今井雅之さん脚本で主演舞台が映画化 遺志引き継ぎ1周忌に公開
2015.10.16 17:18
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今年5月に大腸がんで亡くなった俳優の今井雅之さん(享年54歳)の新作映画の制作が発表された。
15日、京都府内で開催中の「京都国際映画祭」にて今井さんが脚本を担当した新作映画「手をつないでかえろうよ」の制作と公開が発表された。
同作は“生のエネルギーと輪廻”をテーマに2009年の今井さん主演舞台を映画化。川平慈英が主演を務める。教え子であった彼の遺志を引き継ぎ、奈良橋陽子監督が指揮。川平をはじめとした彼にゆかりのある俳優陣が揃った。
奈良橋監督は昨年末彼から電話を受け、同作の監督を頼まれたと言い、彼の主演で撮影を計画。3月末に1日だけロケに立ち会った際の彼の様子を「涙出して喜んでいた」と話した。死後、追悼の意味でスタッフとキャストが集まり、「そのおかげで支えれて愛情溢れた作品になりました」と胸を張った。彼は最後まで自分から主演を降りることは口に出さなかったと言い、野村祐人プロデューサーは「撮影があるから俺は生きる」と話していたことを回顧。「キャスト、スタッフが全員号泣していた」と撮影を振り返り、「雅之の思い、生命力が伝わる気がする」と言葉に熱を込めた。
同作は彼の命日である来年の5月28日に公開する。
奈良橋も「亡くなっても彼の情熱が生き残っていて彼を応援したいっていう仲間がたくさんいるから、まだ彼がそばにいるという感じ」と人徳を語る。川平も「彼の持ってる独特な『俺を見ろ!俺はここに生きてる!見てくれ!生き抜こう』っていうパワーとかエネルギーを教わった」と感謝しつつ、「それが一番先に逝きやがって…(亡くなった時は)冗談かと思って。『やめてよ、臭い芝居』って。まだ受け入れられてないですから。まだいるって感じ」と声を揃えて故人を偲んでいた。
同作は“生のエネルギーと輪廻”をテーマに2009年の今井さん主演舞台を映画化。川平慈英が主演を務める。教え子であった彼の遺志を引き継ぎ、奈良橋陽子監督が指揮。川平をはじめとした彼にゆかりのある俳優陣が揃った。
奈良橋監督は昨年末彼から電話を受け、同作の監督を頼まれたと言い、彼の主演で撮影を計画。3月末に1日だけロケに立ち会った際の彼の様子を「涙出して喜んでいた」と話した。死後、追悼の意味でスタッフとキャストが集まり、「そのおかげで支えれて愛情溢れた作品になりました」と胸を張った。彼は最後まで自分から主演を降りることは口に出さなかったと言い、野村祐人プロデューサーは「撮影があるから俺は生きる」と話していたことを回顧。「キャスト、スタッフが全員号泣していた」と撮影を振り返り、「雅之の思い、生命力が伝わる気がする」と言葉に熱を込めた。
同作は彼の命日である来年の5月28日に公開する。
川平慈英「『ありがとう』って言えなかった」
体調が悪化し死を予感したタイミングで監督が配慮し、大学時代から共に演技を勉強してきて“兄弟”と呼び合う仲の川平にオファーが来たと言い、川平はその時の心境を「失敬かもしれないけど涙が出そうなくらい嬉しかった。雅之のサポートが出来るという感謝の念でいっぱいだった」と告白。既に彼は言葉を交わすことが出来る状態ではなかったため「『ありがとう』って言えなかった。公開とともに雅之に感謝の気持ちを届けられたら嬉しい」と思いを明かした。奈良橋監督は「慈英の主演は素晴らしかった。天国の雅之もきっと喜んでくれると思います」と川平の演技に太鼓判を押していた。「彼の情熱が生き残っている」
制作発表前には代表作である映画「WINDS OF GOD」(1995年公開)が上映。舞台挨拶には2012年に舞台で共演したお笑いタレントのなだぎ武が登場し、故人との思い出話を披露。なだぎは2時間のランニングと4時間の筋トレをしてから稽古に臨むという今井さん方式の過酷な“肉練”を思い返し、「あの時は本当に辛かったけど今でもたまにやってしまう。今井さんに『やれ』って言われてるのかな?と思って。あの人が伝えたかったことってこういうことなんだろうな」としみじみと思いを馳せた。奈良橋も「亡くなっても彼の情熱が生き残っていて彼を応援したいっていう仲間がたくさんいるから、まだ彼がそばにいるという感じ」と人徳を語る。川平も「彼の持ってる独特な『俺を見ろ!俺はここに生きてる!見てくれ!生き抜こう』っていうパワーとかエネルギーを教わった」と感謝しつつ、「それが一番先に逝きやがって…(亡くなった時は)冗談かと思って。『やめてよ、臭い芝居』って。まだ受け入れられてないですから。まだいるって感じ」と声を揃えて故人を偲んでいた。
京都国際映画祭2015
同映画祭は昨年、「京都映画祭」の伝統と志を引き継ぎながら、新たな映画文化の創造をはかるべく開幕。2回目となる今回はキャッチコピーを『京都は、変や乱が好き』とし、伝統と革新が共存する京都において、京都の人、京都を愛する人と一緒に楽しみ、参加し新たな文化を創り上げる事を目的として、アジアを含む全世界に向けて発信し、未来へとつながる映画祭を目指す。10月15日~18日まで京都市内を中心に開催される。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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