井上真央、愛犬とのエピソードを披露「見られたら恥ずかしい」
2016.07.12 21:10
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女優の井上真央が12日、都内にて開催されたアニメーション映画「ルドルフとイッパイアッテナ」(8月6日公開)の完成披露試写会に出席。主人公となる猫のルドルフの声を担当した井上は、「どういう準備をしてよいのか分からなかった」と困難に突き当たったことを告白した。また愛犬の散歩中に、役柄の猫の鳴き声を真似し、「(愛犬が)結構、反応しました。耳をピーンと立ててキョロキョロと探すのです」と状況を述懐。「他の人に見られたら恥ずかしいのですけどね(笑)」と笑いを誘った。
今回役柄に合わせて黒のドレススタイルで、姿を現した井上は、エレガントな着こなしでファンを魅了し、「かわいい!」、「真央ちゃん!」などの大声援を浴びた。
井上真央「猫ちゃんの泣き声は得意」
マイクを持つと、役柄について「難しかったのひと言です」と振り返った。「あとは、作品に入る前にどういう準備をしてよいのか分からなかったというのが一番です」とも。
ただ、「唯一、猫ちゃんの泣き声は得意な方だったので、これだけは完璧にしていこうと思いながら、家のワンちゃんが猫が苦手なのですが、隠れて蔭から猫の鳴き声をして、(愛犬が)それに反応したら『猫っぽいのだな』とか」など、猫の鳴き声の練習を重ねたエピソードを明かした。
「ししゃもを咥えて走るなんてことはないので」
劇中では、ルドルフがししゃもを咥えて走るシーンがあるそうで、「結構、苦労しました。ししゃもを咥えて走るなんてことはないので」と回顧。「(ルドルフは)結構走っているのです。息遣いにパワーが必要だったといいますか、大変でした」と振り返った。
「映像としても、もの凄く楽しめると思います。モフモフ感だったり、季節の変わり目だったり、奥行きのある景色だったり。色々な方の思いや技術や歳月が掛かって出来上がった作品だと思っています」と出来栄えに自信満々の様子。「最後は気持ちのよい笑いと涙を流して頂いて、すっきりとした気持ちで帰って頂けたらと思います」と詰め掛けたファンへメッセージを送った。
成長する姿を描いた友情と冒険の物語
イベントには、声優として同作に参加した鈴木亮平、八嶋智人、古田新太、湯山邦彦監督、榊原幹典監督も出席した。同作は、1987年に発行されて以来、シリーズ累計発行部数が100万部を超える児童文学「ルドルフとイッパイアッテナ」が原作。ひょんなことから飼い主のもとを離れ、思いがけず東京にやって来てしまった黒猫・ルドルフが、街を牛耳るボス猫・イッパイアッテナと出会い、ノラ猫として共に生き、成長する姿を描いた友情と冒険の物語。8月6日、ロードショー。(modelpress編集部)
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