『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』愛を語った小日向ゆか ※ザテレビジョン撮影

ガンダム好き女子・小日向ゆか「最高のファンムービーだった」、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』愛を語りまくる

2024.05.10 19:00
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』愛を語った小日向ゆか ※ザテレビジョン撮影

2024年1月26日に公開され、興行収入45億を突破し大ヒットを記録した『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』。ガンダムシリーズの映画では最高興行収入となり、多数の有名人が本作品の感想などを投稿している。春ドラマの「くるり〜誰が私と恋をした?〜」(TBS系)にも出演し女優やグラビアタレントとして活躍している小日向ゆかもその一人。『ガンダムSEED FREEDOM』オフィシャルムックにもコメントを寄せており、大の『SEED』ファンとしても知られる小日向に、大ヒットを果たした本作品の魅力について語ってもらった。

「戦争だけでない、人間ドラマにハマった」

――小日向さんはオフィシャルムックにもコメントを寄せるくらい『SEED』好きですが、世に知られるきっかけはなんだったのでしょうか。

メディアでアニメのことをお話しする企画で出演させていただいたことがあり、自分の好きな作品でいいということで『SEED』をテーマにお話させていただいたことが世に出たきっかけなのかなと思います。それから、「あの人ガンダム好きらしいよ」って少しずつガンダムのお仕事をいただくようになりました。

――オフィシャルムックではすごく熱いコメントを寄せていましたね。『SEED』を好きになったきっかけについて教えてください。

高校生ぐらいの時に、完結したアニメを見るのにすごいハマっていて、いわゆる、ロボットアニメを観ていたんですよ。ガンダムはちょっと手が出しにくいイメージがあったんですけど、「『SEED』は面白い」と聞いて、初めてのガンダムに挑戦したのが『SEED』でした。結果、めちゃくちゃハマりましたね。

ーーイッキに全50話を見られたんでしょうか?すごいですね!

全然苦じゃなくて、むしろ「これで終わりか」「もっと見たかったな」って思いながら高校生時代を過ごしていました。その時期に見ていた作品は『コードギアス』とか、『交響詩篇エウレカセブン』『マクロスF』とか、長い物語が多かったので気にならなかったですね。

――沢山見てきた中で、なぜ『SEED』にハマったんでしょうか。他のロボットアニメと『SEED』の違いはどういうところだと思いますか?

私は、恋愛的な要素が多かったり、ラッキースケベ的なシーンがあったり(笑)、マリューさんが“揺れて”いたりとか、そういうシーンがすごく好きで、見ていてドキってしちゃうんですよ。マリューさんとムーさんの大人の恋愛もあれば、アスランとカガリのもどかしい純愛もあったり。「ガンダムって戦争の話だけじゃないんだ、人間ドラマなんだ」と衝撃を受けてハマってしまいましたね。あとは、音楽が素晴らしいです。T.M.Revolutionさんの「Meteor-ミーティア-」が流れるシーンでは毎回泣いていましたね。今回の映画でも、 うわあ、ここで来るのかと思って感動しました。泣きますね、あれは。

――小日向さんの話を聞いて、やっぱり『SEED』は女性人気が高い作品だと再認識しました。好きなキャラクターは?

『SEED』は、女の子が見ても面白いですね。あと、キャラがかっこいいっていうのもありますね!イケメンいっぱい出てくると思います。マリューさん好きなんですよね。めちゃくちゃかっこいいですね。最初はアスランが好きだったんですけど。でもやっぱカガリによって引き立てられている部分がすごく大きいですね。」

劇場で観覧し終えたら、自然と拍手をしていた

――そんな小日向さんが『SEED FREEDOM』を見た感想は?

いやもう拍手拍手拍手でした!隣の人も拍手していました(笑)。私、深夜0時からの最速上映で観たんです。そしたら隣の人も終わった瞬間に拍手をされていて。私もあまりそういうことできるタイプじゃないじゃないんですけれど、手が勝手に動いた感じの大拍手をしていました。

――ひとりで最速上映に行くくらいのガチ勢なんですね!

