

さらば青春の光も思わず「へー!」 売れてる漫画の“共通点”を『センゴク』作者が明かす
人気歴史漫画『センゴク』作者の宮下英樹氏。「アイデアがなかったらとりあえず…」と売れる漫画の法則を語る。

人気漫画家・宮下英樹氏が23日深夜放送の『さらばのこの本ダレが書いとんねん!』(テレビ大阪)に出演。“売れる漫画の法則”を明かした。
『センゴク』の裏話
書店やネットなどで見つけた気になるタイトルの本を、お笑いコンビ・さらば青春の光の森田哲矢と東ブクロが深堀りしていく同番組。
今回は、『歴史知識ゼロの僕がどうやって18年間歴史マンガ『センゴク』を描き続けられたのか?』(星海社)著者の宮下氏が登場。人気歴史漫画『センゴク』(講談社)の裏話を語っていった。
主人公で、織田信長に仕える「仙石権兵衛秀久」は実在の人物だが、「なるべく比較的匿名性が強くて信長に関わるのがこれだった」「自分に置き換えられる」。読者が作品に没入しやすくなるよう、あえて地味な人物を選んだ。
売れる漫画の法則
じつは、「かっこいいキャラクターを主人公にしない」ことが“売れる漫画の法則”の1つと宮下氏は持論を展開。
「当時は『スラムダンク』が教科書で。当時言われてたのが『流川(楓)を主人公にしてはいけない』って。読み切り版は流川が主人公。それがダメってなって、(桜木)花道を主人公にしたって」と人気バスケットボール漫画『スラムダンク』(集英社)を例に出して説明する。
「まずは走らせよ」「必殺技に名前を」
ほかにも売れる法則があり、「まずは走らせよ」と宮下氏。登場人物を走らせるという意味で、「アイデアがなかったらとりあえず走らせろと。僕(センゴク)の場合、お城の迷路を走って扉を開けていったら、いろんなものと出くわす。リアクションしていく内にキャラが出てくるだろうっていう感じ」と新たな展開やキャラクターが生まれてくるきっかけに。
もう1つは「必殺技に名前をつける」。戦国時代の戦いは、状況が伝わりにくいという課題があった。そこで必殺技に名前をつけ、「戦況がどうなっているのか」「どちらが優勢なのか」を分かりやすくしたと話した。
愛読書にも出てくる?
さらばも「へー!」「そういう意味ね」と感嘆した売れる法則。単なる「漫画の描き方」ではなく、読者を物語に引き込み、共感させるためのマーケティング戦略にも通じるものがあると筆者は感じた。
読者の視点に立った素晴らしいアイデア。あなたが愛読している人気作品にも、共通している部分は多いのではないだろうか。
(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり)
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