2025年に「武器になる資格」を調査! 3年連続で1位に選ばれた資格とは?

2025年に「武器になる資格」を調査! 3年連続で1位に選ばれた資格とは?

2024.12.23 11:10

通信教育を手掛けるユーキャンは、「『現代用語の基礎知識』選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」の発表に合わせ、20代〜60代の男女400名を対象に、2024年の振り返りと2025年のトレンド予測、資格取得に関する意識調査を実施しました。

■2024年、印象に残った出来事はなに?

「2024年に起きた出来事のうち、印象に残ったものは何ですか」と質問したところ、1位「能登半島地震 最大震度7を観測」(72.8%)、2位「日航機、羽田空港で海保機と衝突炎上」(42.8%)、3位「ドジャース、違法賭博関与の水原氏解雇を発表」(39.5%)、4位「宮崎で震度6弱 南海トラフで初の『巨大地震注意』」(35.2%)、5位「大谷翔平選手、史上初の『51―51』達成」(34.0%)という結果に。

今年は、新たな1年の始まりに立て続けに起きた未曾有の出来事が、多くの人心に強く残ったことが見て取れます。

また、大谷翔平選手に関する話題が2つも上位にランクインし、昨年に引き続き大谷選手への関心の高さがうかがえる結果となりました。

■2025年、話題になりそうな出来事は?

次に、2025年で話題になりそうなことを聞いたところ、1位「アメリカ新大統領が就任予定」(42.8%)、2位「『大阪・関西万博』が184日間にわたり開催予定」(28.7%)、3位「1995年の『阪神淡路大震災』から30年」(14.8%)、同率3位「サッカー日本代表戦 FIFAワールドカップ2026アジア3次予選が開催予定」(14.8%)、5位「『第27回参議院議員通常選挙』が実施される予定」(12.8%)という結果になりました。

政治・経済・スポーツなどさまざまなジャンルの話題が挙がりましたが、その中でも特に、日本経済にも影響を与える可能性がある、アメリカ大統領選挙の行方に注目していた人が多いようです。

■2025年、役立ちそうな学びは「IT・情報処理」「投資・金融」「AI・ロボット」

2025年のトレンド予測を踏まえたうえで、「2025年に役立つ学びのジャンルには、どのようなものがあると思いますか」と質問したところ、1位「IT・情報処理」(23.5%)、2位「投資・金融」(20.0%)、3位「AI・ロボット」(19.5%)、4位「医療・看護」(16.5%)、5位「介護・福祉」(15.2%)という結果に。

AI活用事例の増加も含めたデジタル化の進展、円安・物価上昇による経済不安、超高齢社会の急速な進行といった昨今の社会情勢が反映される結果となりました。

■2025年、武器になる資格No.1は3年連続で「FP」!

「2025年、取っておくと武器になる資格は何だと思いますか」との質問では、1位「ファイナンシャルプランナー(FP)」(14.2%)、2位「簿記」(13.0%)、3位「電気工事士」(12.8%)、4位「行政書士」(11.2%)という結果になりました。

1位の「ファイナンシャルプランナー(FP)」はなんと3年連続でトップに! 選んだ人は「資産形成に役立つと感じているから」(30代女性)、「生活に直結して役立ちそうだから」(60代女性)などとコメントしています。

2023年に引き続き円安や物価上昇などにより、生活に打撃を受ける人も多かった2024年。そうした経済不安から、金融リテラシーを身につけると武器になると考える人は多いようです。

2位には毎年上位に入る「簿記」が今年もランクイン。幅広い分野で活用できることに魅力を感じる人が多く、「どの会社にも必要になり得る資格で就職に有利になりそう」(20代女性)、「私生活に役立ち人のためにもなるから」(40代女性) といったコメントが寄せられました。

3位には「電気工事士」がランクイン! 電気工事士とは、電気の配線やコンセントの配置など、電気に関する工事や管理を行う専門技術者のこと。選んだ人からは「家の電気関係をいじるのにも必須な資格なので」(50代男性)というようなコメントがありました。

また、「今後新たな資格を取得したいか」という質問に対し、「とても取得したい」と答えた人は20.5%、「どちらかというと取得したい」と答えた人は37.0%となり、合わせて57.5%と半数以上が資格取得への意欲があることがわかりました。

■「リスキリング」は約5割、「学び直し」は約7割が認知している!

岸田前首相が所信表明演説の中で、個人のリスキリングの支援に5年で1兆円を投じると表明してから約2年。6月下旬に閣議決定された2024年度「骨太の方針」では経営者向けのリスキリングプログラム創設や教育訓練給付の給付率引き上げが発表されるなど、政府主体のリスキリング支援は拡充を続けています。

そんな中、「リスキリング」の知名度を調査したところ、「知っている」と答えた人は25.0%、「聞いたことはある」と答えた人は30.0%と約5割が認知している結果となりました。

また「学び直し」の知名度については、「知っている」と答えた人は全体の33.5%、「聞いたことがある」は37.8%と、約7割という高い水準で認知されている結果となりました。

昨年の同調査でも「リスキリング」は約5割、「学び直し」は約7割の認知度だったため、どちらも知名度が安定してきたと言えるのではないでしょうか。

また、「リスキリングや学び直しの必要性を感じますか」と質問したところ、「必要性を感じる」と答えた人は18.4%、「どちらかというと必要性を感じる」と答えた人は35.5%という結果になり、半数以上がリスキリングや学び直しを必要と感じていることがわかりました。

必要と感じる理由として、「社会状況に合ったスキルが求められると感じているから」(40代男性)、「過去に習得した技術でも、日々、進化していたりするから」(40代女性)といったコメントが寄せられました。.

現代社会を、先が見えづらく将来の予測が困難な状態を指す「VUCA」と表すこともありますが、そうした日々めまぐるしく変化していく社会に対応できるよう、自分自身をアップデートしたいと考えている人が多いことが読み取れます。

さらに、「直近1年間で学んでいることはありますか」と聞いたところ「以前から継続して学んでいる」と答えた人は21.5%、「新しいことを学んでいる」と答えた人は12.8%と、約3割が以前から継続して、もしくは直近1年間で学習に取り組んでいることがわかりました。

社会情勢が日々変化し、不安な状態が続いている時代の中で、今後も資格取得やスキルアップへの関心は高まり続け、行動に移す人もさらに増えていくのではないのでしょうか。

■調査概要

あなたご自身に関するアンケート

調査対象:20代〜60代の男女 400名

実施期間:2024年10月16日〜10月23日

実施方法:インターネット調査

対象地域:全国

引用元:https://www.u-can.co.jp/nr241212a

※文中の()やグラフのパーセンテージは四捨五入されており、また複数回答の項目もあるため、合計値が100にならないものもあります。

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