「巌流島」演出・堤幸彦が明かす“新解釈”とは?横浜流星には「期待しかない」
2022.10.26 17:27
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俳優の横浜流星が主演、中村隼人が共演する舞台『巌流島』(2023年2月10日開幕)の製作発表会見が、2022年10月26日に行われ、横浜、中村のほか演出を担当する堤幸彦が出席。堤が舞台の詳細を明かした。
堤幸彦、“新解釈”について明かす
本作は、歴史に残る対決として世に知られる、剣豪・宮本武蔵と佐々木小次郎の「巌流島の戦い」に焦点をあてた舞台で、新解釈、新設定をもとに新たに脚本を創り上げ、オリジナル作品(新作)として上演される。この“新解釈”について、まず堤は「テクノロジーの舞台における最新型をお見せしたい」と巨大なLEDで自由自在に変化する背景を使用。
また、「かつての舞台の流れ・進行にとらわれずに、まるで映画を新しい形で作っていくような」舞台構成を目指す一方で、「お2人の汗と血と涙とそういったものを間近で見えるように作っていく」と従来の演劇の力強さも取り入れていきたいと話した。
さらに、見どころは長きに渡る武蔵と小次郎の関係だといい、決闘のシーンは史実とは異なり「全然一瞬では終わりません、かなりしつこいです」と力を込めていた。
堤幸彦、横浜流星に「期待しかない」
「自分にしか出せないものを出して新たな武蔵を生きることができたら」と、色濃く描かれた武蔵野の内面を大事に演じていきたいと語る横浜に、堤は「期待しかないですね、必ずやり遂げてくれる」と期待。横浜がこれまで出演してきた作品での活躍にも触れ、その経験も踏まえて「彼は適役だと思います」と断言した。(modelpress編集部)
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