嵐・二宮和也がカメラマンに 菅田将暉は「狙うのが難しかった」初の写真展に感慨<浅田家!>
2020.09.26 20:06
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嵐の二宮和也が26日、都内で行われた主演映画『浅田家!』のオンライン写真展オープニングセレモニーに、写真家・浅田政志氏とともに出席した。
二宮和也、初の写真展 コスプレ写真は「かなりこだわった」
浅田氏の2つの写真集「浅田家」「アルバムのチカラ」を原案に、中野量太監督が独自の視点と脚本で、実在する家族の物語に挑む映画『浅田家!』。公開を記念し、9月27日から10月31日の期間「浅田政志×二宮和也 写真展 『浅田家!』」が、3Dビューで閲覧できる完全オンラインで開催される。浅田氏本人が実際に撮影した、映画版『浅田家!』の家族写真や、映画撮影の合間に二宮が撮影していたキャストのオフショットなど全48点もの展示品が並ぶ。自身初の写真展となった二宮は、「本当は実際に来て頂いて空気感と共に写真展を楽しんでもらいたかったですが、逆にスケジュールに左右されず、オンラインでいつでも多くの方に見て頂けるので嬉しいです」と感慨深く感想を語った。
また、原案となった写真集「浅田家」を再現した映画版のコスプレ家族写真が、全19点中12点展示されていることにも触れ、「一日コスプレ写真を撮る日を作ってもらったり、コスプレ写真はかなりこだわって撮影しました。なので全19点のうち12点しか飾られないと聞いて、残りの7枚はどこにいってしまったんだろうと(笑)。どの12枚が選ばれたのかドキドキしています。オリジナル写真と背丈と骨格が違うので、同じ格好、同じポーズをしていても微妙に形が変わってしまって難しかったです」と、大変さをのぞかせつつも、笑顔で浅田氏と撮影時の思い出を振り返った。
“カメラマン”二宮和也、共演者を撮影 菅田将暉は「鋭い人」
映画撮影中に、二宮が撮影したキャスト・スタッフのオフショットを投稿していくTwitter企画「#ニノカメラ」も好評だが、写真展でしか見られない写真も展示。自身が撮影した写真について二宮は「誰にも嫌がられずに、縦横無尽に動きながら写真を撮れました!ブッキー(妻夫木聡)はこちらを気にしないスキルが高くてオフショットを撮りやすかったです。逆に菅田(将暉)くんは、まずどこにいるか分からなくて狙うのが難しかったです(笑)。でも、カメラを直接向けていないのに、僕が撮っているのに気付いてこちらを向くので鋭い人だなと思いました」と撮影者ならではの観点で振り返った。
“カメラマン・二宮和也”が撮影した写真について、浅田氏は「公開されているのはキャストの写真が多いですが、スタッフのスナップもたくさんあって、すべて見てほしいくらい素敵な写真が多いです」と絶賛。二宮は照れくさそうにしながらも、浅田氏の話に耳を傾けていた。
また途中、実際にこのオンライン写真展を二宮が体験。二宮による音声ガイドをはじめ、写真を撮影している模様のメイキング映像や、映画BGMを聞きながら写真展を見ることができたりと、オンラインならではの豪華な機能に驚きつつも、「自分たちでもオリジナルにかなり寄せて撮ったので、こうして並べて展示してもらえると精度の高さを感じるし、より見比べてもらえるので良かったです。残念ながら、ここに展示されていない写真は是非映画でご覧頂けたらと思います!」と話し、存分に楽しんでいる様子だった。
続いて、本編で描かれる<写真洗浄>の活動について、二宮は「何本か戦争の映画をやらせて頂いたことがあって、その中で、戦地で家族の写真を見て『明日もこの家族のために頑張ろう』というように、写真が生きる力や希望の象徴になっているのを感じていました。今もコロナ禍で、気軽に家族や友達に会えない時に『またこうやって会える日がくるまで頑張ろう』という気持ちさせてくれるのも写真の力だなと改めて思いました」と真剣な眼差しでコメント。
最後に、「見る人や見る環境によって、写真が与えてくれる印象は変わると思います。無料なので何回も楽しんで頂けたらと思います!」とアピールし、浅田氏とテープカットで写真集の門出を祝うと、笑顔でオープニングセレモニーを終えた。(modelpress編集部)
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