もう本当にめちゃくちゃ楽しみにしていましたから。実は私、シン・アスカにそんなに興味がなかったんですよ。でも、『SEED FREEDOM』ではめちゃくちゃ可愛くて。「あ、これがほんとのシンだったんだ」と思い直しました。『SEED DESTINY』ではシンはずっとピリピリしてたじゃないですか。病んでいるというか、キラもちょっと病んでいましたし。でも、(『SEED DESTINY』から)2年経って精神状態が回復しているみんなを見れたこともすごい嬉しかったですね。

――親目線みたいですね(笑)1番印象に残ってるシーンは?

1番…難しい。ラストのアスランとカガリですね。『DESTINY』でアスランがメイリンといい感じになっちゃったの?みたいな雰囲気で終わっちゃったので、その後がどうなってるのか全然わからなかったんです。で、アスラン登場してからも、全然カガリと絡まないし、メイリンと一緒にいるし、どうしようみたいな気持ちで観ていて。そしたら終盤の戦闘シーンでアスランとカガリの絆が見えました。あのシーンは面白いのと同時にめっちゃ嬉しかったんですよ!「アスランがカガリのことをちゃんと考えてくれた。大丈夫だったんだこの2人は!」って。最後のシーンでも指輪を見せたりしていて、 はあ…っていう安心と喜びがもう同時に来たんですよね。

――メイリンファンは多いですからね、アスカガ(アスラン&カガリ)推しとしてはヤキモキしたでしょうね!ほかにも印象的なシーンはありますか?

私。あとアークエンジェルがあんなことになってしまったのもショックでしたね。流れ的に、アニメの時の私好きな「舞い降りる剣」(※『機動戦士ガンダムSEED』PHASE-35)の名シーンのみたいに、どうにかして回避するんじゃないかって思ったんですけど。あれは衝撃でしたね。

止まらない『SEED』愛

音楽もよかったですね。「FREEDOM」が流れる冒頭のシーンは何回観てもかっこいい。あそこでみんなテンションうわーって上がりますよね!映画公開前に聞いてたんですけど、映画館で映像と一緒に観たらもう100倍かっこいいみたいな。

しかも私4DXで観たんですが、迫力がすごかった。もう超興奮してしまって寝れなくなりました(笑)。夜観ない方がいいですよ。たとえば、マリューさんが「衝撃に備えて!」って言った後に、ほんとにすごく揺れるんですよ。光の演出もあるし、匂いもなんかオルフェが出てくるシーンではふわっと香るんです。

ニコルの戦術を出してくれたり、ナタルさんも戦術バジル―ルというのが出たりとか。そうそう、それがものすごくテンション上がりましたね。私はニコルが好きだったので、うわ~!ってなりましたね。ほかにも“ラッキースケベ”のシーンがあったり…。

『SEED FREEDOM』はお祭り騒ぎでしたね。『SEED』ファンで気になっているけどまだ劇場に足向けてないという方は絶対に劇場で観ておいた方がいいです。キャラクターが全員活躍するじゃないですか。ハロまで活躍していましたから。

――全員活躍といえば、トリィも活躍してましたね

そう。トリィも活躍してます。今まで細かい描写や説明はなかったけど、トリィってそんな能力あったんだ!?という驚きがありましたね。びっくりするくらい、ちゃんと全員が仕事していました。毎回観るたびに「あ、この人ここでまた仕事してるのか」みたいな気付きが満載ですよね。イザークのお母さんまで仕事してましたから(笑)。だから推しキャラがいる人は絶対に活躍を劇場で見届けてほしいですね。もう感謝感謝で、感謝でいっぱい。

――感謝がすごい

ほんとに感謝です。キラとラクス、今までだったら絶対そんな直接的な言葉として言わないだろうっていうあの言葉を、ちゃんと描いてくれました。なんかそういう、なんか新しい一面みたいなのが見えた時がすごく、「はあ、こういうのもいいな」みたいな一面だらけでした。

――話がつきませんね(笑)

ほんとにそうですね。でもやっぱ監督のインタビューとか見てると、やっぱ楽しんでもらうっていうのを1番に考えてたみたいなことをおっしゃってたので、本当にファンのことを思って作ってくださったんだなってすごい感じましたね。

――ちょっと話しただけでこれだけ語りたい部分が出てくる映画ですから、1人で観に行くって結構つらくなかったですか?いや、逆に1人の方がいいんですかね…?

