イタリア、世界4位の輸出国へ 25年7~9月輸出額が日本を上回る
2026.01.15 06:27
提供:繊研plus
【パリ=松井孝予通信員】イタリアの輸出額が日本を追い抜いた。OECD(経済協力開発機構)が公表した国際貿易統計によれば、25年7~9月の財輸出が日本を上回り、イタリアは世界4位の輸出国として存在感を強めた。輸出額は24年に約6500億ユーロと過去最高を記録し、10年間で名目48%増。25年7~9月は前年同期比13.3%増と、ドイツ(3.1%)、フランス(3.8%)の伸びを大きく上回った。背景には、製造産地の底力と、それを取り込む企業戦略があると指摘される。
OECDは、イタリアの競争力の基盤として、中小企業が専門性を高め、産地で分業網を築いてきた点を挙げる。皮革、靴、金具、宝飾、眼鏡などの産地は、工房や企業が密に連携し、多様な製品を供給する構造が特徴だ。特定の品目に依存せず、輸出品が幅広いため、外部環境の変化にも揺らぎにくい。
こうした産地モデルを前提に、フランスのラグジュアリー企業の投資も進む。LVMHは革加工やメタルパーツなどの専門企業への投資・買収を通じ、品質や供給安定性を左右する工程を自社の管理下に近づけている。ケリングも傘下の「グッチ」や「ボッテガ・ヴェネタ」の拠点の強化に加え、ジュエリーメーカーのラッセリ・フランコに資本参加し、32年までの完全取得を見据える。
16年以降の「インダストリー4.0」による税制優遇が設備更新を促し、伝統工芸と自動化が共存する生産モデルが整った点も、国際競争力の維持に寄与している。欧州のサプライチェーン再編の中で、イタリアの相対的優位はなお鮮明だ。
輸出の持続性では、為替の変動が課題に挙げられる。また、輸出力を支えるサプライチェーン、とりわけラグジュアリー産業における労働環境への監査体制の実効性も、あらためて問われる。
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