エクセル×GYUTAEコラボイベント実施! 「これが無いとメイクできないかも」プロデュース製品への思いを語る
メイクアップブランド「エクセル」が、この秋にメイクアップクリエイターのGYUTAE(ギュテ)さんと、ブランドとして初めてのクリエイターコラボを実施。新商品「メロウシェード リキッドライナー」のGYUTAEさんプロデュースカラー「ML05(ダスクグレージュ)」を発売しました。
このスペシャルなコラボを記念し、2024年11月17日(日)に原宿の@cosme TOKYOで「エクセルדGYUTAE”プロデュースカラー発売記念イベント」を開催! マイナビウーマン編集部がイベントに参加し、GYUTAEさんにインタビューもしてきました。イベントの様子とともに、GYUTAEさんプロデュースカラーのこだわりポイントも教えていただいたので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
■GYUTAEが「自信をもっておすすめできるカラーができた」語る渾身の一色
日曜の朝早くから行われた本イベント。抽選で選ばれた参加者はドキドキした表情でGYUTAEさんの登場を待っていましたが、GYUTAEさんの姿が見えるとあたたかい拍手と笑顔で満ちた空間に! GYUTAEさんが「朝早くからありがとうございます」と感謝を述べる姿が印象的でした。
今回のコラボアイテム「メロウシェード リキッドライナー ML05(ダスクグレージュ)」について聞かれると、「自信をもっておすすめできるアイテムができた。毎日使っていて、これが無いとメイクできないくらい愛用しています」と笑顔を見せてくれたGYUTAEさん。もともとエクセルのリキッドアイライナーを愛用しており、リニューアルのタイミングでコラボが実現したのだとか。
開発中は、サンプルを10~20本つくって吟味していったと語られました。アイライナーのカラーはGYUTAEさんが日々アイライナーで眉やまつ毛を描くうえで「どんな色が本物の毛の色に近いんだろう?」と試行錯誤を繰り返した結果、「パープルを入れたらいい感じになるのでは」と思っていたところ、ファンの皆さんのお声でも「パープルのアイライナーがほしい」という要望があり、決まったのだとか。
カラーをつくっていくうえで、目力を出せる濃さと、時間が経っても変色しないキープ力、そしてパープルならではの透明感のバランスが難しかったと明かしてくれました。
■GYUTAEが「エクセル」愛用品を明かす
「メロウシェード リキッドライナー ML05(ダスクグレージュ)」には、エクセル定番人気のアイシャドウ「スキニーリッチシャドウ SR03(ロイヤルブラウン)」を合わせるのがおすすめとのこと。ピンク系のブラウンに透明感あるパープル系アイライナーがマッチします。
イベント当日は上記の組み合わせに、リップは「リップステディ」のローズベージュ系を使っていたそう。同じ組み合わせでメイクしてみたい……!
エクセルには他にも愛用品が多数あるそうで、毎年冬に数量限定で発売されている「エクストラリッチパウダー」は発売されるたびにストック買いをしているのだとか。「自然なパール感と粒子の細かさがお気に入り。通常商品にしてほしいと思ってます」とラブコール。
さらに、ブランドとしても人気の3WAYアイブロウペンシル「パウダー&ペンシルアイブロウ EX」はメイクをフル装備するときでもきれいに発色してくれるところがお気に入りと紹介。「普段のベースメイクは7層なんですけど、フル装備の時は10層」と語ると、会場からは驚きの声も。カラー展開の多さにも言及していました。
■ファンからの質問に回答! 話題の「カーペット肌」にも言及
イベントでは参加者から寄せられた質問にGYUTAEさんが回答するコーナーも。質問が発表されるたびに「○○さんどちらにいらっしゃいますか?」と呼びかけ、ファン一人ひとりに目を向けている様子が印象的でした。
今回のコラボの広告ビジュアルについて聞かれると、「頭の中でイメージしていたものが具現化できたような、カチッとハマったような感覚が新鮮だった」と振り返ってくれたGYUTAEさん。他にもこの秋におすすめのアイシャドウやイベント前のルーティンなども答えてくれました。
出先でのメイク直しについて聞かれると、「メイクが崩れないんですよね……」と回答に迷いつつ、最近GYUTAEさんのTikTokで話題になった「カーペット肌」について言及。薄く何層も重ねているので、外部刺激で崩れても撫でると元通りになるんだとか……!
