

大河『べらぼう』暴君・道廣を怪演するえなりかずき 弟との2ショットに「並んでみると…」
大河『べらぼう』で暴君・松前道廣を演じているえなりかずきと弟・廣年役のひょうろくが公式SNSに登場。収録後の本音トークを展開した。

放送中の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK)で周囲に恐れられている暴君・松前家八代当主の松前道廣を演じるえなりかずき。初登場時から怪演が話題となるなか、公式SNSで公開された弟との2ショットが大きな反響を呼んでいる。
【ポスト】収録後の兄弟トーク
24回のあらすじ ※ネタバレあり
「江戸のメディア王」と評される浮世絵版元(出版人)の「蔦重」こと蔦屋重三郎(横浜流星)が吉原を舞台に奔走する姿を描いた本作。
22日放送の24回では、蔦重の地元問屋・版元「耕書堂」の日本橋進出が本格化。店を畳んだ日本橋の地元問屋「丸屋」を買い取るために、女郎屋の主・女将ら「忘八」の協力のもと策略をめぐらせる。
その一方で老中・田沼意次(渡辺謙)の嫡男・田沼意知(宮沢氷魚)は花魁・誰袖(福原遥)と手を組む。誰袖のもとに足繁く通う江戸家老・松前廣年(ひょうろく)を懐柔し、抜荷(幕府の禁令を破って行われた密貿易)の証拠を掴もうと画策していた。
誰袖に詰め寄るも...
廣年の兄は松前家八代当主・道廣で、家臣を標的に火縄銃を撃って楽しむ暴君。廣年が吉原に通っていると知った道廣は「お前、家老の分際で吉原で湯水のごとく金を使っておるのか」と激怒し銃口を向ける。廣年はあまりの恐怖に「女郎に唆されまして」と叫びながら、その場に倒れてしまう。
すべてを悟った道廣は大文字屋の誰袖を訪ねる。大文字屋の主人・二代目市兵衛(伊藤淳史)に「誰袖が廣年を唆し琥珀の直取引(抜荷)を企んでいた」と詰め寄った。
市兵衛と誰袖は「花魁、なんてことを」「お許しくださんし、主さん(廣年)会いたさに魔が差しんして」と一芝居を打ってその場を誤魔化そうとしたが、道廣は「いや、いっそそれをワシとおまえでやらんか」とまさかの提案。驚く市兵衛らに対し「松前家と吉原で、ひとつ琥珀で大儲けせぬかという話だ」と笑みをこぼした。
公式SNSでインタビュー
家臣だけでなく、家臣の妻を木に縛りつけて火縄銃を撃つなど、非道な行為を楽しんできた暴君・道廣に、視聴者からは「ここまでのブラックえなりは史上初ですわ〜 みんな心の臓止まりますわ」「えなりさん怖かったです。いつも優しい役柄なので、背筋凍りそうでした」といった声が寄せられている。
公式SNSで「『心を鬼にして当たっている』と兄・道廣役のえなりかずきさん。『めちゃめちゃ怖かった』と弟・廣年役のひょうろくさん。松前兄弟を演じるお二人に収録の感想を聞きました!」と綴り、道廣・廣年兄弟にインタビューを決行。
作中の雰囲気とは一転して、「兄弟でーす」「めちゃくちゃ怖かった」「弟にフォローしていただいている感じです」と和気あいあいと語っていた。
「本当の兄弟みたい」と反響
屈指の悪役として作品を盛り上げている道廣と、兄に怯える廣年を好演するえなりとひょうろく。2人の関係性が垣間見える、貴重なオフショットに視聴者からも多くの感想が。
「似ているけど、性格は、全然違う。ダークサイドなマリオブラザーズ」「並んでみると、すっごく似てる」「本当の兄弟みたい(笑)」「現場のいい雰囲気伝わってきました。画面を通すと緊迫感がすごいのに...」とここでしか見られない2人の姿を堪能している。
息のあったやりとりも...
https://twitter.com/berabou_nhk/status/1936743369038024898
(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)
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