広瀬すず主演「anone」勘違いからの急展開に惹き込まれる…「まるでアンジャッシュのコント」「想像の斜め上」

真実の人間愛を描く「anone」

「Mother」、「Woman」に続く日本テレビ、坂元裕二氏オリジナル脚本の第三弾となる今作。家族を失い社会からもはぐれてしまい、生きる方法さえ見失ってしまった少女が、一人の老齢の女と出会い、真実の人間愛を見つけていく様を描き出す。

ネットカフェに住む少女・辻沢ハリカを広瀬が演じるほか、小林聡美、瑛太、田中裕子らが出演する。

第2話あらすじ＜※ネタバレあり＞

ハリカが初回で出会った亜乃音（田中裕子）の元を訪ね、心を通わせていく様子が描かれた第2話。

15年前に失踪したはずの亜乃音の娘・玲（江口のりこ）が死んだ亜乃音の夫・京介（木場勝己）と隠れて会っていたことが発覚し、ハリカはショックを受ける亜乃音を不器用ながらも励ます。亜乃音もハリカと一晩過ごしたことで心を許し、亜乃音を雇うこととし、2人の穏やかな生活が始まったかのように見えた。

しかし、そこで初回で亜乃音の持っていた大金（本当は全て偽札）の存在を気づいたカレーショップ店長の舵（阿部サダヲ）と謎の女のるい子（小林聡美）が暗躍。林田印刷所に忍び込み、裏金を探すが、見つからず、偶然帰ってきたハリカと出くわしてしまう。

ハリカを亜乃音の娘だと思い込んだ2人は追ってきたハリカを誘拐してしまい、ガムテープで口封じをし店で監禁。「話し合いましょう！」と舵が提案したところで、トイレから舵の幼なじみの西海（川瀬陽太）がなぜか登場。その手には拳銃が握られていて…。

さらに、予告ではハリカを人質にるい子が亜乃音に身代金を要求したり、ハリカが拳銃を持つシーンも映った。

「シリアスなアンジャッシュのコントみたい」「この世界観にハマってしまった」

切なくもハリカと亜乃音の心温まる展開から一転、複雑な関係性の人物たちの思いが交錯し、勘違いが呼び起こしたストーリーに視聴者からは「展開が読めなさすぎる！」「えー！想像の斜め上の展開！ドキドキ」「どんどん凄いことになってる」とネット上で反響が集まり、「シリアスなアンジャッシュのコントみたい」「次週から完全にアンジャッシュ状態じゃん」と、お笑いコンビ・アンジャッシュの勘違いコントを思い出すという人も。

また、主要キャストの瑛太演じる中世古理市は前回同様2話も登場シーンが少なく、3話でようやく正体が明らかになる模様。回ごとに公式HPの相関図が変わるほど関係性が複雑で、ジャンルも一言では説明できない独特な世界観が際立っているが、「やっぱり坂元裕二作品すごい」「全く話の全容が見えてないのにこんなに次が気になるなんて…！」「完全にこの世界観にハマってしまった」「みいってしまうなあ」と、“坂元裕二ワールド”に惹き込まれる人が続出している。

このほか、初回ではネットカフェで暮らしていたハリカが2話では亜乃音の家に泊まり、お風呂に浸かりパジャマを着て、布団に嬉しそうに飛び込むシーンも。「ハリカちゃんが幸せそうで泣ける…」「ダイブするハリカが可愛すぎた」「ハリカちゃんには幸せになって欲しい」と視聴者の感動を呼んでいた。（modelpress編集部）


情報：日本テレビ