ヴァンビ(C)モデルプレス

ヴァンビ、人生を突き動かしてきた“劣等感” 「今度は救う側に」“超実践型SNSスクール”設立への想い語る<HERO’ZZ university連載/インタビュー>

2024.07.09 19:30

日本最速でYouTube登録者数1,000万人を突破したヴァンビが、“超実践型SNSスクール”「HERO’ZZ university」を開校して約2カ月。SNSで多くのバズを生み出してきた彼が、今目指している世界とは?モデルプレスではその活動を1年にわたって密着。連載第1弾では、ヴァンビ本人に学校にかける想いを聞いた。

クリエイターから“学長”へ 転身の理由

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― 「HERO’ZZ university」開校が話題となっていますが、なぜ学校を創ろうと思ったのでしょうか?

僕は、昔から誰かを育てたり教えたり、プロデュース業に意欲があったんです。ヴァンゆんでも次世代を発掘するオーディションを1回やったんですが、コロナで中止になってしまって。昨年ヴァンゆんが解散した時、正直クリエイターを続けるか悩んでいたんですが、人生について改めて考えてみたとき、自分が今できること、後悔ないように全部やろうと決心したんです。ずっと胸に閉じ込めていたものに挑戦しようと思いました。

もうひとつの理由は、大きく言うと歴史に名前を残すため。これは、僕の夢からお話することになるので長くなるんですけど(笑)。早くに亡くなった父は俳優だったんです。母は父が出演した舞台の映像をずっと見ていて、その影響もあって、父の背中を追うように僕も俳優を目指すようになりました。結果的に僕には俳優になる才能がなかったんですけど、何かを世の中に残して、亡くなった後も憧れる人が出てきて、夢につながっていくって、すごくかっこいいなって。いつしか歴史に名を残す人になりたいと思うようになったんです。クリエイターになった今、自分が残せるものはSNS領域の経験と知識。今までは感覚でやっていたものを言語化して伝えることができたら、より多くの人たちの夢を叶える手伝いができるんじゃないかなと思ったのがきっかけです。

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― クリエイターとして、やりきった感もありましたか?

そうですね、ヴァンゆん解散後は結構ありました。今まで積み上げたものがゼロになった喪失感も大きくて、実際メンタル的にやられていましたね。ゆんちゃんとの出会いはすごく大きかったし、コンビとして成功できたのも相方がいてこそ。だから、1人でも成し遂げられることを証明したかった。それでスパイダーメーンというYouTubeのショート動画を始めたんです。

“言語の壁”を突破した先で見えた世界

― 「スパイダーメーン」は、スパイダーマンの衣装&覆面で正体を明かさないまま活動し、現在はYouTube登録者数1,800万人を突破(※7/9時点)。未だに伸び続けていますが、これは戦略があったのでしょうか?

そうですね。僕はこれをやろう!と思ったら、めちゃくちゃ研究するんですよ。今、日本からはYouTubeで世界にいけてないのは、日本語で日本向けにやっていて、そもそも海外にインプレッション(表示)されないから。だから、顔を隠すのは絶対条件でした。僕の好きなキャラクターで、世界でも人気のキャラクターを選びたかったので、「スパイダーマン」にしたんです。日本だと再生数が伸びても1,000万回程度なのに、非言語で世界に向けて配信すると、数億回いくわけですよ。今まで狭い世界で生きてきたなと感じましたし、“言語の壁”を取っ払ったことで、見えたものがあった。これが世界かってすごく印象深かったですし、まだまだ夢があるなって思いましたね。自分の世界が広がっていく感覚があって、YouTubeを始めた時の気持ちを取り戻した感じです。

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― 見事、1人で成し遂げたんですね。登録者数や再生数を上げるためのノウハウが、確信に変わったのはいつ頃ですか?

YouTube歴でいうと今年8年目なんですが、エンタメから始まって、料理系、メイク男子、男女コンビ、小学生向けコントチャンネルと、ジャンルを変えながら研究してきました。なぜ伸びているのか徹底的に調べて、いいところを吸い取っていく。言語化していくと、どんどん再現できるようになっていくんですよね。ロジックを色々組み合わせて、行き着いたのがスパイダーメーンでした。日本最速で1,000万人を達成できたときに、今まで自分が培ってきた知識はどの世界でも通用するなって確信に変わった気がします。

「HERO’ZZ university」への反響

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― そのノウハウが「HERO’ZZ university」で学べるんですね。5月に開校して約2カ月。反響はいかがでしたか?

