妻夫木聡、「芝居から逃げたことがある」
2014.05.24 23:15
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俳優の妻夫木聡が、芝居から逃げた過去を告白した。
妻夫木の逃げた過去
妻夫木は24日、映画「ぼくたちの家族」(5月24日公開)初日舞台挨拶に登場した。観客からの質疑応答の場面で、早くに家族を亡くし、母と2人きりだという女性から「家族のつながりってどこにあると思いますか?」という難しい質問が。それに対し妻夫木は「正直、分かんないですよね。それがはっきり分かればもっと簡単かなと思います」と正直に回答。続けて「直接の答えにはなってないかもしれないけど、僕自身、過去に芝居から逃げたことがあって、つい父親に電話したんです。その時、何も伝えられなくても、父親はわかってくれました。『家族っていいな』って心の底から思った瞬間です」と、自身のエピソードを紹介した。映画「ぼくたちの家族」
同作は、早見和真氏の体験を基にした小説を映画化したもの。母が脳腫瘍と診断され「余命1週間」と宣告された一家が、様々な問題に直面しバラバラになりかけながらも、互いに向き合い、奇跡を信じて再生していくさまを描きだす。イベントには妻夫木のほか、原田美枝子、池松壮亮、長塚京三、黒川芽以、石井裕也監督が出席した。また会場には原作者の父親も訪れており、演じた役の本人を目の前にした長塚は恐縮しきり。「大丈夫だったかな?」と心配しながらも「気に障るところがあったら、それは監督のせいですから!」と責任をなすりつけ、会場は大盛り上がり。そんな長塚と夫婦役を演じた原田は、「撮影中は妻夫木さん、池松さんだけでなく、石井監督も私の息子みたいで、3人の息子たちに囲まれた素敵な現場でした」と語ると、すかさず長塚が「僕も混ぜて4人と言って欲しかった…」と本音をポロリ。すると妻夫木が「独り立ちしてくださいよ!」とツッコミを入れ、会場を笑いの渦に巻き込んだ。
またこの日、本作の海外公開が決定。香港、韓国、台湾などの世界13ヶ国での公開に妻夫木は、「家族は全人類のテーマ。完璧な家族なんていないし、それでいいんだということを、この映画を通して教えてもらった気がします。世界中の人に“家族”を感じてもらいたい!」と意気込んだ。(モデルプレス)
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