

<薬屋のひとりごと>平手打ちも… 毅然とした梨花妃の態度に「お強くなられたものですなぁ」と視聴者感心

日向夏の小説を原作とする後宮謎解きエンターテインメント、アニメ「薬屋のひとりごと」(毎週金曜夜11:00-11:30ほか、日本テレビ系/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Lemino・TVerほかで配信)。本記事では、第30話「みたび、水晶宮」をプレイバック。今話では、下女の失踪をきっかけに水晶宮の侍女頭・杏(CV.木下紗華)の策略が明らかに。そんな杏に梨花妃(CV.石川由依)が毅然とした態度を見せ、多数の視聴者を痺れさせた。(以下、ネタバレを含みます)
深緑から猫猫への思いがけない依頼
診療所の女官・深緑(CV.勝生真沙子)に薬を作っていることがばれ、呼び出された猫猫(CV.悠木碧)。お咎めを受けることになるかと思いきや、深緑は水晶宮の下女に薬を作ってほしいと猫猫に依頼する。深緑の話では、その下女はキャラバンがやって来た頃から体調を崩し、ここ半月ほど姿を見せなくなったという。下女が診療所に行く許可をとるとしたら、妃ではなく侍女頭だろう。下女は侍女頭に願い出を無視されたのでは…と猫猫は考える。
帰りの道すがら、物思いにふける猫猫の様子に、突っ走らないようにと釘を刺す桜花(CV.引坂理絵)。しかし、注意したそばから猫猫はトカゲを見つけ、入手した尻尾を嬉しそうに桜花へ見せつける。それを見た桜花は、盛大に倒れてしまうのだった。
SNS上では、「生やす薬まだあきらめてなかったのか」と反応する視聴者も。興味のあるものを見ると猫っぽくなってしまう猫猫の愛らしい姿に、「トカゲに反応して猫化する猫猫可愛かった」と喜ぶ声も見られた。
真実を確かめるため猫猫は水晶宮へ
下女の行方を確かめるべく、変装した猫猫は、虞淵/やぶ医者(CV.かぬか光明)と共に水晶宮を訪問する。壬氏の署名が入った書状を見た杏はしぶしぶ2人を中へ通すが、ふと咳き込む声が聞こえ、猫猫たちは足を止める。猫猫が視線を向けたのは近くの物置小屋。ただの物置だという杏に、猫猫はわざと自分の正体を明かして驚かせ、その隙に虞淵を小屋へ向かわせる。
小屋にはやつれ果て咳き込む下女の姿があった。病がうつらないよう病人を隔離するのは常識だと、冷たく言い放つ杏。猫猫は梨花妃が病に伏せていたとき、病人の匂いをごまかすように香がたかれていたことを思い出す。今回はその逆で、香の匂いをごまかすために病人が置かれているのではないか。猫猫の読みどおり、小屋の奥に置かれた行李を開けると、禁止されているはずのキャラバンの交易品――香油が隠されていた。
これまでも化粧による七変化を見せてきた猫猫。今話でも杏に気づかれないほど見事に化けた猫猫に、SNSには「化粧すると化けるなぁ猫猫」「ここぞというときにちゃんとした化粧をして着飾って立ち回るってのが、なんか時代劇みたいなカタルシスがある」と感心する声が上がっていた。
杏の激白に梨花妃がとった行動は…
今話でもっとも話題をさらったのは、杏の策略を知った梨花妃が見せた毅然とした対応だった。猫猫、壬氏(CV.大塚剛央)、高順(CV.小西克幸)、梨花妃の立ち合いのもと、杏への尋問がスタート。香油が自分の物だという証拠はあるのかと反論する杏に、猫猫は杏から行李に入っていた香油と同じ匂いがすると指摘する。猫猫が杏の身体検査を行おうと手を伸ばすと、杏は逆上してその手を振り払い、猫猫の頬に痛々しい傷をつける。
それまで静観していた梨花妃は、腹に手を当てて懐妊中であることを明かす。自分は国母にふさわしくないと思っていたのだろうと問いかけ、どちらが妃になるか最後まで分からなかったと杏の頬を撫でる。すると、杏は激情をあらわにし、梨花妃より優れている自分が国母に選ばれなかったことを許せず、梨花妃を憎んでいたと話すのだった。
帝への思慕よりも地位を尊重し、香油から堕胎剤を作るという策略を企てた杏。梨花妃はそんな彼女のほほを平手で打ち、解雇を言い渡す。この振る舞いに視聴者の心を震わせ、SNSには「梨花妃の強さに痺れた!」「梨花妃、お強くなられたものですなぁ」など梨花妃の強さを絶賛する声が殺到。猫猫の心の声を引用した、「胸の…いや器の大きさが違いすぎるぜ梨花様!」というお茶目なコメントも。
後宮に影を落とす謎はいまだ解けず
消えた下女の事件は解決したが、なぜ杏は交易品が堕胎剤になると知っていたのか、誰がそれを教えたのか…など、後宮に不穏な空気をもたらす謎が消えたわけではない。終盤には、梨花妃から猫猫の話を聞いた帝(CV.遠藤大智)が考えに耽る場面もあり、以降の展開が気になるエンディングとなった。
SNSには「終わり方意味深すぎるが?帝なにかあった?」「猫猫の活躍を聞いた帝がだんまりになるの怖い」と帝が見せた表情を気にかけるコメントや、「陰謀とミステリ要素の組み合わせ方も上手くて毎度感心させられてしまう」と練られたストーリー構成を絶賛する声が上がっていた。
◆文=帆刈理恵(スタジオエクレア)
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