【浜辺美波】見どころや撮影裏話も♡ 映画『ほどなく、お別れです』についてネホハホ!
浜辺美波がふわふわな衣装をまとってRayに登場♡ 今回は、浜辺さんが出演する2026年2月6日公開予定の映画『ほどなく、お別れです』にちなんだトークをお届けします。作品の見どころや、作中で描かれている“お別れ”について、ご自身が体験したエピソードも語ってもらいました。ぜひ最後までチェックしてね♡
映画『ほどなく、お別れです』 ロングいんたびゅー
2026年2月6日公開予定の映画に、新人葬祭プランナー役で出演。
大切な“区切り”を手助けする役どころや、印象的だった“別れ”について迫りました。

区切りをつけたからこそ今の自分がある
誰もが経験する大切な人との別れに立ち会う葬祭プランナーという役柄ですが、オファーを受けたときの印象は?
「原作や脚本も読ませていただいて、お別れを描く話ではあるのですが、
読み終わった後にすごく心があたたかくなりました
。もちろん、それぞれの登場人物のエピソードではお別れを自分に当てはめて想像して本当に悲しい気持ちになってしまうのですが、エピソードが終わるころにはどこか前を向けるようなあたたかさを含んでいるなと思ったんです。
私が今回演じた美空という役は、新人の葬式プランナーなのですが、亡くなった方がみえて会話ができるという人物なので、
現場に行かないとどういう感情になるのかがわからない
部分もありました。故人様と遺族の表情を同時に見て、どんなことを思うのだろうと。それを自分自身も知りたいなと思いながら臨んでいました。
泣いてはいけない役なので、涙をこらえるのに必死で......。
涙をおさえて寄り添うという距離感が難しかった
です」作中ではたくさんのお別れが描かれていますが、「別れ」と聞いて思い出す出来事はありますか?
「
上京するときに両親と別れたこと
は印象深いです。実家をついに出てしまうんだと思いました。母は私が小さいころから、
『結婚しても実家から15分以内のところに住んでね』
なんて言っていたタイプだったので、まさか娘がこんなに若く親元を離れるなんてと感じたと思うんです。きっと悲しかったはずなんですが、これがけっこう明るく『じゃあね』って感じで見送ってくれて、それが私の家族らしいなって。
まるで明日か明後日帰ってくるみたいな調子で送り出してくれたので、私もナチュラルに実家を出ることができたんです。それもホームシックにならなかった理由かもしれません」
美空が就職活動に全敗するところから物語は始まります。Ray読者にも就活生は多いのですが、アドバイスやエールを送るとしたら?
「私は就活をしたことがないのですが、同級生たちから本当に大変だということは聞いていて。とにかく自分を強く持って、信じて、頑張ってほしいなと思います。
きっと運と縁だったりする部分もたくさんある
と思うんです。普通に就活生をやっているだけでもメンタルがえぐられるはずなので、いっぱい食べて、いっぱい寝て、強い気持ちを持って挑んでいただけたらなと思います。どうしても行き詰まったら、
一度考えるのをやめてみてください
。そうすると、凝り固まった考えから解放されて、スッと答えが見つかることもあるんじゃないかなと思います」ありがとうございます。今作では「区切り」がテーマになっていますが、区切りをつけたからこそ、前に進めたエピソードはありますか?
「これも上京の話とからんでしまうのですが、学業よりも仕事を優先させたことでしょうか。もともと、中高一貫校に通っていて、勉強も好きだったので頑張りたい思いもあったんです。
でもいったんその気持ちに区切りをつけて、
上京して仕事に対して理解のある高校を選びました
。それは大きな決断だったかなと思います。今、その決心を振り返っても後悔はなくて、
あのとき思い切ったからこそ、今の自分がいるんだな
と感じています」最後に、作品を楽しみにしているみなさんにメッセージをお願いします!
「お別れは悲しくて涙が止まらなくて、心がえぐられるような気持ちになる作品なのかなという印象を受けるかもしれないのですが、それを丸ごとやさしく包んで、
ちょっと背中を押して前に進ませてくれるあたたかさや愛にあふれたストーリー
になっています。公開は2月で冬真っ盛りですが、ぽかぽかした気持ちになれると思うので、ぜひ劇場に足を運んでいただけたらうれしいです」
映画『ほどなく、お別れです』
2026年2月6日(金)全国公開
就職活動で連敗し、自分の居場所を見つけられずにいた清水美空(浜辺美波)には、“亡くなった人の声を聴くことができる”という特別な力があった。
そんな美空の前に葬祭プランナーの漆原礼二(目黒蓮)が現れ、「その能力を生かすべきだ」と声をかけられ─。それぞれの思いをつなぐ「最高のお見送り」をめざしていく。

PROFILE
浜辺美波
はまべ・みなみ●2000年8月29日生まれ、石川県出身。2011年第7回「東宝シンデレラ」オーディションニュージェネレーション賞を受賞。
2017年には映画『君の膵臓をたべたい』に主演し、第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2023年4月からのNHK連続テレビ小説『らんまん』ではヒロインを務めた。
2024年には映画『ゴジラ-1.0』で第47回日本アカデミー賞主演女優賞、映画『シン・仮面ライダー』で同助演女優賞を受賞。
撮影/柴田フミコ スタイリング/伊藤ミカ ヘア&メイク/George 取材・文/鈴木惠
Ray編集部 編集長 山本八重
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