<わたしの幸せな結婚>美世に“初めての友達”ができるほっこり展開の一方、「何か裏がありそう…」と怪しむ声も
TVアニメ「わたしの幸せな結婚」(毎週月曜夜10:30-11:00ほか、TOKYO MXほかで放送/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Leminoほかで配信)の第十七話が1月27日に放送された。甘水の脅威から美世を守るため、女性隊員の薫子を彼女の護衛につける清霞。美世に初めての友達ができる微笑ましい展開の一方で、視聴者からは薫子を怪しむ声が上がっている。(以下、ネタバレを含みます)
「わたしの幸せな結婚」とは
原作は、2019年より「富士見L文庫」(KADOKAWA)にて刊行されている顎木あくみ著、月岡月穂イラストによる同名小説。シリーズ累計900万部(2023年9月時点/コミック・電子を含む)を突破する人気作で、TVアニメ第一期は2023年7月から9月にかけて放送され、色彩豊かな美しい映像とドラマチックな音楽、実力派声優陣の真に迫る演技が熱狂を呼んだ。
舞台となるのは、日本古来の美意識と西洋文明の流行が織りなすロマンの香り高い明治大正を思わせる架空の時代。継母たちから虐げられて育った少女・斎森美世(CV:上田麗奈)が、孤高のエリート軍人・久堂清霞(CV:石川界人)と出会い、ぎこちないながらも、互いを信じ、慈しみ合いながら、生きることのよろこびを知っていくという、政略結婚から始まる和風シンデレラ・ストーリーが紡がれる。
甘水直が保有する恐ろしい異能とは
帝都に戻った直後、新興宗教団体「異能心教」の教祖・甘水直(CV:内田夕夜)と対峙した美世たち。清霞と新(CV:木村良平)はすぐに臨戦態勢を取るが、甘水は“我が娘”と呼ぶ美世に「きっとまた迎えに来る」とだけ告げ、消えてしまう。
同じ頃、清霞の部下・五道(CV:下野紘)率いる部隊が異能心教の拠点に突入したところ、敵が仕掛けた罠により負傷。対異特殊部隊の屯所では緊急会議が行われ、美世と新も参考人として出席することになった。
まず、久堂家の別邸がある村はずれの廃墟で清霞が一線を交えた信徒は、異能の家系である宝上家の人間だった。通常、全ての異能者は宮内省に管理されている。にもかかわらず、宝上はいつの間にか行方をくらませ、それを誰も疑問に思わなかった。
そこには、甘水の異能が関与している可能性が高い。新はその特殊性について、「我々が五感で受け取り、脳内で処理する情報の何もかもを操作できる、薄刃の中でも非常に強力な異能」と説明する。その分、身体的負荷が強いとはいえ、あらゆることに応用できてしまう恐ろしい力だ。激しいものになると予想される異能心教との戦いは、この第二期を通じて描かれるのだろう。
また美世は夢の中で、甘水の過去を見る。子供の頃から一族の中でも異能の力は群を抜いていたが、暴力的で手がつけられず、腫れ物扱いだった甘水。そんな中で臆さず、彼と正面から向き合っていたのが美世の母・澄美だった。唯一心を許していた澄美が斎森家に嫁いだ後、甘水に何があったのだろうか。
美世に初めての友達、SNSでは薫子についての考察も
異能心教が目指すのは、誰もが異能を持つことができる新しい世界。その創造に甘水は、美世が持つ「夢見の力」を利用しようとしていると考えられる。清霞が留守の間を狙って、攫いに来る可能性もあるため、美世はしばらく屯所へ通うことに。屯所にいる間は人員補充で旧都からやってきた陣之内薫子(CV:戸松遥)が美世の護衛につくことになった。
美世に屯所を案内してくれる薫子。人当たりのいい性格で、二人は同性かつ年が近いこともあり、すぐに仲良くなる。友達が少ないという薫子だが、それは美世も同じだ。幼い頃から斎森家で不遇を強いられ、友達を作る機会すら持てなかったはず。
そんな美世にとって初めての友達になってくれた薫子は、唯一の女性隊員。かつては清霞の部隊に所属していた部下だ。基本的に女性は軍人になれないが、異能者は希少ゆえ、力を見込まれて部隊に抜擢されたという。そんな薫子は道場を案内中、班長の百足山から新人との手合わせを頼まれる。結果は薫子の圧勝だったが、「男を立てるって常識知らねえのか」と野次を飛ばされるのを見て、男所帯の軍で女性として生きる困難を目の当たりにした美世。
一方、美世は百足山から「あなたは薄刃の血縁。いわば、異能者でありながら異能者の敵です」と釘を刺されたことで、屯所にきてから感じていた違和感の正体を見つける。薫子も美世も、軍では異物な存在だ。それでも周りの目に負けず、堂々とした薫子の姿に美世は感銘を受け、自分にできることをしようと荒れていた給湯室の掃除を願い出るのだった。
人との関わりの中で影響を受け、自分を成長させていく美世。薫子との友情も微笑ましい回だったが、一方で視聴者からは彼女を怪しむ声も。というのも、ラストで薫子が美世の護衛についたことを知った五道が何やら焦りを見せていたのだ。そのことから、SNSでは「清霞の部隊に所属してた過去に何があったんだろか」「薫子さんは清霞を好きだったりするのかな?」「薫子のようなフレンドリー過ぎる新キャラは何か裏がありそう…」という考察が繰り広げられている。
◆文/苫とり子
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