ありがたいことに当初予定していた人数を遥かに上回り、開校前後の2か月は本当にバタバタでした(笑)。せっかく応募してくれたからには応えなきゃということで、急遽スタッフ数を増やしたり、受け入れ体制を広げるための準備をしたり。やるからには「スパイダーメーン」も「HERO’ZZ university」も、どちらも完璧にしたいですし、今でも試行錯誤の日々です。会社を運営していくのは、クリエイターと使う脳が違うというか…、忙しさもまた別の感覚ですね。

― BreakingDownなど数々の企業を経営する溝口勇児氏と共同創業したことも話題でした。

「HERO’ZZ university」を考えたとき、大半の大人が「そういうのもいいね」って笑って流す中、溝口は真摯に向き合ってくれて「その思いがあるなら絶対成功する」と背中を押してくれたんです。僕も熱い人好きだから、溝口の想いにすごく惹かれてこの人と一緒にやろう!と。今いただいている大きな反響は、溝口を始め、HERO’ZZのメンバーがいないとあり得なかったですし、恵まれているなと思います。

― 準備期間は1年半とのことですが、1番苦労した点はなんですか?

自分だからできていたものなのか、再現性を追求するのがすごく難しかったです。今までなんとなく感覚でできていたものを、どう説明すれば伝わるかとか。ロジカルに整理しながら、講義動画に落とし込むのが大変でしたね。


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― YouTube動画などでも、学校への想いを熱く発信されていますが、原動力になっているものを教えてください。

劣等感ですね。母子家庭で男6人兄弟だったので、子供時代は周りの子たちが物を買ってもらったり、塾やらに通ったりする中で、たくさんのものを諦めて、うらやましい気持ちを抱えて生きてきました。だから、何も成し遂げずに死ぬのはイヤだな、見返したい、絶対成功させたいという強い気持ちは昔からありましたね。“自分はアニメの主人公で、今はすごく落ちているだけ。これを抜けた先に絶対、成功が待っている”と思って、ずっと生きてきたんです。だから黒いエネルギーが強かったかもしれない(笑)。

― そうだったんですね。でも苦労を感じないポジティブさを感じます。

そうですね、きっと隠す術を身に付けたんでしょうね。幼少期から「俺、別に凹んでないけど」って強がっていた気がします。でもシンプルに、凹んでいるやつがおもろいことをしても笑えないなって思うし、YouTubeを始めてからはブランディングも意識していました。

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― 会社名でもある「HERO’ZZ」に込めた想いを教えてください。

「スパイダーマン」から来たヒーローの意味もありますが、今までの人生でヒーローのような人が何人も現れて、僕自身救われてきたんです。バンド時代に拾ってくれた事務所のオーナーさんだったり、YouTubeを成功に導いてくれた相方のゆんちゃんであったり。絶体絶命のピンチのときは、必ず誰かに助けられて生きてきた。だから僕自身がヒーローになって、今度は救う側になりたい。僕の背中を見て、夢を追いかけて、また誰かの憧れの存在になるヒーローを輩出していきたい。そこに、”バズを生み出す知識を教える”バズを組み合わせて、HERO’ZZという会社名になりました。

「HERO’ZZ university」生徒への想い

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まだ始まって2ヶ月なんですけど、すでに登録者が数万人伸びた人もいますし、これから必然的に生まれてくるでしょうね。「HERO’ZZ university」のイベントでは、生徒と直接対面で話す機会もあって「こういうチャンネルで行こうと思います」って構想を話してくれるのですが、伸びそうなものも結構あったりして。僕らの講義動画で学んでいくと、“バズ”を理解し、発想の転換をしながら、自分で考えられるようになっていく。成長過程を見られることがすごくうれしいですし、ここからもっと夢を叶えていく手伝いができたらなと思います。

― 生徒の存在は、クリエイターとしても影響を受けますか?

