『あんぱん』オーディションで全員大爆笑だった俳優 “まさかの見た目”に脚本家は「一発合格」
朝ドラ『あんぱん』の脚本を手がけた中園ミホ氏が『あさイチ』のインタビューで裏話について明かす。オーディション時に「部屋に入ってきたとたん、全員…ゲラゲラ笑ったんですよ」と語った俳優とは…。

NHK連続テレビ小説『あんぱん』の初回から最終回までを凝縮した総集編と特別編を30日に放送。
脚本を手がける中園ミホ氏が『あさイチ』にVTR出演した際、オーディション時に最もインパクトのあった俳優について明かしていた。
そろって爆笑
9月18日放送の『あさイチ』では、同作の最終回を前に中園氏にインタビュー。
実際のやなせたかしさんとの思い出や、作品に対する思いなどを語るなかで中園氏は、この日のスタジオゲストだった岩男とその息子・和明の2役を演じた濱尾ノリタカについても言及。
「濱尾さんに関してはですね、オーディションに来たときに、部屋に入ってきたとたん、全員こっち側...演出家、プロデューサー、脚本家なんですけど、ゲラゲラ笑ったんですよ」と、そろって爆笑したことを明かした。
心意気だけで「もう合格」
その理由について、「どうしてかっていうと、古着屋さんで買ってきた昭和の衣装...普通のワイシャツとズボンなんですけど、どことなく昭和なんですよ。それに髪の毛を七三に分けて、昭和っぽく入ってこられて。その心意気だけで『もう合格!』と思ったんですけど」と“一発合格”だったことを振り返る。
また、濱尾の演技について、戦時中の進駐先での岩男とリン(渋谷そらじ)との交流の場面に「戦地でのシーンで、リンとの交流を見ていると、本当に愛情をもってリンとじゃれ合ったりしているのが、きっと濱尾さんのなかにある温かさ、愛情の深さだと思うんですよね」と評価した。
「どうしてもやりたかった」
VTRを見た濱尾は「大変恐縮でございます」と頭を下げる。
オーディション時の“昭和風”の衣装については「どうしてもやりたかったんで。普段、そういう(服装などでアピールする)ことってあんまり、やりすぎない方がいいとは思っているんです、個人的には。だけどどうしてもやっちゃって...。家から(衣装を)着て、七三の...すごいジロジロ見られながら行きました」と語った。
オーディションで爆笑されたことについては「なんで? と思って」と驚いたことに触れ、「そういうことだったんだ」と苦笑した。
演技を見て再登場決める
鈴木奈穂子アナウンサーは、中園氏から聞いた話として「濱尾さんの演技とか...岩男の演技を見て、ドラマの途中で『また息子として登場してもらおう』というのを決めて書かれたっていう」と、中園氏が濱尾の演技に感銘を受けて、和明役での再登場を決めたことに言及。
濱尾は「本当にびっくりしました。何なら僕は、戦争に行くかも分かっていなかったので、岩男として。蘭子さんに求婚いくかも分からないぐらい」と、次第に出演シーンが増えていったことを打ち明け、「再登場までいかせていただいたのは、本当に光栄でしたし、幸せでした」と感謝していた。
「一番ブレイクした」の声
このエピソードに、Xでは「濱尾ノリタカさんのお話すてきだな」「オーディションエピソードも面白かった。心意気だけで合格」「気合いって伝わるね~」「私も濱尾くんの岩男に出会えてよかったよ! オーディション受けてくれてありがとう」といった声が。
なかには「一番ブレイクしたの岩男、濱尾ノリタカさんじゃないかな」との指摘もあった。
この記事は2025年9月18日に公開された記事を編集して再掲載しています。
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)
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