貫地谷しほり、涙ぐみ「言葉が足りなくて…」
2014.12.01 13:11
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女優の貫地谷しほりが、涙ぐみながら自身の抱えていた思いを明かした。
1日、都内にて行われた映画「悼む人」(2015年2月14日公開)完成報告会見に登場した貫地谷。会見終盤で、今年一年を振り返ると「こういう場でもいつもうまくしゃべれなくて。今もいろんな方のお話を聞いていてそうだなぁって思う。感情が先走ってしまって…」と話し始めると、あふれる感情を抑えきれない様子で「言葉が足りなくて。今年も言葉が足りない年だったなぁと」と涙ぐみながら言葉を詰まらせた。両隣に座っていた大竹しのぶや堤幸彦監督らが見守る中、貫地谷は「ごめんなさい、(共演者のコメントに)感動しちゃって」と謝罪をすると「来年は言葉にテーマを持って向き合っていけたらなと思った年でした」と語った。
主演を務めた高良健吾は「10代後半から20代中盤までとにかく死んだり人を殺したりする役が多くて、演じていて何でこんなことを考えなくてはいけないんだろうって楽しくない時もあった」と告白。これまでの役柄と同作品が描く死生観に向き合い「静人(自身の役柄)の行為が腑に落ちました。『悼む人』に出演して、今までやって来たことが全部つながりました」と語った。また今回、高良の母親役を務めた大竹は「高良くんが人のために祈る姿があまりにも美しくて。心も美しい人だなって思いました。すごくやりやすかったです」と高良の演技に影響され役柄に入りやすかったことを明かした。
会見では、生きることや死ぬこと、死者を想うこと=悼むこと等、深いテーマで石田ゆり子や椎名桔平、堤監督、天童荒太(原作者)らが自身の想いを語った。(modelpress編集部)
生と死にとことん向き合った出演者ら
同作は、天童荒太の2008年に発表された同名小説をもとにした作品で、原作は2009年に「第140回直木賞」を受賞。死者を悼む旅を続ける青年・坂築静人(高良健吾)を主人公に、かつて夫を殺害した罪を背負いながら静人と行動を共にする女・奈義倖世(石田ゆり子)、静人の帰りを待つ末期癌の母・巡子(大竹しのぶ)、別れた恋人の子を身ごもる妹・美汐(貫地谷しほり)、静人を追う人間不信の雑誌記者・蒔野抗太郎(椎名桔平)らが織り成す生と死、愛と憎しみ、罪と許しの人間模様を描く。主演を務めた高良健吾は「10代後半から20代中盤までとにかく死んだり人を殺したりする役が多くて、演じていて何でこんなことを考えなくてはいけないんだろうって楽しくない時もあった」と告白。これまでの役柄と同作品が描く死生観に向き合い「静人(自身の役柄)の行為が腑に落ちました。『悼む人』に出演して、今までやって来たことが全部つながりました」と語った。また今回、高良の母親役を務めた大竹は「高良くんが人のために祈る姿があまりにも美しくて。心も美しい人だなって思いました。すごくやりやすかったです」と高良の演技に影響され役柄に入りやすかったことを明かした。
会見では、生きることや死ぬこと、死者を想うこと=悼むこと等、深いテーマで石田ゆり子や椎名桔平、堤監督、天童荒太(原作者)らが自身の想いを語った。(modelpress編集部)
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