伊藤英明&上白石萌歌&なにわ男子・西畑大吾ら出演「KAPPEI カッペイ」ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭最優秀作品賞受賞
2022.09.13 19:00
俳優の伊藤英明が主演を務め、女優の上白石萌歌、なにわ男子の西畑大吾らが出演し、今年3月18日に公開された映画『KAPPEI カッペイ』が、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭にて最優秀作品賞を受賞したことがわかった。
伊藤英明主演「KAPPEI カッペイ」ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭最優秀作品賞受賞
カナダ・モントリオールで開催されたファンタジア国際映画祭でのニューフレッシュ・アワード最優秀作品賞受賞を引っさげて、堂々のヨーロッパ上陸を果たした『KAPPEI カッペイ』。ベルギー・ブリュッセルで開催された、ヨーロッパを代表するジャンル系映画の祭典、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭でも、Emerging Raven Award部門で大賞に選ばれ、最優秀作品賞を受賞した。勝平役の伊藤は「“究極にばかばかしくも普遍的なユーモアをロマンスやファンタジーと融合させた、その奇想天外なコンセプト賞”という名前の賞をいただくのでしょうか」と語っていたが、今回受賞したのは、映画祭のシンボルであるカラス(Raven)の名を冠したEmerging Raven Competition(エマージング・レイブン・コンペティション)部門。開催時期を変更して2年半ぶりとなるリアル開催であり、40回目のアニバーサリーとなる今年、第1作目の新人監督による作品にスポットライトを当てる目的で新たに開設され、『KAPPEI カッペイ』が栄えある第1回受賞作品となった。
北米に続きヨーロッパでも評価されたことを受け、平野隆監督からは喜びのコメントが到着。「ファンタジア国際映画祭での受賞では、北米の方々が言語の壁を超えてこの難解で哲学的な映画を理解され評価されたことに驚きを禁じえませんでしたが、その波が今回ヨーロッパに移ったことに更なる驚きを感じています。ブリュッセルは『欧州の首都』とも称せられる歴史的文化都市です。文学的で進歩的なヨーロッパの映画人が、この映画の不条理でシニカルな風刺を愛してくれたことに感動しております」と伝えた。
「KAPPEI カッペイ」シッチェス映画祭にも出品決定
そして勢いそのままに世界3大ファンタスティック映画祭のさらなる一角、シッチェス映画祭へも乗り込むことが決定。1968年創設、スペイン・バルセロナ近郊のリゾート地シッチェスで開催され、ホラー、SF、サスペンスなどのジャンル映画に特化、日本でもセレクション上映イベントが行われるなど映画ファン注目の映画祭だ。「選定理由にまず主役の伊藤英明さんの信じられないほどのカリスマ性が挙げられます」と選定委員に言わしめた『KAPPEI カッペイ』。日本ではBlu-ray&DVDが発売中。(modelpress編集部)
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