ありますね。やっぱり刺激になりますし、YouTubeを始めた当初の自分を見ているような…。目をキラキラさせているんだけど、どう伸ばそうと思ってるの?って聞くと「まだ分からない」と(笑)。でも根拠のない自信って僕はめちゃくちゃ大事だと思っていて、自分が成功すると信じている人しか成功しないと僕は思っています。そこに正しい知識があればいい。今の僕がYouTubeを始めた頃の僕に出会ったら、今よりはるかに速いスピードで成長できたと思うんですよ。僕ら「HERO’ZZ university」はパーソナルジムのトレーナーのような存在で、その人だけに合った伸ばし方を伝えながら伴走していきたいと思っています。自分にあった方法で、スタートダッシュしてもらいたいなって思いますね。

― 「HERO’ZZ university」で学べる生徒さんは恵まれていますね。

本当に、他にはない学校だと言い切れる自信があります。学長の僕自身がクリエイターで、これがあったらいいのになっていう、クリエイター目線を反映させているので、まだまだ良くなっていくはず。次々と溢れ出すアイディアを、実現できるメンバーも揃っていますし、裏で進めていることもたくさんあるので、楽しみにしていてもらいたいですね。

SNS社会に生きる、すべての人に

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― 「HERO’ZZ university」は、どんな方にオススメですか?

“バズ学”はインフルエンサーだけでなく、今生きるすべての人が学んだほうが良い知識だなと思うんです。SNSは切っても切り離せないツールで、生活の一部になっていますし、どんな仕事でも関わってくるはず。SNSマーケティングを覚えたい人は、HERO’ZZで間違いないんじゃないかなって思います。

HERO’ZZでは、コミュニティの場も用意していて、僕も含めて現役のクリエイターであったり、溝口であったり、直接会って話す機会を設けています。相当な覚悟を持って集まっているので、普段、夢を笑われてしまうような環境だったとしても、HERO’ZZの中では絶対そんなことなくって。僕自身、これまでたくさんの人にバカにされたんですけど、仲間がいたらどれだけ心強かったかと思う部分もあるので、本気の人達が集うコミュニティに身を置いたほうが、自分自身も本気になれるはず。実際、生徒さん同士で互いに応援し合ったり、コラボが生まれたりするので、仲間集めという点でもHERO’ZZの中に入る意味があると思いますね。

― 相乗効果が生まれているんですね。

オフラインの交流も大切にしていて、BBQや運動会、年末にはアワードなどイベントを行います。数字を伸ばすだけでなくて、仲間と楽しみながら学べる環境を用意しているんです。学べるのはSNSのスキルだけではなく、マーケティングもありますし、すでに仕事にも繋がった人もいます。編集スキルもどんどんスキルアップしますし、自分の手に職がつくという面もあります。インフルエンサーだけに向けた学校ではなくて、集客したい企業さんだったり、個人事業主の方だったり、高校生が親と一緒に参加していたり。まだアカウントを持ってない人、すでに登録者何十万っていう人と、バックグラウンドも様々ですが、熱い想いを持っている人が集まっているなという印象です。

社会現象にもなっているSNSを学術的に学べるように、僕らもしっかりと準備しているので、この社会をうまく生き抜くためにも活用してもらいたいです。

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― クリエイターとして成功するために、アドバイスをするなら?
 
変化を恐れない勇気ですね。やっぱり時代とともにいろんな変化をしていかないと追いつけない。挑戦すること、自分が変わる事を恐れない心構えは大切だと思います。僕も変化の連続でここまで来たし、変化を恐れてしまうと、廃ってしまったときに再び上がることができないというか。自分は結構色んなものを大胆に変えてきた今があるので、改めて感じますね。

― これまでも逆境をバネにさらなる飛躍をされてきたヴァンビさんの、今後の展望を教えてください。

何か新しいことを始めるときは、それが斬新であればある程、賛否の声が大きくなることはインフルエンサーとして既に分かっていました。自分の中で絶対成功する!という強い気持ちがあるなら、外野の声はあまり気にせずに突き進むのみです。結果で黙らせられるように動いていますし、その声も自分の追い風にしていくというか。HERO‘ZZも誰もが知るような企業にのし上げたいと思っているので、ぜひ見ていてください。

― 今後の動きに注目ですね。ありがとうございました。

ヴァンビの熱い想いに多くの仲間が賛同し、動き出した「HERO’ZZ university」 。モデルプレスでは“諦めない”彼の挑戦を、今後も追いかけていく。(modelpress編集部)

ヴァンビ(VAMBI) プロフィール

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YouTuber。ゆんと共に「ヴァンゆん」として活動し、2023年9月9日に解散。その後ソロ活動にて「*スパイダーメーン」チャンネルを2022年07月10日に開設し、日本最速でYouTubeチャンネル登録者数1,000万人を達成。(*現在は、Spider VAMBI に名称変更)また、ニッポン放送「ヴァンビのオールナイトニッポン」や、テレビ朝日「フリースタイルティーチャー」などメディアにも多数出演。

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