

<真・侍伝 YAIBA>佐々木小次郎の復活で刃がタイムスリップ…「バトルファンタジーからSFまで振り幅広すぎ!」と反響

真のサムライを目指す少年・鉄 刃(くろがね やいば)と、彼を支える道場の娘・峰さやか(みね さやか)、そして宿命のライバル・鬼丸 猛(おにまる たけし)らが、伝説の魔剣を巡り激しい戦いを繰り広げる「真・侍伝 YAIBA」(毎週土曜夕方5:30-6:00、読売テレビ・日本テレビ系ほか/Netflix・ABEMAにて最速先行配信、dアニメストア・Disney+・FOD・Hulu・Lemino・TVerほかにて順次配信)。本作は、直後に放送される『名探偵コナン』と合わせて“青山剛昌アワー”としても大注目。5月17日に放送された第7話は、江戸時代の剣豪、佐々木小次郎の復活を描いた「小次郎復活」。(以下、ネタバレを含みます)
巌流島に到着も、小次郎が400年の時を経て復活!?
刃(CV:高山みなみ)たち一行は、旅の目的地である巌流島に上陸するため、小舟を漕いでいた。この島には、かつて佐々木小次郎(CV:井上剛)が振るっていた魔剣「物干し竿」が眠るとされており、その魔剣からなんらかのヒントを得ることで、刃のもつ「雷神剣」を制御する方法を探るのが目的だ。しかし、刃たちの動きを察知していた鬼丸 猛(CV:細谷佳正)は、刃たちよりも一足先に、クモ男(CV:阪口周平)を巌流島へ送り出していた。クモ男が不思議な呪法を使って小五郎を復活させると、そこへちょうど刃たちがやってくるのだった。
冒頭は鬼丸によるド派手なパフォーマンスが炸裂。巨大な飛行船で東京上空に姿を表した鬼丸が、ランドマークを風神剣で真っ二つにし、「見たか下郎ども。この力、よーく覚えておくがいい!」と高笑いする姿は完璧なヒールっぷりで、もはや剣道一筋の中学生だったころの面影はない。これにはSNSでも「気持ちいいほどの大悪党になってるw」「鬼丸は日本をどうしたいんだ?」などの声があがっていた。また今回は、巨大な映像モニターを搭載した飛行船に始まり、クモ男の乗ってきたレトロフューチャーな戦闘機、刃たちの接近を知らせる小型デバイス、さらには怪しさMAXな死者蘇生術など、鬼丸一味の謎テクノロジーが満載で、この「何でもあり感」も本作ならではの魅力となっている。
武蔵と刃を圧倒!恐るべき小次郎
巌流島にて400年ぶりに対峙した宮本武蔵(CV:諏訪部順一)と小次郎のふたり。復活したばかりでまだ事態を飲み込めていない小次郎は、武蔵のビジュアルの変わりように驚きつつも、ふたりは剣を交え始める。若いままで復活を遂げた小次郎はとても強く、形勢不利な武蔵だったが、そこへ刃が乱入。ここから刃と小次郎との一騎打ちとなるも、両者の実力差は明らかで、刃は一方的にやられて手も足も出ない。敗北の気配が濃厚となるなか、小次郎のトドメの一撃が襲いかかろうとする瞬間、刃はクモ男が作った時空の穴に吸い込まれ、その場から忽然と姿を消してしまうのだった。
中盤は、武蔵と小次郎、刃と小次郎の戦いが見どころ。剣の長さを自在に伸縮できる魔剣「物干し竿」と必殺技「つばめ返し」の組み合わせで、武蔵と刃を防戦一方へと追い込んでいく小次郎の強さは間違いなく本物。400年前の戦いでは武蔵が勝っているものの、今の老いた武蔵では受けるのが精一杯のようで、さらに刃が相手となるとその差は歴然となった。武蔵に助けられなければやられていたのは確実で、偶然に助けられた前回のバットガイ(CV:興津和幸)との戦いと同様、まだまだ刃の実力は発展途上であることがよく分かるバトル描写だった。この小次郎の強さにはSNSでも「“せんぷう剣”を初見で破るのヤバすぎでしょ!」、「鬼丸並みの強さなんじゃ?」などの声が寄せられていた。また小次郎のキャラクターも絶妙で、武蔵の陽動に簡単に引っかかるなど、強くてイケメンながらどこか愛嬌も感じさせてくれるなど、またひとり魅力的なキャラクターが登場したことは間違いないだろう。
江戸時代へタイムスリップ。どうなる刃?
時空の穴へと吸い込まれた刃と、その懐に隠れていたナマコ男(CV:市ノ瀬加那)がやってきたのは400年前の江戸時代だった。偶然若かりしころの武蔵と出会った刃は、今から一週間後に小次郎との決闘を控えていることを知り、決闘後に出現するであろう時空の穴に飛び込むことで現代へ帰還することを計画する。刃は、現代に戻ったら今度こそ小次郎に勝てるように、武蔵に稽古をつけてもらいつつ、いよいよ決闘前日を迎えるのだった。
時空の穴を通って江戸時代へとタイムスリップしてしまった刃。ここではナマコ男が大活躍で、かつて鬼丸から聞いた情報を元に正確にタイムスリップの原因を特定するなど、冴え渡る頭脳で刃をフォロー。刃は「タイムスリップってなんだ?」と、まったくピンときていないレベルなので、もしナマコ男がいなかったらと思うとゾッとしてしまう。一方、江戸時代で出会った若き日の武蔵にも注目だ。現代の武蔵とはビジュアルも性格もガラリと違っていて、まさに「剣豪」といった雰囲気。街中で小次郎とニアミスした際は、木材を切り刻んで一万本の割り箸にしてしまうなど、小次郎とともに人間離れした剣技も披露してくれた。この神業にはSNSでも「箸のすべてにサイン入りってw」「桁違いの実力と自己顕示欲(笑)」などの声があがっていた。ちなみに、若き日の武蔵と刃が出会うエピソードが描かれるのは原作だとかなりあとになってから。つまり今回はかなり大胆なアニメオリジナル展開で、アニメならではの魅力が詰まったエピソードになっている。ぜひそのあたりも合わせて楽しんではいかがだろうか? さて次回第8話「巌流島の戦い」は5月24日(土)に放送予定。次回のレビューもお楽しみに!
◆文/岡本大介
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