サムスン電子、CXL規格のメモリ半導体技術を開発
2021.05.11 08:33
提供:もっと!コリア
サムスン電子は業界初で「コンピュートエクスプレスリンク(CXL)」基盤のDRAMメモリ技術を開発した。 CXL(Compute Express Link)はコンピューティングシステムのパフォーマンスを大幅に向上させることができる代案としてあげられる、次世代のシステムインターフェイスだ。グローバルなメモリ半導体1位企業のサムスン電子が、次世代半導体技術のリーダーシップの先取りでも一足先に進むことになったという評価だ。
サムスン電子は11日、自社のCXL規格のDRAMメモリがインテルのプラットフォームでの検証を終え、次世代の大容量DRAMソリューションに関する基盤技術を確保したと発表した。
CXLは高性能コンピューティングシステムで中央処理装置(CPU)とメモリ、ストレージ、アクセラレータなどをより効率的に活用するための新しいインターフェイスだ。最近、人工知能(AI)とビッグデータ技術などの応用先が広がり、電子機器が処理するデータ量が爆発的に増加している。しかしコンピューティングシステムを構成するCPUとメモリやストレージデバイスなどの各装置の性能と集積度では、これ以上の画期的な発展を期待するのは難しい状況だ。
このために代替として浮上したのが2019年にインテルの主導で提案された、新しいコンピューティングシステムインターフェイスのCXLだ。既存のコンピューティングシステムはCPUを中心に、メモリとアクセラレータ、ストレージデバイスなどの各装置に個別にインターフェースが存在した。したがってシステムがタスクを処理するために各デバイス間の通信を行う際に、複数のインターフェースを通過しなければならなかったし、その過程で遅延などの問題が発生した。 CXLはこれらのインタフェースを一つに統合し、各デバイスを直接接続してメモリを共有させることが核心だ。
この日、サムスン電子が公開したCXL基盤のDRAMメモリはDDRインターフェース基盤の既存システムのメインDRAMと共存が可能でありながら、システムのメモリ容量をテラバイト(TB)級まで拡張することができることが特徴だ。
サムスン電子は大容量のメモリが要求される次世代コンピューティング市場に合わせ、CXLベースのメモリを適期に商用化する計画だ。
関連記事
「その他」カテゴリーの最新記事
-
れいわ八幡愛氏 初質問で今井絵理子氏に呼び掛け「これも何かの縁」「一緒に被災地支援を」東スポWeb
-
2034年サウジアラビアW杯 スタジアムビール販売禁止へ カタールW杯は直前撤回東スポWeb
-
高円宮妃久子さま 大阪で根付コンペティション記念展の表彰式に出席 学生らを激励「新たなものに挑戦して」東スポWeb
-
トランプ氏と会食の安倍昭恵さん イーロン・マスク氏との対面も報告 「哀悼の意を表します」の投稿引用デイリースポーツ芸能
-
なでしこジャパン、ニルス・ニールセン新監督、世界一奪還宣言「日本が世界のトップに返り咲くことを目指す」デイリースポーツ
-
サッカー界のレジェンドが各地に出現 SNS「カシージャスが新宿に降臨」「オーラを隠しきれてないな」 カンナバロ氏は富士山の絶景投稿デイリースポーツ
-
北の富士さんをしのぶ会で弟子の八角理事長が涙「また元気な声で叱咤激励してほしかった」東スポWeb
-
「業者に機密書類して廃棄を依頼」した有村架純の台本がオークションサイトに流出【事務所説明全文】「本人も胸を痛め弊社も困惑」デイリースポーツ芸能
-
巨人の大補強 阪神&DeNAら「他球団にとっては脅威」評論家が分析 田中将大は「いい補強」かつては江夏豊氏もデイリースポーツ