『あんぱん』ラスト40秒のシーン、ついにと思いきや… 「おい！」視聴者から総ツッコミ

2025.05.27 14:30

提供：Sirabee

27日放送の朝ドラ『あんぱん』では、嵩（北村匠海）が、のぶ（今田美桜）に思いを伝えようとするも…。その様子に「そういうとこだぞ！」「まだまだボンクラなんだな…今後の成長が楽しみ」との声も。

27日放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』では、ラスト40秒の嵩（北村匠海）の、のぶ（今田美桜）への言葉に、視聴者から総ツッコミが入れられた。

嵩は寛への後悔の念を漏らす

寛（竹野内豊）が急死し、柳井家への弔問から戻ったのぶに、草吉（阿部サダヲ）があんパンを手渡し、嵩に届けるように言う。

空地のシーソーに座っていた嵩は、涙を流しながら寛からの言葉を思い返し、のぶに「もっと早く帰っていれば、おじさんに会えたんだ」「育ててもらったお礼も、何も伝えられなかった」などと語る。寛を最後まで「お父さん」と呼べなかったことへの後悔を漏らし、「ごめんなさい、お父さん」と再び涙を流す。

のぶは嵩に寄り添い、涙を浮かべながら「寛先生、きっと喜んじゅうで。嵩がやっとお父さんって呼んでくれたって」と思いやると、「うちは嵩の一番古い友達やき」と慰める。

嵩は、「のぶちゃん、ずっと伝えたかったことがあるんだ。僕は...」と意を決したように切り出すも、「やっぱり、いいや。のぶちゃんの言うとおり、のぶちゃんは僕の一番古い友達だから」と話す。

のぶへの告白の言葉を飲み込んでしまった嵩に、Xでは「嵩言わんのかい、なんだか切ない」「本当にそれだけでいいの？　嵩」「嵩遅いわー！　そういうとこだぞ」「嵩お前ーー！！！！！！　言わんのかーーい！！！！！！！」とツッコミが。

「たかしが『やっぱいいや』と言った瞬間全国で『おい！！！』と言う声が上がったと思う」「あんぱんはタカシの成長譚というのはわかってるんだが、覚醒するまで、時間がかかるからめっちゃ歯がゆい」「『やっぱ、いいや』って言うあたり、まだまだボンクラなんだな...今後の成長が楽しみ」といった声もみられた。

視聴者のあいだでは、かねてより次郎（中島歩）と嵩を比較する声も目立ち、はっきりしない嵩に「もどかしい」と感じる人は多いようだ。

ただ、のぶがすで次郎との婚約を決めてしまったことを、このときの嵩はまだ知らない状態で、「縁談の決まったのぶに言う言葉じゃないよね」「今言わなくてよかったけど、そういうとこやぞ！！！　お前ほんまに！！！」とのコメントも。

あす28日の第43話では、帰京間際にのぶの婚約を知った嵩は、精一杯の作り笑顔を向けると、意気消沈して帰京することに...という展開に。

「今はどう考えてもそのタイミングじゃないよな。で、この後のぶが婚約したと知り再度絶望するんだよ。悲惨な週やな」「嵩にはもうひとつ絶望が待っているということか...ダブルパンチ」と、婚約を知った嵩の心境を予想する人も見受けられた。

（文／Sirabee 編集部・しばたけろこ）