中村倫也、北川景子を「譲るよ」“景子愛”強すぎる芳根京子に屈する<ファーストラヴ>
2021.02.11 13:37
映画『ファーストラヴ』の初日舞台あいさつが11日、都内の劇場で行われ、主演の北川景子をはじめ、中村倫也、芳根京子、窪塚洋介、板尾創路、木村佳乃、メガホンをとった堤幸彦監督が登壇。最近“愛”を感じた瞬間についてのエピソードを披露した。
北川景子、木村佳乃からの電話に「ちょっと泣いた」
北川は「プライベートでよく佳乃さんと連絡をとらせてもらっていて。お電話をいただいて『大丈夫?疲れてない?』と声をかけてもらって、その声が優しくて泣きそうになった。いや、ちょっと泣いたんですけどね。そのお電話の後、頑張ろうと思えた。嬉しかった」と感謝。その言葉に木村は「お子さんもまだ小さいですし、大変だろうなと思って(電話した)」と理由を明かしつつ「内緒にしていたのに恥ずかしい~どうしよう監督」と赤面した。中村は本作のエンドロールについて触れ、「そこでも芝居がある。そこは撮影中、監督から『やってほしい』と台本にない何十行のセリフを渡されてゾッとしたんですが(笑)。監督は(自身が演じた)迦葉の働いているところを見せてあげたいという思いがあると聞いて、そこをすくい上げて本編で描かれていない部分を描きたいという狙い。そのアイデアに愛を感じましたね」と堤監督の計らいににっこり。堤監督が本作に登場する公認心理師や弁護士といった仕事にスポットライトを浴びせたい想いがあると知ると、中村は「全国7000万人いる弁護士と公認心理師の方にぜひ見てほしい」とアピールした。
中村倫也、“景子愛”が強すぎる芳根京子に屈する
動機なく父親を殺す女子大生・という狂気じみた役に挑戦した芳根は、主演の北川からの「愛をいただいた」と告白。「あの時期に悩んでいたこともあって、私の心を景さんが癒やしてくれたし、演じた環菜の傷も景さんの真壁先生が癒やしてくれた」とアクリル板越しに顔を見合わせ、感謝の眼差し。その光景を見ていた中村が「芳根さんが北川さんのこと好き過ぎるんですよ。さっきも裏で景ちゃんが口を開くとぱっと見て頷きながら聞いていた」と芳根の“北川景子愛”を暴露。すると芳根は「中村さんが北川さんのことを景ちゃんと呼んでいるのが羨ましくて、私は景さんと呼んでいるんです!」と迫り、中村は「怖い怖い怖い怖い…。じゃあ譲るよ」と白旗だった。
映画「ファーストラヴ」
「第159回直木賞」を受賞した島本理生氏による累計発行部数30万部超の小説が原作。アナウンサー志望の女子大生が動機なく父親を殺害したという衝撃的な事件が起き、主人公の公認心理師・真壁由紀がミステリアスな容疑者に翻弄されながらも、真相に迫っていく物語。木村は、父親を殺害する女子大生・環菜の母親を演じたが「鬼のような母を演じさせていただいた。芝居中は本当に心が痛かった。ごめんね…かわいそうに」と芳根に謝罪。「学校から帰ってきた娘に『おやつあるよ』とか『宿題やった?』とか話す普通のお母さんを演じたかったのですが、なぜか大変演じるのが難しい母親をいただいた。でも監督とご一緒したかったので、なんとか食らいついた」と振り返った。
イベント中、ポケットに入った窪塚の携帯電話が鳴るハプニングが発生した。「マジっすか先輩」(中村)、「素人か!」(板尾)と注意された窪塚は「こういう奴いるんですよ~」と大慌て。監督が「ちゃんとやらないと司会者さんのライダーキックくらうよ!」とチクリと話すと、窪塚は司会者におしりを差し出す素振りを見せ、笑わせていた。(modelpress編集部)
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