『海ダイ』謎多き婦人「いづみと名乗る」理由は… 朝子の“深いセリフ”に注目する人も
『海に眠るダイヤモンド』宮本信子が演じる謎多き婦人・いづみは誰なのか…。「振り出しに戻ってしまった」3話でより翻弄される視聴者が続出している。
日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)の最大の謎・宮本信子演じる「いづみ」の正体探しが10日放送回で加熱。SNSでは視聴者の考察合戦で盛り上がっている。
端島の3人の女性
(『海に眠るダイヤモンド』/©TBS)
(『海に眠るダイヤモンド』/©TBS)
(『海に眠るダイヤモンド』/©TBS)
昭和の高度成長期・1955年ごろの長崎県・端島と現代・2018年の東京を舞台に、そこに住む人々の愛・友情・家族の物語を綴る同作。現代・東京では夢も希望も金もないホスト・玲央(神木隆之介)と謎の女性・いづみとの不思議な関係が描かれている。
端島では、幼なじみ・百合子(土屋太鳳)と朝子(杉咲花)、島に来た歌手・リナ(池田エライザ)ら女性陣と鉄平(神木)と兄・進平(斎藤工)、幼なじみの賢将(清水尋也)ら男性陣の複雑な恋愛模様が進展していく。
各話で別の女性説が
いづみは、端島の3人の女性の「その後」の姿だと予想されるが、これまで放送された2話で毎回、「だれがいづみか」を視聴者が考察してきた。
1話では、鉄平がリナに「人生、変えたくないか? ここから、変えたくないか?」と語る場面があったが、現代の東京ではいづみが玲央に「人生、変えたくないか?」と同じ言葉を投げかけたため、「いづみはリナ説」が濃厚に。
しかし2話では、いづみが右利きでリナが左利きだったとの指摘や、1話の終盤のいづみの回想シーンで出たペンダントを百合子が持っていた点。過去と現代で「水を飲む」様子がシンクロするなどし「百合子説」が台頭していた。
3話では「朝子」濃厚に
3話で端島と現代をつないだのが「桜」だ。進平が練習する百人一首の一句「もろともに あはれと思へ 山桜(やまざくら) 花より外(ほか)に 知る人もなし」をリナは心に刻む。
さらに今回、朝子の初恋相手が自分だと鉄平が気づき、鉄平と朝子の関係に変化が生じる。
鉄平に花見に連れて行ってもらい、本土から運ばれて移植した桜の美しさに感動した朝子。現代ではいづみがビルの屋上に植えられた「端島の桜」によく似た桜の木を玲央に見せ、「もろともに...」と先述の一句を読み上げた。そこから3話ではリナ・百合子に続き「いづみは朝子」説があらたに提唱されている。
朝子の“セリフ”に心動く人続出
また鉄平と朝子の桜のシーンでは、映画の話が立ち消えになり落ち込む朝子に折れた桜の枝を鉄平が渡す。受け取った朝子は「私ね、映画スターになりたかったんじゃなかとよ、ちょっとだけ食堂の朝子じゃない人になりたかったと。そんだけ」と本心を明かした。
このセリフに心動かされる視聴者が続出。「泣いた」「言葉すごい刺さるな」「ささやかな花でいい大袈裟でなくていいって主題歌流れたの大鳥肌たった、朝子にとってこの桜が何より価値あるものなんだね」との書き込みが。
中には、「ちょっとだけ食堂の朝子じゃない人になりたかった」=「いづみと名乗る」と考察する人もみられた。
翻弄される視聴者達
端島の3人の女性、それぞれの特徴・思い出とリンクする謎の女性・いづみ。
視聴者からは「振り出しに戻ってしまった...」「3話でも百人一首の一節いづみさんが話したり、リナ説も残してたり、分からないですねー」「いづみが誰か1人に絞られることなく『あの時あの場所で働いてた女性たちの記憶を背負う象徴的存在』みたいに解釈を広げたまま完走する可能性が全然あると思う!」「手の上で転がされてる感がいっそ心地よい」と翻弄される視聴者。
「コードネームいづみさん あなたは一体、誰ですか?」といった考察や困惑の声が殺到している。
(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)
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