【独身の満足度】“ソロ活”で充実も、約8割が「将来への不安」あり?
チャット占いアプリを提供するリスミィは、未婚者が抱える生活の満足度や将来への不安、および悩みの相談状況を明らかにするため、全国の20代〜40代の未婚者と既婚者を対象にアンケートを行いました。
同調査からは、未婚者が現状の自由を楽しむ半面、将来への不安を一人で抱え込みやすい傾向が見えてきました。
■生活に「満足している」未婚者は56.7%
既婚者68.8%を12.1ポイント下回る
はじめに、20代から40代の未婚者と既婚者を対象に、現在の生活(仕事やプライベート、人間関係など)に対する総合的な満足度を調査しました。
現在の生活に「非常に満足している」「ある程度満足している」と回答した割合の合計は、既婚者が68.8%であったのに対し、未婚者は56.7%にとどまりました。一方、「あまり満足していない」「全く満足していない」を合わせた不満層の割合は、未婚者が39.8%、既婚者が29.7%となっています。
未婚・既婚問わず半数以上が現在の生活に満足しているものの、両者の間には満足度で12.1ポイントの開きが生じています。結婚の有無によって、日々の生活に対する満足感に一定の違いがある現状が確認できる結果となりました。
■未婚者の生活満足理由は「ソロ活の充実」が最多
理由が既婚者と異なる傾向に
では、現在の生活に満足している人は、どのような点に充実感を見出しているのでしょうか。未婚者と既婚者それぞれに理由を聞き、傾向の違いを探りました。
未婚者の回答を見ると、「趣味や一人の時間(ソロ活)が充実しているから」が62.8%で最も多く、次いで「自分のための時間が十分にあるから」(44.6%)、「自分が自由に使えるお金が十分あるから」(33.8%)と続きました。
一方、既婚者では「自分のための時間が十分にあるから」が40.4%でトップとなりました。これに「子どもの成長や家族との生活が充実しているから」(39.0%)、「趣味や一人の時間(ソロ活)が充実しているから」(36.6%)、「配偶者との関係が良好だから」(36.5%)が、いずれも30%台で続いています。
既婚者における満足の源泉が、個人の時間から家族とのつながりまで多岐にわたるのに対し、未婚者は「ソロ活」をはじめとする自身の自由な時間に大きな充実感を見出しているのが特徴的です。
未婚者の満足感は、自分自身のために使える時間やお金といったリソースが、現状において十分に確保できているからこそ成り立っている側面もあるのかもしれません。
■生活不満理由は「将来のライフプランが見えない」が55.7%
「お金の不足」が50.7%で続く
未婚者の満足感が「現状の自由」に大きく支えられている一方で、生活に満足していない未婚者は、どのような点に課題を抱えているのでしょうか。現在の生活に「満足していない」と回答した未婚者を対象に、その理由を聞きました。
未婚者の回答を見ると、「将来のライフプランが見えないから」が55.7%で最も多く、「自分が自由に使えるお金が十分にないから」が50.7%で続いてます。次いで、「仕事がうまくいっていない・不満があるから」が32.7%となっています。
未婚者の不満要因は、「将来のライフプラン」と「お金」がともに過半数となり、大きなストレス要因となっていることがわかります。現状の経済的なゆとりのなさに加え、今後の人生設計が見通せないことが、日々の生活において大きな不安に繋がっているといえそうです。
■将来への不安を感じる未婚者は約8割
「よく感じる」は年代とともに増加し40代では32.0%に
それでは、こうした将来への不安は、年齢とともにどのように変化していくのでしょうか。未婚者を対象に、将来の生活(結婚や、独身で生きていくことなど)について不安や悩みの程度を聞き、年代別に分析しました。
将来の生活について不安や悩みを「よく感じる」と回答した人の割合を見ると、20代が22.0%、30代が29.1%、40代が32.0%となっており、年代が上がるにつれて段階的に増加しています。一方で、「たまに感じる」を合わせた割合を見ると、どの年代においても約8割にのぼる結果となりました。
未婚者の多くが20代の時点から将来への不安を抱えており、年齢を重ねるにつれてその不安が少しずつ強まっていく傾向を確認できます。
ライフステージの変化に伴い、周囲の環境が変わったり、「結婚するか、独身で生きていくか」といった今後のライフスタイルについて考える機会が増えたりすることが、将来に対する不安の強まりに影響していると考えられます。
■未婚者の40.3%が将来不安を「誰にも相談していない」
既婚者27.4%を12.9ポイント上回る
年齢とともに強まる将来への不安ですが、そうした悩みを抱えた際、誰かに相談することはできているのでしょうか。将来の生活に不安や悩みを「感じる」と回答した未婚者と既婚者を対象に、現在の相談状況について聞きました。
未婚者の回答を見ると、「誰にも相談していない(一人で解決する、抱え込むなど)」が40.3%で最も多くなりました。次いで「友人や家族など身近な人に相談している」(25.3%)、「第三者(専門家や相談サービスなど)に相談している」(18.4%)と続きます。
一方、既婚者では「友人や家族など身近な人に相談している」(31.9%)がトップとなり、「誰にも相談していない」と回答した割合は27.4%にとどまりました。
既婚者は配偶者をはじめとする身近な存在に相談しやすい環境があるのに対し、未婚者は一人で悩みを抱え込む割合が既婚者を12.9ポイント上回る結果となりました。
結婚や今後のライフプランといった個人的でデリケートな悩みは周囲に打ち明けづらい側面があり、相談先を見つけられないまま一人で不安を抱え込んでしまうケースも少なくないようです。
◇【参考データ】
未婚者の不安の相談先、年代が上がるほど「抱え込む」傾向
未婚者の相談状況について、年代による違いをより詳しく見るために、世代別の回答を集計しました。
「誰にも相談していない」割合は20代の33.7%から年齢とともに増加し、30代・40代では半数近くに達しています。一方、20代は「第三者」への相談が26.5%と他の年代を大きく上回りました。
年齢を重ねるほど悩みを抱え込みやすくなる反面、若い世代ほど外部サービスを活用して不安に対処する傾向がうかがえます。
■まとめ
未婚者の将来への不安と、今後のサポートのあり方
同調査からは、未婚者が「今の自由」を満喫する一方で、年齢とともに人生設計への不安を重荷として抱えやすい状況が見えてきました。また、既婚者と比べて、その悩みを一人で抱え込んでしまう傾向が強いことも明らかになっています。
背景には、身近に配偶者がいないことに加え、年齢とともに周囲の友人たちとライフステージが変化していき、同じ目線で悩みを共有しづらくなる事情が考えられます。
将来の個人的な悩みは、関係性が近いからこそかえって気を遣ってしまう問題でもあります。未婚者が将来への不安を一人で抱え込まないためには、身近な人だけに頼らない新たな相談の選択肢やサポートのあり方が、今後さらに求められていくでしょう。
■調査概要
調査機関:自社調査
調査方法:インターネット調査(Knowns 消費者リサーチ)
対象エリア:日本全国
対象者:20〜49歳の未婚者、既婚者
調査期間:2026年4月2日〜6日
有効回答:未婚者361名、既婚者323名
※同調査では、未婚者・既婚者それぞれの性別および年代の人口構成比に合わせてウェイトバック集計した数値を四捨五入して使用しています。
出典元:https://lismi.jp/articles/single-life-satisfaction-survey/
(エボル)
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