＜ウマ娘シンデレラグレイ＞「私…勝っちゃうよ？」オグリ決断のカサマツラストラン、中央で待つ強敵たち「どんどん面白くなってくる」

2025.05.12 18:58

アニメ「ウマ娘シンデレラグレイ」(毎週日曜昼4:30-5:00、TBS系ほか／ABEMA・ディズニープラス・Hulu・Lemino・TVerほかで配信)の第6話「怪物」が5月11日に放送された。中央への移籍か、それともカサマツで東海ダービーを目指すのか。オグリキャップ(CV.高柳知葉)と北原穣(CV.小西克幸)の決断に視聴者が涙した。(以降、ネタバレが含まれます)

「私…勝っちゃうよ？」オグリのカサマツラストランの名シーン

トレセン学園の生徒会長シンボリルドルフ(CV.田所あずさ)からのスカウトを受け、北原から「次のゴールドジュニアで、勝てば中央に移籍、負ければ東海ダービーを目指せ」と条件を突きつけられたオグリキャップ。ライバルであるフジマサマーチ(CV.伊瀬茉莉也)との再戦も果たされるレースであったが、オグリキャップは自分がどうすべきなのか、答えを見出せぬままレースに臨む。

勝ってしまったら北原との夢は終わり、フジマサマーチとの約束もなくなってしまう。そう考えるとオグリキャップは全力で走ることができなくなり、あれほど楽しかった“走る”ことが、苦しいものに変わってしまった。その苦し気な表情で走る姿を目にした北原は、自分のことしか考えていなかったと気づき、オグリキャップに向かって「走れ！」と声を張り上げる。

オグリキャップと北原、２人が出した答えは全力で走り、勝つことだった。「北原、私…勝っちゃうよ？」と、オグリキャップが向けた切ない表情に、「こんなん泣いてしまうわ」「目頭が熱くなった。連載時もここで泣いた」「原作名シーンをさらに高みへ」と、SNSでは反響が舞う。

また、“怪物”の誕生の裏で、突き放され涙するフジマサマーチの姿にも、「ライバルにはもう並べない、フジマサさんの涙が切なすぎる」「フジマサマーチと柴崎トレーナーのドラマも素晴らしすぎる」「フジマサマーチも強かった、カッコよかったよ」と声が集まっていた。

オグリキャップ中央へ、待ち受ける強敵たち

ウイニングライブを終えたオグリキャップには、ファンから「中央に行かないで」という声が集まる。それに対してオグリキャップは自分の言葉で中央への移籍を告げ、北原はオグリキャップの中央での活躍を応援してほしいとファンに言葉を送る。こうして中央への移籍を決めたオグリキャップだが、じつはベルノライト(CV.瀬戸桃子)もトレセン学園のサポート学科への編入が決まっていた。前回、教本を読んでいたのはそういうことだったのだ。

思えばオグリキャップのシューズを選んだり、蹄鉄を作ってあげたりしていたように、ベルノライトは走るより、サポートの方に才能が向いているのだろう。きっと中央でもオグリキャップの心強い仲間として彼女を支えてくれるに違いない。

今回で序章「カサマツ篇」は終了し、次回から第一章「中央編入篇」がスタート。公式サイトでは新ビジュアルとともに予告PVが公開され、そこにはディクタストライカ、メジロアルダン、スーパークリーク、サクラチヨノオー、ヤエノムテキたち中央でライバルとなるウマ娘たちの姿もある。

ストーリー的にもここからより盛り上がっていくことは間違いなく、ネット上でも「どんどん面白くなってくる。これでまだ序章、マジやばい」「ウマ娘ってこんなにアツいドラマだったんや」「カサマツ篇最高でしたね。中央編入篇はもっと最高なので期待しとこう」など、ネット上でも第7話に向けての期待のコメントがあふれている。

◆文＝鈴木康道