いや、友達と行きたかったですね。語りたくなります。我慢できなくてSNSにちょっと書いてみたりしましたけれど、でもネタバレになったら悪いし、「もう最高でした」ぐらいしか言えなくて。やっぱり言いたくてしょうがない。

――観た後にそれを誰かと語りたくなるっていうのは、やっぱりいい映画だったんでしょう。

そうですよね。のめりこんだ証拠というか、良い映画の要素だと思います。私はひたすら『SEED FREEDOM』についてXを見てました。

――まさにファンが見たいものを見せてくれた。

そう、そうなんです。「これが見たかった」っていうファンが見たいものをちゃんと作ってくれていました。もう本当に感謝でしかないですね。最高のファンムービーです。欲を言えば、また何か続きが見られたらいいな。映画じゃなくても、映像なのか小説なのかわかんないですけれども、何かしらで…。

――ガンダム映画史上最高の興行収入でしたし、ファンとしては期待してしまいますよね

興行収入45億超えましたからね。いつになるかもわかりませんが、何かしら見たいです。でも…期待しすぎないで待ちたいですね。

ドラマで活躍してもグラビアは続けていきたい

――せっかくなので小日向さんご自身のお話も伺います。今はグラビアをやりながらドラマにも出演して、お芝居でも活躍されていますね。今後の目標は?

冬ドラマでは「消せない「私」-復讐の連鎖-」(日本テレビ系)、現在は、春ドラマの「くるり〜誰が私と恋をした?〜」(TBS系)にも出させていただいています。ドラマやお芝居のお仕事をこれから頑張っていきたいと思っています。グラビアももちろん継続していきます。写真集も発売するのでぜひチェックしてください。

――グラビアのお仕事は続けられるんですね

はい、続けていきたいですね。最近のグラビアは年齢もあまり関係なくなってきていると思いますし、やれるところまで頑張りたいなっていう気持ちではいます。

――グラビアの活動は、小日向さんの中ではどういう存在なんでしょうか

私自身が、グラビアも好きで、結構写真集も見て楽しんでるタイプなんです。昔から結構好きで。小学校ぐらいの時からグラビアの仕事やりたいと思っていました。小さいころからやりたい気持ちはありましたね。でも、おしばお芝居のお仕事も今後やっぱ広めていきたいと思っています。

――女優の活動では、今後どんなお芝居していきたいですか

これまでよく演じさせていただいた「意地悪な役」を極めたい気もします。 演じていて結構楽しいです。逆に、かわいそうな役も挑戦してみたいですね。強気に出てるけど、本当は結構かわいそうな人みたいな…『SEEDFREEDOM』でいえばアグネスのような役(笑)

――お芝居の仕事の楽しさをどんなところで実感していますか?

自分じゃない自分を客観視して、自分ってなんだろう?と考えたりとか、役について考えたりとか、台本について考えたりとか、そういう、空想したり妄想したり、常に何かを考えてるのが好きなのかもしれないですね。

――ファンに向けたメッセージをお願いいします

2nd写真集「Soleil」が5月10日発売になりました。私、ヤギが好きなんですけど、ファースト写真集でも ヤギと共演させていただいて、今回の2nd写真集でもヤギと夢の共演をさせていただきました。「Soleil」はフランス語 で日向という意味で、タイトルもすごくお気に入りです。今までで一番セクシーで、全カット自信作ですからぜひチェックしてください。

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