

【New Balanceや人気革靴ブランドetc.】お得に入手できる方法とは
2024.04.10 17:10
代官山駅の目の前にある商業施設・フォレストゲート代官山の「TENOHA 代官山/CIRTY(サーティー)」で初めて開催されたイベント「Re:LIKE(リ・ライク)」。人気のシューズブランドによる公式リユースのスニーカーや革靴などが販売されたマーケットです。大切に作られた製品が人から人へ受け継がれる、新しい買い物体験の場をレポートします。
日本初・ブランドの公式リユースアイテムが並んだマーケット


名だたるシューズブランドのリユースアイテムが集合


ほとんどがリペアが不要な水準とされた質のよい状態のもので、少し擦れがある程度で、間近で見ても新品のよう。リサイクルショップや古着屋に並ぶ製品とは異なり、すべてクリーニングを施してあることも特徴です。



各ブランドのファンだけでなく、偶然通りかかった人も誘いこまれていたようでした。ベビーカーを引いた家族連れから外国の方まで、客層は様々。誰かが使わなくなっても、捨てることなくブランドへと託し、大切にリペアされて巡ってきたアイテムと出会える。そんな「公式リユースショップ」に興味を抱いた方も多い様子でした。
ブランドのリユース販売をサポートするサービス「Retailor」

このサービスを提供するFree Standardの取締役・野村さんに、Retailorについてお話を伺いました。
循環型経済を支える仕組みづくりを裏側で支援

「ブランドが一度世に出したものを自らブランドの元に戻して、しっかりクリーニングやメンテナンスなどを施して次のオーナー様に届けていく。アイテムを循環させ、廃棄を減らすたこの商流を作っていくことを考えています」(野村さん。以下同)
具体的には、下取りする際の擦れや傷などの基準決定や、受け取った製品の保管やクリーニングをし、販売後に発送する作業なども行います。
「特にファッション業界は、廃棄が多いと厳しい視線が向けられています。その中でリユースに興味はあるけれど、なかなか手が回らないブランドさんたちを裏側でサポートしています」
ブランドにも、そのファンにもプラスになるリユースFree Standardがこの事業を始めて3年ほど。普段はEC販売や直営店の中での販売を支援している同社。ブランドやそのユーザーから、喜びの声が多く届いているそうです。
「ファンの方は、毎シーズン新商品が欲しいけれど、すでにクローゼットがいっぱいなのに増やすことに葛藤もある。増してや捨てるのは心苦しい。そんなとき、持っていたものをブランドに引き取ってもらえ、買い物に使えるクーポンももらえるのがありがたいと。そうした声を実際に聞いているブランドスタッフの方も、とても喜んでくださっています。」
その中で多く寄せられたのが「ブランド公式リユースが集まったショップに行きたい」という要望。それに応えながら、まだ一般的になっているとは言えない「ブランド公式リユース」に実際に触れてもらえる機会を作ろうと、今回初のリアルイベント開催に至りました。
「リユースを世の中の当たり前にしたい」。今後はより広い分野に環境を守ることができて、ブランドにもファンにもプラスになるRetailor。現在はアパレル・スポーツ・アウトドアを中心に行っていますが、今後これをより定着させ、様々なジャンルに広げていきたいと野村さんは語ります。
「リユースを世の中の当たり前にしていきたいです。今回のイベントのように知名度の高いブランドさんと取り組んでいくことはその第一歩です。僕らが多くの成功事例を出すことができれば、リユース販売にまだ踏み切れていないブランドさんたちにも広がっていくと思います。」
ひとつの製品が長く受け継がれる。新しい買い物のかたち

writer / Sheage編集部 photo / 林ひろし
※記事の内容(本文・画像など)に関しては、許諾を得て掲載しております。
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