稲垣吾郎“湊かなえワールド”初参戦 本田翼×山本美月と共演
2016.04.28 12:44
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SMAPの稲垣吾郎が、本田翼と山本美月がW主演を務める映画「少女」(10月8日公開)に出演することが28日に発表された。稲垣が「すごく尊敬する作家のおひとり」と語る原作の著者・湊かなえ氏の作品に出演するのは、今作が初。さらに、本田・山本と共演するのも初めてである。
稲垣吾郎が“キーパーソン”
同作は、「死」にまつわるある願望にとらわれた少女2人の衝撃的な夏休みを描く長編ミステリー。稲垣は、山本演じる敦子がボランティア活動をする老人ホームのスタッフ・高雄孝夫(たかお・たかお)を演じる。他のスタッフと比べても不自然なほどに距離を置きたがる無口な孝夫は、過去に女子高生との間に起こった“ある事件”から、家族と離れて暮らすことを余儀なくされた、深いトラウマと傷を持つという難しい役どころ。そして、それぞれバラバラに動いていたはずの物語が、1つにまとまる瞬間のキーパーソンであり、由紀(本田)と敦子(山本)に、「生きる事の意味」を問うためには必要不可欠な存在である。
「考える」ことが出来る作品
稲垣は「強い個性としっかりとしたイマジネーションを感じ、安心して気持ちを委ねさせていただきました」と初めて共演した三島有紀子監督への信頼を告白。さらに、謎多い孝夫の役作りについて「台本には書いてない彼のバックボーンを監督と一緒に話しながら作り上げました」と紹介した。作品はまだ完成していないようだが、「この映画は見る側が『考える』ことが出来る作品だと思います」とコメント。「『こうだ』という説明的な物ではなく見た人が自由な感性で、受け止めることが出来るということは、映画にとってとても大事なことだと思います。主人公たちと同世代の方も、僕らの世代の人にも楽しんでいただけると思います」とアピールした。(modelpress編集部)
稲垣吾郎コメント
これまで、こういった作風の映画に参加した経験があまりなかったので、自分にとっても新しいチャレンジだと思っています。湊かなえさんの作品は「告白」や「夜行観覧車」等大好きですし、作家としてとても尊敬しています。ですから、今回この作品に参加できて光栄でした。台本に独特の世界観を感じました。三島監督とは初めてご一緒しますが、強い個性としっかりとしたイマジネーションを感じ、安心して気持ちを委ねさせていただきました。僕が演じた孝夫という役は、一見とっつきにくく、何を考えているかわからない人間。過去にトラウマを抱えている謎多き人物ですから、台本には書いてない彼のバックボーンを監督と一緒に話しながら作り上げました。
まだ作品は完成していませんが、この映画は見る側が「考える」ことが出来る作品だと思います。「こうだ」という説明的な物ではなく見た人が自由な感性で、受け止めることが出来るということは、映画にとってとても大事なことだと思います。主人公たちと同世代の方も、僕らの世代の人にも楽しんでいただけると思います。
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