

異国の街に迷い込んだ!? 万博「サウジアラビアパビリオン」がスゴすぎた

2025年4月13日(日)に開幕した「大阪・関西万博」。見どころ満載のパビリオンのなかから、今回はコネクションゾーンにある「サウジアラビアパビリオン」を紹介します。
2025年4月13日(日)に開幕した「大阪・関西万博」。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。世界158の国と地域が参加し、次世代技術や文化、持続可能な社会のあり方を半年にわたって発信しています。国内外の個性あふれるパビリオンが並ぶなか、今回はコネクションゾーンにある「サウジアラビアパビリオン」を訪れました。
( Index )
まるで現地に迷い込んだようなスケール感 文化・アート・音楽が毎日楽しめるプログラム サウジアラビアの過去・現在・未来を知るギャラリーゾーン カフェやショップで買い物も!まるで現地に迷い込んだようなスケール感

2020年ドバイ万博にて「ベスト・パビリオン部門賞」を受賞したサウジアラビア王国。「大阪・関西万博」ではどんなパビリオンが登場するのか、開会前から期待されていた国のひとつです。「大阪・関西万博」では、「新しい発見の壮大な旅」をテーマに、五感をフルに使ってサウジアラビアを体感できる空間が広がります。

とにかくサウジアラビアをよりリアルに感じてもらいたいと、パビリオンの建築には、現地から運ばれた石材や素材がふんだんに使われており、その本格的な造りには思わず息をのむほど。敷地内に入ると、まるでサウジアラビアの都市に迷い込んだようなリアルな体験が始まります。

また、太陽の光を遮る設計により、館内は外気よりも体感で2〜3℃ほど涼しく感じられ、暑さの厳しい日でも快適に楽しめるのがうれしいポイントです。

また、よりサウジアラビアを感じて知ってもらいたいと、パビリオンの中心に位置する「サウジ広場」では、期間中に700以上のライブパフォーマンスや伝統工芸のデモンストレーションなどが予定されており、豊かな文化に間近で触れられる貴重な機会となっています。
文化・アート・音楽が毎日楽しめるプログラム

館内には、アートや音楽を通じて今のサウジアラビアを紹介する「文化視覚芸術スタジオ」と「文化音楽スタジオ」があります。ビジュアルアートの展示では、サウジアラビアで人気のアーティストたちが2週間半ごとに入れ替わり登場し、作品展示だけでなく創作の様子を見学できることも。


音楽スタジオでは、若手アーティストによるライブパフォーマンスが毎日開催され、予約不要で気軽に最新のサウジアラビアの音楽を楽しめます。
サウジアラビアの過去・現在・未来を知るギャラリーゾーン
さらに、サウジアラビアの過去・現在・未来をテーマにした4つのイマーシブギャラリーも見どころのひとつです。


「進化する都市のギャラリー」では、伝統建築や産業の歩みを通して、サウジアラビアの都市形成の歴史を紹介。館内にはアラビア音楽が流れ、時折野生動物の鳴き声が聞こえるなど、広大で豊かな自然環境を感じられる空間です。

「持続可能な海のギャラリー」では、サウジアラビアの海洋保全への取り組みを、美しい映像とともに体感でき、まるで海中散歩をしている気分に。


中でも注目は、3Dプリンターで制作される人工サンゴの展示。開催期間中に計332個が作られ、万博終了後には、開催国日本への感謝の意を込めて、人工サンゴを使って本物のサンゴを繁殖させ、日本の海へと還される予定なんだそう。

そのほか「人間の無限の可能性のギャラリー」では、サウジアラビアの国民的スター選手によるスピード感のある映像と音で、国民のエネルギーを表現しています。
国民の70%以上が35歳以下というサウジアラビアでは、スポーツが大盛り上がりなんだそう。

そしてサウジアラビアが思い描く未来都市構想「NEOM(ネオム)」の実現に向けた道のりを紹介する「イノベーションの頂点のギャラリー」も、視覚・聴覚に訴える迫力ある演出で訪れる人を魅了します。
カフェやショップで買い物も!







観覧後には、市場をイメージした「サウジ・スーク」へ。ショップでは、ハンドクラフトのコーヒーポットやカップ、アラビアヒョウのぬいぐるみ、伝統的な香りのキャンドル、サウジアラビアの都市をイメージした雑貨など、多彩なアイテムがそろいます。日本語訳されたサウジアラビアのマンガも販売されていて、異文化交流の広がりを感じるラインアップに心がときめきます。

カフェでは、カルダモンなどのスパイスを加えた伝統的な「サウジコーヒー」のほか、現地スイーツやお茶も提供。本場の味を手軽に楽しめるのも魅力です。また、パビリオン内にはレストランも併設されており、スパイスをふんだんに使った多彩な料理がそろい、食文化まで丸ごと味わえます。
\from Writer/
路地のように設計されたパビリオン内を歩いていると、ギャラリーからギャラリーへと自然に引き込まれ、本当に現地を旅しているような気分に。屋内は思っていた以上に涼しく、夏場の来場時にはひと休みにカフェに立ち寄るのも良いかもしれません。
EXPO 2025 大阪・関西万博
開催期間:2025年4月13日(日)〜10月13日(月)
開場時間:9:00〜22:00
開催場所:大阪・夢洲(ゆめしま)
交通:Osaka Metro中央線「夢洲駅」すぐ
※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
写真/anna、内山真紀 文/内山真紀
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