真木よう子、レイプ犯と夫婦生活を演じ切り、主演女優賞獲得
2014.02.08 20:24
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女優の真木よう子が8日、都内で行われた「第87回キネマ旬報ベスト・テン」表彰式に出席した。
真木よう子の女優魂
「さよなら渓谷」「そして父になる」などの演技が評価され、主演女優賞を受賞した真木。「さよなら渓谷」では、15年前に自分をレイプした犯人と夫婦生活を送る女性役を体当たりで演じたが、「役を引きずることは?」と聞かれると、「しないです、全然」と即答。「現場に入って、衣装を着て、メイクをして、相手役の俳優さんと対面してからですね」と語るなど、言葉の節々からただならぬ女優魂が感じられた。また子供の取り違えをテーマにした福山雅治主演の「そして父になる」については「子育てをしていた感じ」と微笑みを浮かべつつ、「さよなら渓谷」については「お芝居をする面では、充実していた作品なのかなと思う」と感想を述べた。
「キネマ旬報ベスト・テン」
同賞は、老舗映画雑誌「キネマ旬報」が1924年(大正13年)からスタートさせたもので、その年を代表する「日本映画」「外国映画」を10本挙げるほか、「日本映画主演男優・女優賞」「日本映画助演男優・女優賞」「新人男優・女優賞」などその年の賞賛すべき映画作品や映画人を表彰。「ベスト・テン」および各賞の選出は、映画評論家、日本映画記者クラブ員、新聞記者ら126名の投票によって行われた。主演男優賞は松田龍平
主演男優賞は「舟を編む」の松田龍平、助演女優賞は「共喰い」「はじまりのみち」の田中裕子、助演男優賞は「凶悪」「そして父になる」のリリー・フランキー、新人女優賞は「舟を編む」「シャニダールの花」の黒木華、新人男優賞は「少年H」の吉岡竜輝が受賞した。日本映画作品賞は「ペコロスの母に会いに行く」(森崎東監督)、外国映画作品賞は「愛、アムール」(ミヒャエル・ハネケ監督)、文化映画作品賞は「標的の村」(三上智恵監督)、日本映画監督賞/読者選出日本映画監督賞は「舟を編む」の石井裕也監督、外国映画監督賞/読者選出外国映画監督賞は「ゼロ・グラビティ」のアルフォンソ・キュアロン監督、日本映画脚本賞は「共喰い」の荒井晴彦氏が選ばれた。(モデルプレス)
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