がミニライブを行った。(modelpress編集部)
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