GYUTAEさんならではのエピソードを明かしつつ、ファンが日常的に活かせる内容としては「全体にパウダーをのせると直しにくくなるので、クッションファンデーションで仕上げて、崩れやすい部分にだけパウダーを使うのが良いかと思います」とアドバイス。締めに「ぼくのメイク動画を見て同じメイクをするとカーペットができあがります(笑)」と会場の笑いを誘いました。
イベントの最後にはGYUTAEさんとのツーショットチェキが撮れる抽選会も実施され、3名が当選。当選した方には会場全体から拍手が沸き起こるなど、あたたかい雰囲気に包まれてイベントは終了しました。
■「いろいろな人に使ってほしい」
今回のイベントで、GYUTAEさんに個別インタビューのお時間をいただくことができました。気さくにお答えいただいたやり取りの様子をお伝えします。
――今回、エクセルとして初のクリエイターコラボが実現しましたが、お話を聞いたときの率直な感想を教えてください。
ずっと昔から愛用していたので、コラボさせてもらえるというだけでうれしかったのですが、さらに初ということで「ぼくでいいんですか?」という心配もありつつ、でも素直にうれしかったです。
エクセルさんはいろいろな場所で見かけますが、プチプラながらも品のあるブランディングが大好きで。低価格でいいものを作っているイメージがあったので光栄でした。
――GYUTAEさんにとってもここまでしっかりプロデュースされるコスメは初めてとおっしゃっていましたが、商品に込めた思いやこだわりを教えてください。
今まで「スキニーリッチライナー」のグレージュで眉やまつ毛、アイラインを描いていたのですが、それがリニューアルするタイミングということで、ぼくがつくるのであればいろいろな用途に使えるカラーをつくりたいと思いました。
自分自身も黒髪になって眉の印象が薄くなったと感じていたところだったので、自分がほしいもので、なおかつファンの方々やユーザーの方々が求めているカラーをつくりたいと思っていろいろと意見を聞いていったのですが、その中で「紫」という単語が出てくることが多くて。
ぼくも自然な毛並みの質感を再現しようとしたときに、黒で描くと濃すぎるし、グレージュは薄いなという印象があって、でもダークブラウンだと濃すぎる。ブラウンが入ると毛の質感が出ないなというところで、何が良いんだろうと思っていたのですが、パープルが入ることによってすごく自然な毛並みに見えて、なおかつ透明感が出るということに気が付きました。
そこで今回のカラーリングをつくったのですが、グレージュ・パープル・黒それぞれの良いところが絶妙に混ざったのがこの「ダスクグレージュ」になっていると思います。
――アイライナーとして使ったときのポイントはどこですか?
もともと目力を出すことに重点を置いていたので黒いライナーしか使っていなかったんです。太めに引くことも多くて。太めに引けば引くほど薄い色のライナーだとすごく薄くなってしまって目力が出ないように感じていたので、黒ばかり使っていました。
でも、世間的にカラーライナーが流行っていて、ぼくも使ってみたいなという思いがありました。今回のダスクグレージュは引きで見ると黒のライナーのように目力がしっかり出るのですが、近づくとパープルのニュアンスが見えて透明感を感じられるという二面性があって、そこがこだわりポイントです。
――開発の上で苦労した点を教えてください。
パープルを入れたいという色味のコンセプトは早めに決まっていたのですが、黒みや白みの配合のバランスで色味が変わるので、自分の頭の中にあるカラーを具現化させるのが大変でした。
でも、最終的には思い描いていたままのものができあがったので納得がいっています。
――完成品を手にしたときのエピソードを教えてください。
最後、2色くらいで迷っていたのですが、いざ使ってみると「ああ、もうこれだ」とすぐに決まりました。最後はビビッときて即決だった印象があります。
――苦労してできあがったアイライナーが実際に店舗に並んでいるところは見られましたか?
はい! @cosme TOKYOさんにはパネルが置かれているのを知っていたので見に行きました。全身白コーデで行ったのですが、全然誰にも気づかれず普通に写真を撮って帰りました(笑)。
――お忍びで行かれたんですね。ファンの皆さんからの反応はどうでしたか?
こんなに反響があると思っていなかったので、完売情報を聞いて「ホントに!?」と思いました。ファンの方から「買えない!」とコメントが来て、申し訳なさとともにうれしさもあり、複雑な心境です。
ぼくがつくっていると知らずに買ってくださる方もいると伺って。色の名前を決めるときにぼくの名前を入れる案もあったのですが、カラーそのものが人気になってほしい思いがあったので、色に合うものにしたくて「ダスクグレージュ」という名前にしたという経緯があったこともあり、カラーが褒められているのがすごくうれしいです。
――改めておすすめの使い方を教えてください。
彩度が低めのシェードカラーと相性が良いと思うので、普段あまりメイクしない方でも馴染みが良いはずです。ナチュラルなメイクの方が黒いライナーを使うと印象が強くなりすぎてしまうこともあると思うのですが、そういう方にもすごく使いやすいのではないでしょうか。さりげなく使いたいときも、ぼくのように濃いメイクでも使えます。用途にあわせて万能に使えると思います。
――今回、ファンの方を招待したイベントとなりましたが、ファンの皆さんと対面でやり取りしてみていかがでしたか? イベント全体の感想と併せて教えてください。
実際に使った感想を聞けるのがうれしくて。SNSでコメントを見るのと生の声を聞くのって違いますし、ぼくがコラボでつくったアイライナーを使っている方を間近で見ると、本当に(皆さんの)手に届いている実感が湧きました。感慨深いと思いながら今日のイベントを過ごしました。
また、「あの@cosme TOKYOでイベントができる」というのがうれしかったですし、あんなに大きいブースを組んでくださってありがたかったです!
――ありがとうございました!
■GYUTAEさんのこだわりが詰まったアイライナー
さまざまなメイクをSNSで披露しているGYUTAEさんのこだわりが詰まった「メロウシェード リキッドライナー ML05(ダスクグレージュ)」。メイク好きならではの着眼点から生まれたカラーということで、年齢やメイクの好みを問わず幅広いユーザーの心をつかんでいます。大好評につき現在は購入できる場所がかなり限られていますが、店頭で見かけた方はぜひそのこだわりカラーを試してみてくださいね。
(取材・文:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部)
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