

カップ付きインナーはNG?美しいバストを作る簡単ケア習慣4選
2024.10.22 17:05
自分のバストの位置を意識していますか? 日本の女性はバストの大きさを気にしがちですが、重要なのは形や位置。スタイルや見た目の若々しさにも大きく影響する要素です。「ファッションがなんとなく決まらない」といった悩みも、実はバストが下がっているのが原因かもしれません。バストの形が崩れる原因とケア方法を、ヨガインストラクターの高橋かなこさんに伺いました。
バストケアはいつから必要?

また、産後・授乳後に胸が垂れてしまうと聞いたことがある方もいるでしょう。妊娠や授乳によってバストの組織が変化することで、形が崩れてしまうことがあります。
そのため、年代やからだの変化にあわせて、そのときに必要なケアを行うことが大切なのです。
バストの形が崩れてしまう原因は?

クーパー靭帯の主成分はコラーゲンで、一度伸びたり切れたりすると元の状態には戻せません。しかし、衝撃や揺れ、姿勢の悪さや運動不足、筋力の低下などさまざまな要因で損傷するといわれています。また、加齢や妊娠・出産によってもこのクーパー靭帯は傷んでしまいます。2.ホルモンバランスの変化ホルモンバランスの変化も、バストの形や位置に影響を与えることがあります。女性ホルモンのエストロゲンやプロゲステロンは、乳腺の発達を促す働きをもっています。ホルモンバランスの変化によって乳腺が縮小し、乳房の構造が変わることで、バストが柔らかくなり、脂肪が流れやすくなってしまうのです。また、女性ホルモンはバストだけでなく、丸みのあるヒップラインや肌や髪のツヤなど、女性の美しさを支えています。
女性ホルモンは年齢とともに減少し、35歳を過ぎると一気に分泌量が減ることが多いです。しかし、20~30代の女性も、過剰なストレスや不規則な生活、栄養バランスの偏りなどによってホルモンバランスは変化するといわれています。
3.補正力やサポート力のない下着バストは重力の影響を受けるため、長期間にわたって支えがない状態が続くと、下に引っ張られて形が崩れることがあります。カップ付きインナーやノンワイヤーブラなど、着心地のラクさを追求した下着は、その支えが十分でない場合も。また、ブラジャーをつけていても、サイズが合っていなかったり、つけ方が間違っていたりすると、バストの形に影響を与えます。
バストが小さい人は、それほど下着にこだわらなくてもよさそうに思えるかもしれません。しかし、サイズが小さくても動きや揺れの影響を受けている可能性があります。そのため、サイズの大小に関係なく、補正力やサポート力のある下着でしっかり支えておく必要があるのです。
美バストを維持するセルフケアを紹介

立っているときや歩いているときは、頭のてっぺんが上から糸で引っ張られているようなイメージで、からだをまっすぐに。座っているときは、骨盤が後傾して腰が丸まったり肩が耳より前に出たりしないように意識してください。
2.自分のサイズに合ったブラジャーをつける自分のバストに合ったサイズのブラジャーをつけましょう。定期的にお店でサイズを計って購入するのがベストです。
今持っているブラジャーについては、以下のポイントをチェックしてみてください。
・カップが食い込む
・アンダーバストが食い込む
・脇から肉がはみ出る
・カップが浮いてしまう
ひとつでも当てはまれば、サイズが合っていない可能性があるので新調してみましょう。
また、カップ付きインナーの使用頻度にも要注意。自宅でのリラックスタイムや、夏の暑い時期だけ着用するなどに留め、ブラジャーの代わりとして日常的に着用するのはやめましょう。
3.大胸筋を鍛える腕立て伏せを行うバストの下垂や形の崩れを防ぐには、筋力トレーニングも効果的です。とくに腕立て伏せは、大胸筋と小胸筋のふたつの筋肉を同時に鍛えられるのでおすすめ。筋肉でバストを持ち上げる効果によって、バストのサイズアップも期待できます。少しつらいと感じられる回数を目安に、週に2~3回の頻度で習慣化するようにしましょう。
筋力に自信のない人は、膝をついたままの腕立て伏せや、壁を使った方法でも十分です。無理をせずに続けられる、自分のレベルに合ったエクササイズを見つけましょう。
4.ホルモンバランスを整える食生活を送る美しいバストを保つには、食べ物からバランスよく栄養を摂ることも重要。加えて、女性ホルモンのバランスを整える栄養素を積極的に摂りましょう。
たとえば「大豆イソフラボン」は、女性ホルモンのエストロゲンと構造が似ているため、意識的に摂取することでエストロゲンの働きが優位になるとされています。
ただし、大豆イソフラボンは過剰摂取に注意が必要です。1日のイソフラボン摂取上限は70~75mg、(※1)納豆だと1日2パックまで、豆腐は1日1丁程度です。意外と上限を超えやすいので、基準以上に食べないように気をつけましょう。
エストロゲンの働きを助ける「ボロン」も重要です。ボロンはエストロゲンの血中濃度を高める働きがあるため、バストアップに必要な栄養素として知られています。キャベツ、海藻、ナッツなどに多く含まれています。
その他、筋肉を作るもとになるタンパク質、コラーゲンの生成を助けるビタミンCなども意識して摂取するといいでしょう。
バストケアには漢方薬も役立つ

前述したように、バストの崩れは、血流の滞りやホルモンバランスの乱れが原因となっていることがあります。そのため「血流をよくして必要な栄養を届ける」「女性ホルモンのバランスを整える」といった働きのある漢方薬を選び、根本改善を目指しましょう。
バストケアにおすすめの漢方薬・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
冷え症で疲れやすく、貧血傾向のある人におすすめです。「血(栄養)」を補い、血流を促進することで、ホルモンバランスの乱れに働きかけます。
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
下腹部痛、肩こり、冷えのぼせのある人におすすめです。滞った古い「血(栄養)」を取り去ることで、女性ホルモンの変動に伴ってあらわれる月経痛などの不調にも用いられます。
漢方薬は、体質との相性が重要です。体質に合わない漢方薬を飲むと、副作用が生じたり効果が得られなかったりすることもあります。そのため、はじめて漢方薬を試すときは、薬剤師や医師などに相談して選定してもらいましょう。
バストの位置や形で見た目の印象アップ

また、栄養や漢方薬といった内側からのケアも重要です。自分にできることから始めて、スタイルアップを目指してみませんか。
参考
(※1)内閣府 食品安全委員会 “大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A”(参照 2024-10-16)
https://www.fsc.go.jp/sonota/daizu_isoflavone.html#19
writer / Sheage編集部
※記事の内容(本文・画像など)に関しては、許諾を得て掲載しております。
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